今回も映画は2本立てで、当然のごとくこちらから始まりました。
キングの誕生日を怪獣軍団とウルトラファミリーによるダンス対決で祝おうというものだったのですが、はっきり言って子供は誰も喜んでいませんでした。
昨年の「新世紀/劇場版/ウルトラマン伝説」の方が何十万倍も面白かったです。
お金を払って子供とその親がウルトラマンを観に来ているのに、何であんなものを作るのでしょう。(観せるのでしょう。)
製作者サイドと観客の意識が離れすぎています。
昨年の作品でもダンスはありましたが今回程くどくはないし、簡単な振り付けだったこともあって成功したのだと思います。
それ以上に過去の名シーンを流したから、大人も子供も喜んだのです。
今回のような派手な洋服を着たウルトラマンや怪獣のヒップホップのダンスを観て観客が喜ぶと思いますか?
うちの子供は「ねえ、早くこれ終わんないかなあ?」としきりに言っていました。
要は大人が観ても子供が観てもつまらないのです。
どうしてこんな作品を作ったのでしょうか?
製作者サイドは猛反省して欲しいと思います。
今回はコスモスの完結編で、しかも前回味方だったジャスティスとの戦いが描かれています。
ジャスティスの人間体を演じたのは吹石一恵嬢で、演技は中々うまかったです。
それでは本題に入りましょう。
コスモスの集大成らしく、共演者がほぼフル出場で楽しい作品となりました。
唯一、ムサシ隊員の父親役の赤井英和さんだけが今回は出演しておらず、ちょっと寂しかったですね。
元祖チームEYESの面々はフブキだけを残して皆背広組になっており、新たな職に就いているようでした。
ただ、アヤノ隊員だけが退官し、怪獣保護区で働いていましたっけ。
また、TV版のエピソードでムサシ隊員とアヤノ隊員の恋愛を示唆するシーンの続きがこの映画で見ることができます。
ダンとアンヌ(ウルトラセブン)、ダイゴとレナ(ウルトラマンティガ)とは違った爽やかなカップルのような気がします。
とは言っても、アヤノ隊員の愛する人を想う気持ちは前述したカップルにも引けをとらないようでしたが。
かなり横道に反れましたね。そろそろウルトラマンの話をしましょうか?(笑い)
コスモスの地球愛とジャスティスの宇宙正義がぶつかり合い、前作で強力タッグを組んだ2人がのっけから戦うという衝撃的な展開を見せた今作品。
しかし、最後にはジャスティスがコスモスを取り巻く人々、怪獣達の絶対に希望を捨てないという気持ちに感化され、地球を守るために再びコスモスと一緒に戦うのでした。
優しさ、強さ、勇気に希望が加わってコスモスはフューチャーモードへと進化、一方、ジャスティスは最強戦闘モードであるクラッシャーモードへと進化しました。
こんな最強の2人でも地球生命をリセットするというギガエンドラの攻撃には苦戦を強いられてしまいます。
もうダメだと思われた瞬間2人に奇跡が起き、新ヒーローウルトラマンレジェンドが誕生、地球の未来のためにギガエンドラを葬り去るというのが大体のお話です。
ジャスティスの人間体の登場が時間の制約から唐突だったし、宇宙正義という定義がちびっ子にはちょっと難しかったかもしれません。
しかし、コスモス全般に流れた普遍のテーマ「信じていれば夢は必ず叶う。」(最後まであきらめない)という趣旨は理解できたのではないでしょうか。
全体的には良くできた作品だったと思います。涙腺の弱いママはムサシ隊員をみんなで救うシーンでボロボロ泣いていましたし。
粗探しをするとすれば、あんなにボロボロだったコスモスとジャスティスが合体してレジェンドが生まれた時、カラータイマーがフルだったのはちょっと納得が行かないかな?(酷い?)
そうそう、平成15年8月11日付けの新聞によると、新ウルトラマンが平成16年初春からTBS系列で放映されるそうです。
これで本当にコスモスとはお別れなんだなあと思うとちょっと寂しい気がします。
ムサシ隊員役の杉浦太陽君ももうムサシ隊員役が回ってこないことを念頭に短髪にしちゃったしね。(爆笑)
上映後、コスモスのコロナモードと息子たくぞうがポラロイドの記念撮影をしました。(300円也)
