Japan DIY 2011 2011年8月25日〜8月27日に千葉県の幕張メッセで開催されたJapan DIY 2011です。今回初めて来ましたがDIYに関係する商品がいっせいに集まったようなとても大きな規模でした。手作りの楽しさだけでなく震災対策や省エネ対策に参考になるものも数多く出展されていました。
会場の様子 DIYなので工具類は数多く出展されていました。海外アジア件からも多くの出展がありました。千葉県の会場ということもあり東京ビックサイトにくらべ来場者の足が若干遠く感じます。
会場の様子 大手メーカーの出展ブースもさることながら、中小企業の小ブースにとても面白いものが数多く見受けられました。このようなショーがなければお目にかかれない商品と沢山出会えるのでとても貴重な機会です。
ぴたっと網戸(SEIKIさん) 開き窓やルーバー窓に網戸を取り付けると、結構ゴッツイものになるものが多いですが、この商品は窓のサイズに合わせて自分で取付けられる簡単な網戸です。既存の窓に自作で設置できるまさにDIY商品。
窓のサイズに合わせて枠を組み立て、その枠に合わせて網を切り貼り付けるだけで完了です。マジックテープが付いているので、開閉も容易にできる画期的な網戸です。
玄関の内側に取り付ける折れ戸式の網戸です。特徴は網の部分がアルミ板に穴が開いているものを採用していることで、ペットに引き裂かれる心配がありません。また内側から鍵をかけられるので防犯上も有効です。玄関ドアを開けて換気をしたいと言う方は多いので注目商品です。
エコガラスコート(アクトスさん) 窓ガラスの内側にトーメイなコーティング剤を塗る商品です。これにより紫外線をカットするだけでなく日射熱を軽減できるので、大きな省エネ節電が可能となるそうです。
ガラスの内側に上から流し込むように溶剤を塗布していくので塗りムラもできず乾くと綺麗なトーメイに仕上がります。コーティング後は電力消費量が25%程度下るという実験データもあり、節電が要求されている地域では即効性がありそうです。
ベジタブリウム(ミナロさん) 自宅でできる水耕栽培器具です。大量の水を循環することもなく、LEDランプを使用して栽培できるので、農薬や有害物質の飛来等の心配もなく、自宅で安心して野菜や果物の栽培を楽しめます。
通常の水耕栽培は水を循環させて栽培していますが、酸素を送り込むことで水の循環と同等の効果があることを実証しています。それにより小さな設備で栽培できるので部屋の一角で家庭菜園を楽しむことができます。
水琴窟(重蔵窯さん) 据え置き型の水琴窟です。通常は地面に埋めて作るのが一般的ですが、置物のように鑑賞しながら水音を楽しめるのが特徴です。
伝統的な信楽焼を駆使して表現豊かな坪と水琴窟の融合によりギフトにも人気があるようです。坪の中で水を循環しているので好きな場所に手軽に移動できます。価格もお手ごろなのが注目ですね。
蓄電SUN・KIT(イーズライフさん) 持ち運びができる太陽光を利用した蓄電池です。昼間に太陽光で発電して蓄電した電力を夜間に利用できるので、キャンプ等のアウトドアや防災用に利用の巾が広い商品です。
バッテリー等を組み込んだボックスをキャスター付のキャリーで容易に移動できるので、どこでも発電と蓄電が可能となります。東日本大震災の被災地でも重宝された様なので地震対策等の災害対策としても注目されます。
オンデュビラ(Ondulineさん) 再生紙でできた屋根材です。素材が再生紙なので軽量で加工もし易くDIYで施工可能です。強度や耐久性にも優れていますが、屋根に防火性能を要求される地域での建物には使用できないので、現在では趣味のレベルにとどまります。
自動車が乗っても大丈夫なくらい軽量の割りに強度に優れています。材料自体に強度があるので下地材の節約にもなるのが特徴です。防火性能の認定が取れれば建物に使用できるので期待したい商品です。