もうじきまた3月11日がやって来るが、年々、震災について振り返るような雰囲気は薄れてきている。実際には、支援を必要としている人は、まだまだ大勢いるはずだが。
放射能汚染だって、数年で改善できるようなものではない。居住している身の回りだけ土砂をはぎ取っても、広大な山野は汚染されたままだろう。これから何十年と時間をかけて、汚染が薄れ行くのを待つしかないのだろうか。
地震だって、収まったわけではなかろう。熊本での震災の記憶も生々しいし、死者が出るような火山の噴火事故も相次いでいる。世界的に見ても、このところ火山の噴火は多いらしい。
たぶん、次の地震に備えて、油断する事無く準備を整えている自治体もあれば、少し気が緩んでいる自治体もあるだろう。次の大地震の時には、そんな差が表に現れてくるんじゃないのか。
これは自治体だけではなく、備えの有る人と、油断した人の差も、もちろんあるはずだ。
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