■受診を迷っている方へ■

◆初めてでも安心！　婦人科受診のポイント

【受診準備】
最近の月経開始日がわかるようにしておきましょう。
身体を清潔にしておく必要はありますが、膣内を洗浄する必要はありません。
膣内の分泌液を検査することがあるのでかえって診察の妨げになる事があります。
保険証を忘れずに持っていきましょう


【月経情報の収集】
月経周期の情報でホルモンのバランスや働きを知ることができ、診断しやすくなります。
できれば基礎体温を１〜２ヶ月つけて持参してください。
急な受診の時は、基礎体温の記録はなくて良いので、月経の周期・量･期間・状態を答えられるようにしておきましょう。


【ファッション】
パンツスタイルよりスカートの方が内診を受けるときに便利です。
また、腹部の触診や超音波検査が必要な時がありますので、前開きでないワンピースも避けたほうが無難です。

◆身体の出しているサインを見逃さないで！！

• 月経の変化（月経不順・量が多くなる・期間が長くなる・月経痛がひどくなる）
• おりものの変化（おりものの増加・水っぽいおりものがでる）
• 痛み（性交痛・月経痛・排便痛・下腹部痛・腰痛）
• 下腹部の膨張・下腹部の違和感
• 腹水がたまる
• 出血（性交後出血・不正出血）
• 乳房の変化（しこりができる・おっぱいが引きつれる・透明な分泌液が出る）
• 貧血

上記のような症状には病気が隠れている場合があります。
安心して日常生活を送るためにも、気になる症状があるときには早めに受診しましょう。