7月10日(日)の続き | |
この町長選。今にして思えば、「ポジティブ」と「ネガティブ」の戦いだった。 『こんなにイイ町じゃない!、ここで頑張ろうよ!』 まあ、町は人が住む場所に過ぎないと言えば、そうかもしれない。町に住む人の、皆が皆が、町を好きにならなければならない、町に夢を見なければいけない、などと言い出したら、それこそ戦前の『愛国心』同様、最悪の全体主義にもなりかねない。 だから私も無理は言わない。 ただ、少しでもこの町に愛着がある人、ここで藤野町が消えてしまう事にしのび難い気持ちを持つ人ならば、子供達のようにもう一度藤野町に対して「夢」を抱いて欲しいと思う。 しかし、私がビラを配ったりして感じた印象として、どうもこの世の中、あまりにも『物事は複雑で、思うようにはいかないよ』と考え過ぎて、考え方がネガティブな方向に進み過ぎているのではないかと感じた。 人口530万人のデンマークでは、年間1万7千人を超える若者達が、事業を起こしている。人口1億2千万の日本では、その数は7千人を切る。 どうもこの国は、『世の中、そううまくいかないよ。』『それはちょっと無理なんじゃない?』と言い過ぎて、あまりにも自分達を、無気力な方向に飼いならし過ぎたのではないかと思うようになった。 しかし、もうここらで「ネガティブ」に行き過ぎたネジを、「ポジティブ」な方向に回してもいい頃ではないか。 |
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余談 『どうもよく判らない。どっちに投票したものかね。』 人間を見る基準で、一番好きな言葉を右隣に挙げておきました。 |
子曰、 その人が今まで何をしてきたかを観察して、今何をやってるかを見て、これから何をしようとしているかを想像してみればいい。そうすればその人の正体なんて隠しようがない。 |