司会 |
やはりメリット・デメリットって大事ではないですか。 |
E |
大事ですよ。だから具体的に知りたいですね。 |
A |
僕は自分で作ってみた。面白いのは、メリットに関しては相模原と城山と津久井はすごく一杯ある。いっぽう相模湖と藤野はデメリットが多い。 |
E |
やっぱり藤野が降りたのは、それなりの理由があるからなんですね。 |
A |
城山はデメリットが一つしかない。それは、これからの住民自治の希薄化というものです。メリットとしては、財政面や福祉のことを考えると、大きいところと手をつなぐと生活が成り立つとか、広域組合の開催ができるとか、いいことが多い。何しろ城山は相模原が見える所だからね。 |
H |
それは何をもとに作ったのですか。 |
A |
地域雑誌「アゴラ」29号の「考えよう私のまちの市町村合併」という座談会での賛成・反対論のなかから抽出したんです。 |
H |
そういう材料を出してもらって、市民が考えるということでないと、ほんと考える手立てが無いですね。 |
A |
この間、ある政党に言ったんですよ。メリット・デメリットをはっきり示して市民の議論を喚起したらどうかと。 |
H |
そうですよね。議員がやることはそれですよね。 |
F |
どうすれば市民が一緒に考えるかという手だてを。 |
D |
今回の6月議会に共産党が提出した「相模原市民投票条例」はどうなりました。 |
A |
総務常任委員会に審議付託されて、6月28日の本会議で結果が出ます。政党の提案は大抵否決です。他の政党が出したものは原則反対だからね。 |
E |
合併問題では住民投票をするところがありますね。 |
A |
今度、6月27日に藤野町でもやりますね。結果が注目されますね。 |
E |
住民投票になれば、多少は何だろうと関心を持ちますね。 |
C |
小川市長はそれを一番避けたい。自分の再選をもって信任とする狙いなんでしょうね。 |
司会 |
再選されなければ意味がない。私は個人的には住民投票は好きでない。例えば住民の意志できめるでしょ。もし悪い方向にいったら誰が責任とるの。市長や議員は次の選挙で落とせばいいけど、住民では誰が責任を取るかということです。 |
B |
でも市長や議員を落とすことが出来てないじゃないですか。だから新しい手法でやるしかないじゃないですか。 |
次のページへ>>
|