緊急座談会

これでいいのか市町合併?

関心示さぬ市民(1)

司会 これまでの意見では、市は政令指定都市を目指していること、それと3町は財政的に困っているので合併したいと言うことですね。ところが市民はといえば、合併協議会の傍聴席を100席用意したのに28人しか来なかった現実がある。市民へのPRはどうか。
勤め人が傍聴できないようにやっているんじゃないでしょうか。
何を基準に判断していいか情報が出てないないと思う。
市民に分かって欲しいとは市は思っていない。
合併協議会だよりだと、去年の5月から始まった形になっている。任意とはいえ協議会ができ、きやき会館の3階に職員がいて着々と進めている。市民の意向に関係なく「合併ありき」で体制を作っている。
司会 行政から言うと、いろんな団体に呼びかけても0人居ればいいほう。知らされていないというが、その点はどう?。
合併協議会のメンバーも公募での人はいても殆どは地域の団体の代表者だし、男女共同参画といっても女性は3人だけ。
「まちづくりの将来ビジョン検討委員会」は全員公募ですが、協議会はお偉方ばかりです。この委員会は学習会などして協議会へ報告しても、聞き置く程度にしか扱われないと思う。合併後の議員定数にしても、協議会長(小川市長)から各市町の議員を集めた別の検討委員会を作らされ検討したが、ビジョン検討委員会はまさにアウトサイダーになっている。それら委員会を傍聴すると分かるけど、委員(議員)は驚くほど発言しない。
市民に力があれば、これをきっかけに街づくりを考えるのだけど。
市民が悪いんだな。
もっと時間をかけて、市民の都合の合わせてやることがあってもいい。皆仕事して生活抱えているんだから。行政に合わせて市民はバタバタしている。
バタバタさえしていない。要は関心がないのでしょ。
東京とかに働きに行っている限りは、直接関係ないですよ。それより合併に近い場所の人達はどう思っているのでしょうね。
過疎の地域になるからと、3町の住民は嫌がっている。どうしたって相模原が中心になるから。市役所に来るのも大変でしょ。限られた財源を使うとしたら相模原になるしね。3町の人たちは(相模原の)図書館や博物館には魅力を感じるかもしれない。
今だって使えるじゃない。逆に(相模原市民も津久井町や相模湖町の)湖だってだれでも行けるし。
パスポートが要るわけじゃない。

小倉橋から見る相模川。左側が相模原市。右側に城山・津久井町が続く。

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