初めて行う交流学習

TOSS茨城ML  河村要和

養護学校の児童と小学校の児童の交流学習です。多くの児童との接触が少なく,なかなかかかわりを作ることが難しい児童もいる養護学校でまず行ってほしい。1回目に楽しく過ごし熟れることで,2回目,3回目に小学校や校外に出ても楽しい活動につながる。

 

【実践例】

2学年

1 時 間    10:10〜11:10

2 場 所    養護学校の大プレールーム

3 参加者    小学校の児童 30名

         養護学校の児童 13名 教師 7名

4 展 開

時 間

交流内容及び活動

備 考

10:10

 

 

 

 

10:15

 

 

 

 

 

 

 

 

10:25

 

 

 

10:30

 

 

 

 

 

 

 

10:50

 

 

10:55

 

 

11:00

 

 

 

 

11:10

1 養護学校の玄関で小学校の児童を迎える。

 ・ 代表児童と教師が迎え,大プレールームまで案内する。

 

 

2 始めの会をする。 (司会 養護学校の児童2名)

 (1) 始めの言葉  (養護学校の児童)

 (2) あいさつ   (養護学校の児童) 

(3)          養護の先生のお話

(4)          グループ作り

(5)          手遊び ※くすぐりの入っているもの

 

3 みんなで楽しく遊ぶ。

 

(1)          バルーンで遊ぼう

  @音楽に合わせて直系10メートルくらいのバルーンを振ったりまわしたりして遊ぶ

 

(2)          紙遊びをしよう

・紙を思い切りちぎる・体に巻く

・ちぎったものを舞わせる

・丸めてサッカー・丸めてボール投げ

・ちゃんばら・紙のひっぱりっこ

・ダンボールの紙お風呂

・その他自由に

 

 (3) 紙集めゲーム

   ・ 各グループで,どこが早くごみ袋をいっぱいにするかきそう。

(4) おやつタイム

   ・ グループ毎におやつを食べる。

 

4 終わりの会をする。 (司会 養護学校の児童)

(1)          感想発表    

(2)          プレゼント(養護児童から小学校児童)

(3)          先生のお話    (小学校の先生)

(4)          さよならの握手

5 お見送りをする。

・お迎えは2名(各クラス1名)とし,他の児童は大プレールームで迎える。

・トイレは大プレールームと事務室前のトイレを使用する。

・お互いに向き合って始めの会をする

 

 

・土養児童の呼名後,グループに分かれる。組み合わせは,大岩田小の方でお願いする。

・グループにあまりこだわらず,のびのびと活動する。

 

・バルーンの下に入る児童と回す児童に声をかけて分かれてから始める。

・細かくちぎった上質紙やお花紙を用意しておく。

・ボールにして投げたり,ちゃんばらをする時には,顔にぶつからないように気をつける。(得に目など)

・楽しい雰囲気がもてるよう,音楽をかける。

・遊び終わって,沈滞ムードにならないよう,競争で,片づけをする。

・手を洗い,トイレにいき,集まったところでいただきますをして食べる。

 

・インタビュー形式で,できるだけ多くの児童から感想を聞く。

 

 

・全員で昇降口まで見送る。

5 準備物

BGMテープ・上質紙・お花紙・送風機・スカイバルーン・上履き・上履き入れ

・プレゼント(養護学校児童→小学校児童)・おやつ・カメラ・ごみ袋