手作り工作　のその１（基礎講座）
ＭＩＤＩ：サイト「童謡・唱歌の世界」より

オーストラリア民謡：調子をそろえてクリッ　クリッ　クリック

工作の素材は紙がお勧め
　　　　　　　　　　　　　　厚み０．５ｍｍ〜１．０ｍｍの丈夫な紙を使います。
　　　　　　　　　　　　　　商品名：スノーマット０．４５ｍｍ、：ゴールデンボ−ド１．０ｍｍ
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　ペーパークラフトには０．２５ｍｍ（葉書の厚み）が一般的です
　　　　　　　　　　　　　　　　紙には
　　　　　　　　　　　　　　　　　　�@事務用品などでおなじみの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　洋紙（パルプが原料）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　�A障子紙、提灯、紙幣などの大変丈夫な
　　　　　　　　　　　　　　　　　　和紙（コウゾ三椏な樹木の繊維）　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　があります。　工作で最もポピュラーな和紙は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　模型飛行機の翼に使用していました。（現在は不織布）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここでは真鍮板、鉄板と洋紙を比較して解説します。
　　　　　
なぜ紙なの？

　　　　その１　身近にあるから　

　　　　　　　　　　カラフルな厚紙（菓子箱）ならどこの家にも

　　　　　　　　　　スーパー、ホームセンター、書店の文具品売り場に

　　　　その２　安価だから

　　　　　　種類も豊富に揃ってＡ３サイズで￥２５程度高級な厚紙でも￥１００位

　　　　その３　加工しやすいから

　　　　　　　　　　はさみ、カッターナイフが使えます。

　　　　　　　　　　　木工ボンド、両面テープで接合します。

　　　　　　　　　　　　　　色鉛筆、水彩マット絵の具、サインペン他何でも

　　　　　　　　　　特に曲げやすいことは他の材料にない特長です。

　　　（注）紙には曲がりやすい方向とその直角に曲がりにくい方向があります。
　　　　　　　
　　　　　紙漉き時繊維の向きが揃うからです。

　　　　　試しに軽く巻いて見て下さい。

　　　　　きれいに巻ける向きが曲がりやすい向きです。

　　　　　いつも向きを考えてレイアウトしましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　
紙の弱点は

　　　その１　　頼りないイメージがある　

　　　　　　　多くの人は　かみは弱いものと決めつけています

　　　　　　　段ボールをイメージして見て下さい。軽くて丈夫です。

　　　その２　水分（過湿）に弱い

　　　　　　　膨らみます。反ります。溶けます。ちぎれます

その３　紫外線に弱い（経時劣化しやすい）
　　　　陽に焼ける、材質劣化（ボロボロになる）、虫にやられる。　

　　　
紙の利点は

　　その１　加工が短時間ですむ

　　その２　手軽に使える

　　　　　　専門技術が不要

　　　　　　子供から誰でも

　　　　　　試作品製作にピッタリ

　　　　　その３　　　錆びません


紙の利点を活かし弱点を補う技について

その１　
　　　　　　　強度が低い　
　　　　　　　�T本体を強くする方法：　
　　　　　　　　　　�@段ボールのように形状を工夫する
　　　　　　　　　　�A重ねて厚みを増し強度をアップする。
　　　　　　　　　　�B瞬間接着剤、樹脂をしみこませて堅くする

　　　　　　　　�U所謂補強材をつけて強くする方法：但しスペースが必要です。（邪魔になる）
　　　　　　　　　　�@角棒、チャンネル材等を使う
　　　　　　　　　　　橋梁の構造を参考にしましょう。
その２　　　水に弱い　
　　　　　　　�T表面をコーティングする
　　　　　　　　　　接着剤、ペイント、撥水塗料（傘レインコート用）、パラフィン紙など
　
　　　　　　　　　木と同じ仲間なので宿命としての弱点です。場所を選んで使いましょう。
　　　　　　
その３　紫外線に弱い（経時劣化しやすい）　　　
　　　　　　　　　　陽に焼ける、材質劣化（ボロボロになる）、虫にやられる。
　　　　　　　宿命です。コーティング材も紫外線に強くありません。
　　　　　　　　　　保管場所には注意しましょう。

以上まとめ　　
　　　紙は金属、樹脂にはないメリットが多くあります。工作の入門素材として採用しましょう。

加工時のテクニック（裏技）