養護学校/知的障害児教育/生活単元/小学部/ TOSSランドへ
草花や野菜を育てよう(生活単元)
TOSS茨城ML 河村要和
知的障害を持つ子ども達は1クラスほぼ6人である。障害には幅があり興味や集中する力も様々である。どの児童も興味を引きながら,共に種まきや苗植えをし,花壇作りをする方法である。 |
ねらい
・花壇作りを理解できる児童は,植物をいたわる気持ちを学ぶ。
・花壇作りをよく理解できない児童も写真を見て種まき苗植えを共にすることで,いつもとは違った土に触れ植物に触れる活動ができる。(活動の経験を増やす。)
・知的障害養護学校の中に「入ってはいけない。」という社会のルールを持ち込むことで自分以外の身の回りにも気をつける機会とする。
スイカ1 かぼちゃ1
― 花壇の花・野菜配置図 ―
3年教室側
授業の流れ 3校時(10:45〜11:25)
1.草花と野菜のお話を聞く。(教室)
@イスを持ってくる。黒板前にまるく座る。
Aひまわりとアサガオの種を蒔くお話。
Bミニトマト,スイカ,かぼちゃの苗を植えるお話。
(移動 教室→教室前花壇)
2.アサガオとひまわりの種を蒔く。(教室前花壇)
@花壇の向こう側に1組が並んで座る。
A花壇の手前側に2組が並んで座る。
Bひまわり→アサガオ→ミニトマト→かぼちゃの順に種まき・苗植えをしていく。
3.水を撒く。中にむやみに入らないようビニールテープを張る。
みんなは花壇前に座る。水を撒く様子を見る。
4.今後の花壇のお世話について確認する。
・これから毎日水を上げる。
・ビニールテープの中に入らない。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
他の先生方に確認すること
※アサガオは芽が出てきたら間引きして,一人1個のポットに移し変える。
一人1ポットはベランダにおいて育てる。
※自宅のコスモスの芽が大きくなったら,やりたい児童でお昼休みに植える。残りは先生で植える。
※農業班の先生からマリーゴールドなど来たら,花壇を囲むように植える。
※他,こうしたらという意見があればお願いします。