いつのまにか、夕方の6時頃でも薄明るくなってきた。これから寒さと暖かさを繰り返しながら、春へと向かっていくのだろう。写真が急に横長になったのは、愛用のカメラが不調になって、別のカメラで撮ったからだけど、直らないかなぁ。気に入っていたカメラなのに。
早春のこの頃になると思い出す歌がある。昔、NHKの「みんなのうた」で流れていた『雪娘』。NHKで流れていたのとは違うけれど、ユーチューブにもありますね。
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歌詞の冒頭で、「風が吹いて 雲が流れ めずらしく 晴れ間が見えた」とある。ここで「めずらしく」という言葉がさらりと入るけれど、心にずしりとくる言葉だなぁと思う。
私が住むのは山里で、平地よりは寒いけれど、寒いと言っても南関東ですからね。冬でも陽光には恵まれている。この歌を聴くと、自分なんかよりも、遥かに切実な思いで春を待ち焦がれている人がいるんだなぁと思うのです。
もっとも今回の冬は、雪不足で悩んだスキー場も多かったそうですが。
歌詞の二番の、「人のように 窓を叩き 木枯らしが 吹きぬけてゆく」というのも、昔の表現だな。強風が吹き付けて、ガラス窓と窓枠が「タタン、タンタン」と音をたてるなんて、今の窓にはないだろう。
昔の歌だけでなく、今の春の歌にも、心にずしりと来るものがありますね。
『花は咲けども』
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