EL Back Light Meter の作成


  流石に我が「くろすけ号」も寄る年波には勝てずにメーターの照明が暗くなりムラも多くなり、其れでも電球を交換したりしたのですが夜間の運転時には支障をきたす様になって来たので根本的にカツ!を入れて見ようと思いEL(腕時計や携帯電話等に使用されている発光パネル)を使ったバックライトを作ってみました(^^

 先ずは材料なのですが秋月電気通商で取り扱っているEL発光パネル白色(消灯時はピンク色)を2枚とDC-DCコンバーター(電源)1つと電線、コネクター、端子類と電気工作に使う様な工具一式です。










 DC-DCコンバーターを説明書通りに組み立てて半田付けします。  手前のボリュームスイッチは電圧可変用なので電圧固定で照度を変える必要が無い場合は基盤に固定で良いでしょう。   私は取り敢えず電線を延ばしインパネに取り付けます。














 試験点灯です。
 付属の006P電池で点灯させてみます。

















 これが点灯した場合です。
写真だとまだピンクっぽいですが現物はかなり白いです。
















 メーターを取り外しばらしてみます。
他に自作されている方はメーターパネル自体を発光パネルで作っている様ですが自分にはそんな技術は無いしパネルが一体物なのでバックライトとして活用しました。
















 写真の黒いソケットが電球用のソケットです。
ジェミニの場合、直接照明(裏側)と間接照明(メーターの針を照らしている)が有ります。  上下が逆ですが一番下に付いている6ヶとウォーニング以外の4ヶを外してしまいます。
 
 メーターパネルだけにするにはビスを全部外さなければなりませんが一部のビス以外はメーター駆動用の電源になっていますので位置を間違えないように印を付けて措いたほうが良いでしょう。

 







 これはメーターの裏側です。
少ない電球でムラ無く照らそうと言うメーカー側の汗の結晶でしょうか(笑)
 右側がタコメーターなのですが透明のアクリル板で光を導いていますね(^^  このアクリル板は一部を除いて削除します。
 後は各メーターを前から留まっているビスを外して板っぱちだけにします。












  EL発光パネルで光を透過させる為にはムラを無くすための塗装は邪魔なので紙やすり(600番)で削ってしまいます。
















 これが余計な塗装を剥がした後です。
 電球でメーターを白っぽくするには電球にカバーを被せ&パネルを青くするのが常套手段のようですが今回は関係無いので白くしたいところは全部削り落としました。














 写真を撮り忘れちゃったのですが、発光パネルをメーターの発光させたい部分に両面テープで張ります。
 この発光パネルには電極(パネルの外周)が有りますのでその部分を上手く残してレイアウトを考えます。
 メーターの隙間とかを考えて写真の様にしましたが、電極用のピンが余り強く無いので手早くやりましょう!
 私は余裕ぶっこいてたらピンが折れたのでホッチキスの針で代用しました(核爆)
 各電線に余裕を持たせて電源とEL発光パネル用に2極コネクターを取り付けます。
 電圧が高くて感電の恐れがあるので電線の取り回しに注意して配線しましょう!
 







 次に電源部の作成です。
 DC-DCコンバーターと発光プレート付属のインバーターを結線します。  
 コンバーター1ヶにつき発光プレート3枚位まで供給出来るようです。 
 車載状態では振動等で部品の脱落や電線のショートが考えられるのでホットメルトで固め適当な箱に収容します。
 コンバーターの発熱等も考慮して私は写真のようなアクリル箱に入れ穴を開けて対策しました。
 この箱は灰皿の奥に隠します。










    

 メーターを元通りに戻して結線すれば完了と行きたい所ですが照度コントロール用のボリュームを取り付けます。

 またまた写真が無いのですがEL発光パネル用の電源を確保します。  私はクラスタースイッチ(ワイパー)の照明から取ったのですがエレクトロタップ等を使わずにハンダでキッチリ接続しビニールテープで絶縁することをお勧めします。
 最初はエレクトロタップで繋いでいたのですが接触不良で点かなくなることもしばしばだったので(^^;;;;







 某H社の照度コントロールのツマミを180円で買いボリュームに取り付けられるように加工します。 (ツマミもボリュームもかなり加工しました)
 序にスイッチの並びも変えてしまいました(爆)
 本来は一番左側がメクラ蓋になっていますが順番を入れ替え使用頻度の高いリアデフを左側にし右に照度コントロールを入れました。













 これが完成しスイッチを入れたところです。
 写真だと暗く見えますが実際はかなり明るいです(^^
最初は何故かタコメーター側しか点かず結線を点検したり入れ替えたりしたらインバーターが1ヶお亡くなりになってたようです(泣き)
 仕方なく1つのインバーターで両方点くように結線し直しました。
今のところ不具合は出ていないので問題は無いようです。













インプレッションか?


本来の純正状態が上記の写真の様な感じなんですよね(^^;;;
カタログを見てなんて明るいんだ!!!と驚きましたもん。。。
本当はタコメーターのレッドゾーンの部分ももっと赤いのですが
白の発光プレートしか買ってなかったのでテールレンズの補修テープを貼っています。
なんせ16年も経っていると赤い部分が色褪せて黄色っぽくなってましたので・・・・。
これで照度コントロールの付いたメーターが出来上がりました\(^o^)/

早速、夜のドライブです(^^)
メーターが見やすくて楽チンです。
用も無いのにボリュームぐりぐり(^^;;;;
でも、間接照明は殺してないのでコントローラーを回しても
あんまり変わりませんです・・・・。

メーターの針が発光式ならLEDでも埋め込んで光らせる事が可能なのですが
メーターの上からの間接照明なので加工の施しようがありません。
今後の課題です。

多分、このまま誰かに見せても解って貰えそうもないですね〜


最近の課題です(2/13)



昼間だとレッドゾーンが全然解りません(爆)
スモールを点ければ少しは朱色っぽくみえるのですが・・・・・・・。
 
そんな訳で新品のメーターパネルを入手しました(^_^)







この様にレッドゾーンが言葉どうり真っ赤(^_^;)

今度はこれで作る予定です(^^;;;;;