1.国語「大造じいさんとガン」の授業 20分

法則化茨城NEVER  河村 要和

4ページを開けてください。

題名は何ですか。

「大造じいさんとガンです。」

そうです。題の左側に小さな丸を10個書いてください。これまで何回読みましたか。

「2回。」    

指示1 では赤鉛筆で2個○を塗りつぶしてください。

作者は誰ですか。

「椋 鳩十です。」

そうです。正解。さすがですね。

「大造じいさんとガン」は,4年間の物語が4つの場面に分けてかかれた物語です。

指示2 「1場面を読みます。先生の後について読んでください。いきます。」→4ページのみ後追い読み。

指示3 「この後は一緒に読みます。読んだ後登場人物は誰か聞きます。それではいきます。さんはい。」
→1場面の最後まで一気に読む。

登場人物だと思うものに○をしなさい。何度も出て来る時は1度○してあればいいですよ。

児童 ・・・3箇所「大造じいさん・残雪・がん」
他1名・・・2箇所「大造じいさん・残雪」 

意見を聞く。その後,教師の考えを言う。

教師 ・・・4箇所「大造じいさん・残雪・うなぎ針にかかったガン・ガンの大群」

登場人物の条件は何ですか。

その物語で活躍している,その物語を動かしているもの。

指示4 「2場面と3場面を一緒に読みます。さんはい。」→2・3場面を一気に読む。

主人公は誰ですか。

大造じいさん。(もしくは残雪)

主人公の条件は何ですか。

その物語で大きく成長している。その物語で心がガラット変化している。
クライマックスで主人公の気持ちが大きく変化します。

クライマックスは2場面と3場面の内どちらですか。

児童 3場面。

主人公の気持ちが大きく変化している所はどこですか。1行です。

児童 17ページの4行目,「なんと思ったか,また,じゅうを下ろしてしまいました。」です。

教師「すごい。90点です。」
   「が,なんと思ったか,また,じゅうを下ろしてしまいました。」が正解です。※「が,」を抜かしていた。

ここがクライマックスの頂点です。ピナクルといいます。

なぜ,大造じいさんはじゅうを下ろしてしまったのか。これを考えてみてください。それでは授業を終わります。