第12回厨房設備機器展 2012年2月21日〜2月24日に東京ビッグサイトで開催された第12回厨房設備機器展です。第40回国際ホテル・レストラン・ショーと第33回フードケータリングショーと同時に開催されました。
会場の様子1 大手、中小メーカー合わせて800社以上が出展していました。出展数もほぼ例年と変わらず盛況でした。あまり変化を感じませんでしたが、いくつか目を引いたものを取り上げてみました。
木匠(イマムラ・スマイル・コーポレーションさん) 弁当やお菓子などを入れる容器です。昔から薄く切った木で作った弁当箱はありますが、ベニヤ板のように薄い板を重ね合わせることにより、より薄く強度のある容器となっています。
薄く強度のある板を武器に複雑な形の容器を作り出せるのが特徴です。容器の形を中に入れる食品の形に合わせて作ることができるので、オリジナルティーに富んだ商品になり得ます。
容器の外側と内側の木目の方向が違っているのがわかりますが、樹種変更もできるようです。底板の樹種を変えることにより食品のもちや湿度調整にも効果があるようです。木製の箸袋はさらに薄くできていて、張り合わせた板だから可能となった商品です。お店で出された時のインパクトは大きいと思います。
awawa(田中金属製作所さん) マイクロバブルを簡単に作り出せる装置です。高額なバブル発生装置を必要とせず蛇口に取り付けるだけでマイクロバブルを作れるのが特徴です。
蛇口の先にノズルを取り付ければすぐにマイクロバブルが発生します。お風呂に入れることにより汚れを浮かび上がらせることができるそうです。また野菜等の食品洗浄や洗濯にも効果があるようです。厨房内に一つはあると便利です。