障害児教育/知的障害/小学部/授業

授業の中ですばやく子ども達が小道具を出し入れできる技

TOSS茨城NEVER  河村 要和

 音楽のダンスで一人一人が使ったマラカスを子供たちがわずかな時間で一度に片付ける。それができれば授業の流れが切れず,次の活動へテンポよく流れていくことができます。その工夫です。

ダンボールで作った箱を用意する。(できるだけかわいらしくカラフルに)

これだけで子供たちはたちまち片付けるようになります。ただし出すタイミング場所は大切です。

1.子ども達がダンスを踊り終える。

2.音楽が終わったと同時に子ども達の中央に箱を置く。

3.授業の初めのころは曲が終わったと同時に,

この箱にマラカスを入れましょう。

と大きな声で指示をする。

4.3度目くらいになってくると,子ども達も慣れてきて,曲が終わると自分から入れに来るようになる。

5.流れがパターンになり,箱をどこにおいても曲が終わると自分から入れられるようになる。

自閉的な児童にも,目印がはっきりしており,そのタイミングが決まっていることで安心して活動することができます。

ー(C)TOSS motokazu.kawamura All right reserved. ー