別の話

7月4日(月)の、別の話

 以下は、昨夜ネットの『エキサイト・ニュース』に毎日新聞社が掲載していた記事です。(こういうのを勝手に引用するのって、違法なのでしょうか。ちょっと不安)

 <仙台市>ゴミ満杯で周辺自治体に依頼 ゴミ焼却場使えず
[ 07月03日 19時06分 ]


 仙台市が、ゴミの一部処理を周辺自治体に依頼する異常事態に陥っている。4月に稼働予定だった泉区のゴミ焼却場・松森工場が、試運転中の事故などで止まったままで処理が追いつかず、今月20日ごろには貯蔵能力を超えてあふれるためだ。市は6日から松森工場の試運転を再開させる考えだが、住民からは運転中止を求める仮処分申請も出されており、先行きは不透明だ。

 市によると、松森工場は計画処理能力1日600トン、総事業費365億円で三菱重工業(本社・東京)が施工した。試運転中の3月31日、3基ある焼却炉の1基が緊急停止した。有害物質放出を防ぐ装置が、内部にたまったガスの異常燃焼で焼損したためだった。三菱重工社員の誤操作による故障や、炉内のゴミが不完全燃焼するトラブルが原因だ。さらに5月13日には、「残る2基もトラブルがあった可能性がある」として試運転を停止した。

 これで、市のゴミ処理計画は狂った。市内で1日に出るゴミ1100トンに対し、松森工場を除く2工場の処理能力は1080トン。焼却炉が定期検査で使えない時は、1日に300トンもの未処理が出た。3工場は2万トンのゴミをたくわえられるが、今月20日ごろには満杯になる。市は6月13日、周辺自治体に今月9日まで1日最大80トンの処理を依頼した。同時に、「トラブルの原因解明ができた」として7月の試運転再開を表明した。

 それでも、ゴミ運搬費や処理委託費は2800万円かかる。市は負担金を三菱重工に請求するとしているが、地元住民は「トラブルの責任の所在がはっきりしていない」「原因究明は不十分」と反発している。

 住民側は今年4月下旬、仙台地裁に運転差し止めを求める仮処分を申請した。住民側によると6月27日に行われた審尋では、「事故原因について専門家の意見も聞いてみたい」と、今後2回の日程が加えられている。【小平百恵】

 もしかしたら、この事件。相模原市と津久井郡との合併に、何らかの影響を与えるかもしれない。まあ、判らないが。
 一体この記事と、合併問題のどこが関わるんだと言われそうですが、詳しいことはいずれ別の機会にまとめて書きます。とりあえず、三菱重工業製のゴミ焼却炉(たぶん、相模原市に建設が予定されているが、いろいろ議論があるガス化溶融炉と同じもの)が絡んでいるとだけ、言っておきます。