公  演  案  内



    V O L. 16  公演 !!  

                 芝居と音楽のコラボレーション公演
        
   今回は、ひさしぶりに新作となります。

   それも2年ぶりの公演です

   小さな劇場での公演です。

   パワー全開の公演になることでしょう!

   今回は音楽ライブとのコラボレーション公演。

   今から楽しみにお待ち下さいね。
<タイトル>          時 の 宝 箱    ージュエルボックスー
<日  時>      2012年 10月 12日(金)〜 15日(月) 
 
<タイムテーブル 
   
             
      マ チ ネ  ソ ワ レ
10月   12日(金) × 19:00
  13日(土)  13:00 17:00
  14日(日)  13:00 17:00
15日(月) 14:00 ×
 
         * 日によって開演時間が異なりますので、ご注意下さい。
         * 受付は開演45分前。 開場は開演30分前。

<場  所>          シアターブラッツ  (新宿)
             


  靖国通り沿い・元厚生年金会館 跡地 向かい
  歩道橋前・100円ローソン隣り・地下B1

※  地下鉄 丸ノ内線「新宿御苑前」駅 徒歩5分 
※  都営新宿線「 新宿三丁目 」駅 C7出口 徒歩5分

  JR「 新宿 」駅 徒歩15分
         
(注) 駐車場はございませんので、
    お車のご来場はご遠慮下さい。
  
(地図・アクセス)



<ストーリー>



 東京下町で小さな鮨屋を営む謙造、俊恵夫婦。

ある日二人は大喧嘩。引き止める見習い職人の裕一を振り切って俊恵は家を出る。

それから七年後、会社経営で成功した俊恵は、社員の慰安旅行で伊豆の観光ホテルを訪れる。

 ホテル内ではダンスショーがあったり、音楽ライブがあったり盛り沢山。

そこで、若い新妻を伴なった謙造と偶然にも再会してしまう。

 二人の心には何が・・・そして見つけた宝物。


めまぐるしく変化する現代の時間の中で、

梗の会がお贈りするお芝居と音楽のゆったりした
時間(とき)の流れをお楽しみ下さい。

   「梗の会」がお贈りするライブ空間!

             乞うご期待!!


<料 金>

 
前売り 4,000円 
      当 日  4,300円
        
     (日 時 指 定 ・ 全 席 自 由 )

   リピート割引 500円  (当日 、半券をお持ち下さい)
        
<チケット
お申し込み>

予約ホーム 
    http://www.beyond-net.jp/seabose/webmail/kyo/resmail_0
          
<お問合わせ>
  T e l  03−3633−8418 ( 梗 の 会 )
  M a i l  kyo-no-kai@mx6.ttcn.ne.jp
VOL.14公演  西 鶴 の 女           
 2009年 2月 19日(木)〜22日(日)

 
 貞亨二年(1685)大阪、鎗屋町。
俳諧師から「好色一代男」で浮世草子作家となった井原西鶴の家で、
子守り女として雇われた おさわが、盲目の娘おきつと三人で暮らしていた。
 そんなある日、昔馴染みの版元森田屋がやって来て新しい好色草紙を依頼。
それまで温めていた「好色五人女」の話が二人の間で急速に進んでいく。
その中、西鶴の目を盗んで原稿を読むおさわは、彼女たちの生き方を通して
次第に女としての視点を変えていくのだった。
 西鶴の昔の女おくめに三味線を習っているおきつが、西鶴の弟子に心を寄せている
ことを知った西鶴は、団水を破門する。
二人の思いを引き裂いた西鶴に腹を立てるおさわ。
 一方、西鶴の義妹のおれんは、西鶴に横恋慕していたが、見かねた夫の徳右衛門は
おさわに、相談を持ちかける。それを引き受けたおさわは、一芝居打ってみせる・・・
 それをきっかけに西鶴とおさわの生活が、浮世草紙の中の世界と交差していく・・・



             「西鶴の女」が新しく生まれ変わって12年ぶりに深川に帰ってきました。

        初演は1997年5月。再演は2004年8月。そしてご好評につき4年ぶりに再々演。

        この作品を通して感じますことは、主人公の「おさわさん」は初演当初の年齢ですが、
        演じさせていただく私は歳を重ねました。
        ただ私の微少な成長と共に「おさわさん」も成長しました。
        おかげで私の意志とは別に自由に物語の中で動き回ってくれます。
        次回再々再演する事になった時はどうなることやら・・・
        また楽しみが増えました。

        「おさわさん」の台詞で「夢があれば元気が出る」とありますが、
        いつもこの台詞に勇気づけられ、夢は見るものでなく叶えるものとと思い
        「梗の会」はこれからも、色々なことに挑戦し、公演を続けられる様に
        夢を追いかけ、夢を持ち続けていきたいと思います。

        今後も、スタッフの協力の下、出演者の意気込みと共に素敵な公演を作ります。

        劇場にお足をお運び下さいましたお客様にはこの場をお借り致しましてお礼申し上げます。
        次回作品も楽しみにお待ち下さいませ。

                        2009年 2月 吉日




VOL.13公演  月  華 
                   2007年 11月13日(火)〜18日(日)
ス ト ー リ ー 江戸後期の下町。

月の美しく輝く夜に、白粉問屋(扇屋)の蔵から二千両が盗まれた。

一方嫁入りを四日後に控えた 紗耶(娘)はマリッジブルーに落ち入っていた。

そこに謎の女お紺と佐吉が現れる。

十五年も屋敷から出たことがないと言う沙耶を夜の散歩に誘うのだった。

翌朝、蔵の中にねずみ小僧参上の張り紙に慌てふためく一同。

そうとは知らず朝帰りした安右衛門(扇屋の主)は弥助(番頭)に事件を知らされるが、

番屋に届けようとはしないのであった。お鷹は(お内儀)はそんな亭主の朝帰りを責める。

何も知らないさやは昨夜の散歩が夢のように楽しかったので、およし(乳母)に頼み、

佐吉の元を訪れるため家の外に出掛けるのであった。

沙耶の留守が発覚すると、それが何故かねずみ小僧の仕業になってしまった。

探し回るお君(女中)や為吉(丁稚)達。

お紺の家に着いた沙耶は、見せ物小屋に連れて行って欲しいと頼むがお紺に断られてしまう。

可哀相に思った佐吉が沙耶を案内するが、およしがはぐれてしまう。

探しているうちに、沙耶は弥助に見つけられ家に連れ戻されてしまう。

しかしまた何故かねずみ小僧の書き付けが・・・

沙耶と引き換えに五千両と・・・!

途方にくれる安右衛門にお鷹は、お美世(次女)を引き取り離縁する決意を言い出す。

そんな修羅場にお紺が現れ、お節介に口を挟む。

翻弄される一同。

ねずみ小僧とは? お紺とは?

扇屋の将来は・・・。

やがて謎が、月の明かりに照らし出されるように、姿を現すのだった・・・。

梗の会が贈る娯楽時代劇
!!




             前回VOL13公演では久しぶりの現代劇を上演させて頂きましたので、
        今回の作品は単純に時代物をと思って新作を上演させて頂きました。

        新宿の小劇場で、衣裳・かつらを着用して動き回れるのかな?と、とても不安でしたが、
        スタッフの協力の下、出演者の意気込みと共に素敵な公演となりました。

        今回脚本は「小松京雅」の作家デビューとなり、不安の一言に尽きましたが、
        お陰様で演出家をはじめ今公演に関わって下さった方々のご尽力で
        楽しんで頂ける作品に仕上がりました。


          劇場にお足をお運び下さいましたお客様にはこの場をお借り致しましてお礼申し上げます。
          次回作品も楽しみにお待ち下さいませ。

                        2007年 11月 吉日





          
VOL.12公演  かげろうの吹く風 
                   2006年 2月 7日(火)〜12日(日)
 
ス ト ー リ ー

三国 武(父)と弓子(娘)が住むマンションの一室。
武の留守に弓子と信次(恋人)が愛を深める。
そこに帰って来た武は、烈火のごとく怒り狂う。
そんな時突然起きる地震。気絶する信次。
そこに死神が現れるがこの死神どうやら落ちこぼれで、死なない人間の
ところにばかり出現するらしい・・・
当惑している人々をよそ目に、信次に取り憑いているのは花魁の幽霊だと!
そこで潮来の太木に除霊して貰う事に・・・現れたのは桔梗という幽霊。
ただこの幽霊、何故此処にいるのか? 百年以上も眠っていたので、
記憶喪失らしくまったく覚えていない様子・・・チンプンカンプン!
にも関わらず何とこの家に住み着いてしまい、幽霊仲間を呼び集め、
ついには幽霊達で「脅かし屋」なる事業を始めてしまう。
これが大当たりして三国家は大儲け。
事業拡大を図り、多くの幽霊達が集まってくるが、慣れない仕事の為なのか
幽霊達にトラブル続出。その度に上手に解決する桔梗。
そんな桔梗に、いつしか心を寄せる武がいた。
そんな時、長野で病気療養していた綾子(妻)が帰ってくる。
間に挟まれ行き場のない武。
桔梗は、太木の悪意も相まって三国家を去る決心をする。
一方、幸子(妹)は株取引で大損して七千万円の借金を背負ってしまう。
さてこの家族の運命は? 幽霊達は?
そして桔梗の行く先は・・・? 記憶は・・・?
人間達と幽霊達が巻き起こす、現代版ファンタジー!



    ( このドラマは全てフィクションであり、登場する幽霊は人間です? )




        今回は2年ぶりの新作です。それも久しぶりの現代劇です。(一人芝居も含め過去3回)
       でも「梗の会」がお贈りするのは普通の現代劇ではありません。(やっぱり?)

       「10周年」も無事に迎え、「西鶴の女」の再演も好評に終え、
       次は現代劇と決めていましたが、やはり私達が想うはファンタジーの世界!

       そこで思いついたのが 【 ゆ・う・れ・い 】 です。

       幽霊って、怖い存在に思うのですが、恨み辛みのない幽霊もいるのでは?
       何かを伝えたいだけとか・・・見守っていたいだけとか・・・
       また幽霊が記憶を無くしたらどうなるのかなぁ?
       この世にもあの世にも、存在すらも忘れていた事になるのかなぁ?
       と、こんな?を思い、この作品に取り組みました。

       人も、幽霊も、生きている存在というのは短いものかも知れないし、儚いものかも・・・
       だからこそ頑張れるのかなって!



          「梗の会」は次の作品に向けて、関係者一同また頑張ります。
          次の夢に向かって、歩き出します。(走ると疲れるので・・・)

           次回作品はまだ何も決まっていませんが、楽しみにお待ち下さいませ。

            今後もご支援ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。


                       2006年  3月  吉日







                   
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