帰りのあいさつ前に毎日漢字学習2

TOSS茨城ML  河村要和

知的障害養護学校の小学部3年生の児童6名を対象に漢字の学習を行った。精神発達年齢が低く,自閉的傾向を持つ児童には,絵カードと漢字だけの提示は難しいと感じた。(まず絵の認識がうまくできない。)知的年齢に合った絵本の読み聞かせをしながら,漢字をさりげなく提示していく方法で行った。

絵本の読み聞かせをしながら漢字を提示する    3分ほど

○児童はこの字型に座っている。

○漢字カードの提示はパネルシアター台(手作り)を使う。

今日は絵本を読みます。

「ごあいさつ」(ひさかたチャイルド出版)を読んでいく。

1.「くまさんくまさん・・・」「おはよう」まで読んだ後,「大人の熊さんです。」と言って公文漢字カード熊の絵カードを出す。裏面熊の漢字を見せ,パネルシアターの上の方にセロテープでとめる。

2.「うさぎさんうさぎさん・・・」「いってきまあす」まで読んだ後,「大人の兎さんです。」と言って公文漢字カード兎の絵カードをだす。裏面兎の漢字を見せ,パネルシアター台の上に止める。

お話にあわせて,3.「犬」 4.「猫」 5.「月」 6.「星」の漢字を提示していく。

1日目 9/10

基本が絵本の読み聞かせなので,6人が参加できた。よく見ていた。
どの程度漢字が定着するのか,見ていきたい。

2日目 9/12

同様に行い,漢字を聞いてみた。
5人中1名  熊,兎は× 犬,猫,月,星はすぐに答えた。MA4歳 自閉的傾向
    1名  兎だけ答えた。 MA3歳 自閉症
   他3名  は発語がほとんど無い児童。