本当の孫悟空について

本当の「孫悟空」とは...。

 中国四大奇書の一つである「西遊記」の主人公で、
 花果山(かかざん)の仙石から生まれた不死の猿。


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 「孫悟空」は、仙人のもとで「72変化(へんげ)の術」
 修行し体得した。

孫悟空の身なり

 代表的な術としては...
・自分の毛を抜いて小猿に変える 「身外身(しんがいしん)の術」
・一瞬にして10万8000里を飛ぶ 「筋斗雲(きんとうん)」
・耳から出す伸縮自在な 「如意棒(にょいぼう)あやつる術」
  (「如意棒」は「金箍棒(きんこぼう)」又は「如意金箍棒」とも言う)
などが有名である。

しかし、神通力を持ち、反骨精神が盛んな「孫悟空」は、体得した術を使い天宮を騒がし荒らしまわっていたため、 あまりの乱暴ぶりに「釈迦如来」によって、五行山の岩に閉じこめられた。

それから500年後...。仏典をもとめて取経の旅の途中の「三蔵法師」に助けられ、旅のお供をすることとなる。 お供するにあたり、悪さをしないように「釈迦如来」が「孫悟空」の頭にはめたのが「緊箍(きんこ)」という金輪。 中国の西遊記のビデオでは「緊箍」のことを「金剛輪(こんごうわ)」と言っている。 これは「三蔵法師」が呪文をとなえると、「孫悟空」の頭を強く締め付けて懲らしめるためのもの。

「三蔵法師」は、ほかに「猪八戒(ちょはっかい)」と「沙悟浄(さごじょう)」をつれ、インドをめざして西に進む。 途中、さまざまな危難に出会うが孫悟空たちの活躍で無事インドに着いて、三蔵法師は経典を授けられる。

その後、「孫悟空」は「釈迦如来」に「緊箍(きんこ)」をはずされた。


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