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砂場で一人遊びが多い児童に遊びやかかわりの広げる方法

                             TOSS茨城ML 河村要和

1.宝さがしごっこ

砂場で1つの場所に座ったまま砂いじり以外活動が広がらない児童がいる。そのまま自由に遊ばせておくこともよいが,教師のかかわり次第で様々な刺激を与えたり,遊びの幅を広げることができる。

以下,小学部1年生で言葉のほとんど見られない児童に対しての実践の様子である。


砂の中にブロックやおままごと遊び用のおもちゃを子どもの前で砂の中に隠す。

なにかうまってるよ。

 
 と教師が言いながら少しずつ掘って少しずつ見せていく。

あっ,あった!


 と教師がうれしそうに言って掘り出して見せる。

以上を繰り返した。

(1)宝物の埋まった砂の所を見る(2)出て来た宝物を見る(3)砂に手を出す(4)宝物に手を出す

以上のような児童の動きを引き出すことができた。さらに,

(5)自分もやってみる(6)教師にせがむ(7)友達とやり始める

 
 と広がるとよい。

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