その2
 これといった観光地が有る訳ではありません。相模湖(左)で釣りをしたり、山にハイキングに行ったり。

 右の写真に家が有るのが判るでしょうか。急峻な土地に住み、茶畑を営んだり。
 大雨が降る度に山崩れを心配します。

 牧馬地区は道志川に接しています。夏にもなると、川遊びに来る人達がオートキャンプ場にやって来ます。夜になると、オートキャンプ場に新しい集落が出来たように川沿いが灯りに溢れます(左の写真)。まん中の写真で、川遊びをしている人達が写っているのが判るでしょうか。
 それでも、台風や集中豪雨が来た時などは道志川は濁流に変わります。時々、行方不明者も出します。(右) 

 藤野町にはあちこちに残土処分場があります。捨てられているのが残土だけとは限りません。時々、怪し気な物も混ぜられて捨てられます。左の写真の残土処分場も、すぐ下流に水道の取水場があるのですが・・・。水源地に住むと上水道が信じられなくなります。
 その残土処分場が雨で崩れて大騒ぎにもなります(右の写真)。氷河の様になだれ落ちた残土が杉林をなぎ倒し、道をふさぎます。こんな失敗例があるのに新たな残土処分場の計画は次々にもちあがり、無反省に許可されます。

毎年、篠原地区の大石神社(左)で行われる人形浄瑠璃。準備や運営には地元の方々がボランティアで参加しています。
(右の写真:撮影 三宅岳氏)

 浄瑠璃に限らず、何か面白そうな計画が持ち上がると、自然に人が集まって実行に移ります。左の写真は、使われなくなって壊れかけた水車小屋を復活させようという試み。右の写真は『図書館を考える会』という団体が行った、古本のフリーマーケットです。

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