第3位 第37話で夕陽の中でナックル星人、ブラックキングと戦うシーン
新マンと言えば、大木特技監督の夕陽が浮かびます。この第37話だけではなく、グドン、ツインテールと戦った第5話や、キングマイマイと戦った正に「落日の決闘」であった第32話なんかも印象深いです。
しかしながら、やはり夕陽の中であらゆる必殺技を封じ込められたこの第37話の夕陽のシーンに勝るものはないような気がします。
この時新マンが喋るんですよね。「太陽エネルギーを私にくれ。頼む。太陽エネルギーを私にくれ。私はここで倒れるわけにはいかないのだ。」と。
悲痛ですよね〜。何かいいんですよね〜。(流石は上原脚本!)
でも、それ故次回第38話の大逆襲劇につながるのですから、やはり名シーンなんです。
ということで、第3位は厳密に言うと夕陽の中でナックル星人、ブラックキングに甚振られる新マンでした。

第2位 第18話でセブンからウルトラブレスレットを受け取り地球に帰ってきた際に撃墜された加藤隊長の乗るマットアロー2号を空中でキャッチするシーン
普通は第18話と言えば、セブンが新マンにブレスレットを渡すシーンか、ベムスターをウルトラスパークでバラバラにするシーンだと思うのです。
しかし、私的にはそれでは面白くないんです。
この回も第3位の時同様に新マンが喋ります。「お前がお前の子である地球を愛しているならば、この私にベムスターと互角に戦える力を与えてくれ。」
う〜ん、この回も悲痛!(流石は市川脚本!)
しかし、この後セブンが新マンを救助し、新必殺武器を伝授します。
何故このシーンじゃないのか?と言うと、セブンの声がダンの声(森次さん)ではないからです。
たった1シーンだけどけちるな!しっかりとキャスティングしろ!と子供の頃に怒った記憶があります。
ということで、このシーンはパス!(笑い)
地球に帰ってベムスターを倒せとセブンに命じられた新マンは地球目指して飛んでいきます。
その時地球では加藤隊長が孤軍奮闘でマットアロー2号で戦っていたのです。
しかし、MATが初めて対する宇宙怪獣の前についに加藤隊長機も被弾してしまいます。
その時、主題歌と共に新マンが飛んできて、墜落を覚悟した加藤隊長機を空中でキャッチ!
ここです!ここ!
画面とBGMが織り成す最高のウルトラワールドです。
やはり冬木氏の曲使いはうまい!
その後の加藤隊長の「ウルトラマンが帰ってきた。」と呟くシーンも中々気に入っていますが、この空中キャッチには敵いません。
当然ベムスターが何故か?無防備の状態でバラバラにされるシーンも、私的には敵わないのです。
ということで、第2位は主題歌に乗って加藤隊長の乗るマットアロー2号を空中でキャッチするシーンでした。

第1位 第38話で初代マンとセブンが史上初の兄弟合体光線でナックル星人の処刑用宇宙艇を破壊するシーン
やはり、第38話「ウルトラの星輝く時」を語らずして、新マンは語れません。
第3位にも登場した第37話でナックル星人に捕らえられた新マンを初代マンとセブンが救いにくるところです。
処刑を待つ新マンを助けに、初代マンの主題歌に乗って初代とセブンが現れます。
ハヤタ「ウルトラマンを蘇生させるためにはウルトラの星作戦しかない。協力を頼む。」
ダン「分かりました。ウルトラの星を作りましょう。」
かなり太目のハヤタと相変わらずのモンチッチヘアのダンは愛嬌として(失礼)、ここに初めてウルトラ兄弟が変身前の姿で集うという歴史的な瞬間が訪れるのです。
しかし、BGMがセブンの主題歌へと替わり、新マンを救いに変身後飛び立つシーンにおいてダン役に森次氏が出演しているにも係わらず飛び立つセブンの声が違う!アフレコにもちゃんと呼んでくださいよ〜。ここまでやるなら細部までこだわってくれ〜!(お願い)
さらに、ウルトラの星作戦と言うのが所謂「新マン救出作戦」なのですが、画面上では捕らえられた新マンに初代マンとセブンが接触しているのみ。
そして、セブンの主題歌と入れ替わりに新マンの主題歌になり(ここら辺のシーンも大変良い!)、新マンのカラータイマーが点滅から点灯へと変わります。
新マンの救出を確認後、初代マンが体をセブンの方に反らせて「いいか?行くぞ!」という感じで光線を発射する前の合図をした後に(ここら辺の演出は正に涙もの!)、本邦初公開の兄弟合体光線が炸裂!
ここです!ここ!
本当はその後、ナックル星人を倒す必殺技「ウルトラ投げ」とブラックキングを倒す必殺技「スライスハンド」の伝授シーンがあったようですが、時間の関係で見事にカット。(残念!)
ただし、新マン救出後のシーンでナックル星に降り立つセブンが意味もなく宙返りをして着地する箇所があるのですが、これは必殺技伝授シーンのおこぼれ(流用)のように思います。
主人公でありながら第1位を兄弟に譲ってしまった新マンは本当にいい奴です。(だから私は好き!)
ということで、栄えある第1位は初代マンとセブンが史上初の兄弟合体光線でナックル星人の処刑用宇宙艇を破壊するシーンでした。

次点 第5話で夕陽を背に古代怪獣ツインテールと地底怪獣グドンに新マンが挟撃されるシーン
子供の頃に大好きだったのはこのシーンです。
第3位のところでも触れましたように、陸橋越しに見る夕陽の戦闘シーンがやはり秀逸です。
また、私の大好きな古代怪獣ツインテールが登場しているのも見逃せません。
なお、この回は新マン初の前編・後編となる記念碑的な作品です。
蛇足ですが、悲愴感しか漂わない上原脚本も相変わらず素晴らしいです。(褒め言葉ですよ!)
ということで、次点は古代怪獣ツインテールと地底怪獣グドンに新マンが挟撃されるシーンでした。

番外 最終話で郷秀樹が坂田次郎少年に別れの言葉を語りかけるシーン
新マンの最終回は胸に沁みます。
最終回と言えば、タイトルの「ウルトラ5つの誓い」が有名ですが、有名故にここでは取り上げません。
私の胸に沁み、大人になった今でも素晴らしいと感じているのは別れの際に次郎君に言った次の台詞です。
「君も嫌なもの、許せないものと戦える勇気ある男になるといい。」
まさに現代社会で人々が忘れてしまったことではないでしょうか。
こういう男を目指すとは申しませんが、少しでも近づけたらいいなあと子供の頃から思っています。
