第6回厨房設備機器展 東京ビッグサイトで開催された第6回厨房設備機器展です。第34回国際ホテル・レストラン・ショーと第27回フードケータリングショーと同時に開催されました。
会場の様子1 大手、中小メーカー合わせて800社以上が出展していました。実演を交え機械の特性を紹介していました。
会場の様子2 各社とも自社製品の紹介売込みをしているなか、小ブースで紹介されていた各社が開発した製品に大変興味を引かれました。そのうちのいくつかをあげてみました。
萬来鍋(ミナミ産業さん) 蒸気二重鍋方式を駆使し短時間で豆腐が作れるお鍋です。固形の燃料が使えるので、宴会場などでも使用できます。また豆腐に限らず、蒸し物、汁物などいろいろな料理に利用可能です。
耐熱セラミック製なのでガスコンロや電子レンジにも使えて料理の巾が広がります。特大タイプや竹筒タイプなどいろいろな形状がそろっています。
少ない水で短時間にムラのない製品が作れる仕組みは左図のようになっています。
自動洗米機(ユメールMJPさん) この機械に水を流すと高速のジェット水流が起き、短時間にお米を研ぐことができます。よごれた部分は回転してできた渦巻きにより外へ排出されます。
使う水量が少なくお米が研げる仕組みは左図のようになっています。たくさんのお米を炊く業種は厨房内に設置すると人手もかからず便利です。
自動タコヤキ機(大和田製作所さん) 材料を機械の器に入れると、器が左右に揺れて焼きあがりたこやきが完成します。従来のように手返しの必要がないので、だれが焼いてもきれいな形のたこやきが作れます。
左図のように材料を入れた器が往復運動を繰り返しているうちに形のよいたこやきができあがります。
IH餃子焼き機(フジマックさん) IHインバーターの上で1人前づつギョーザを焼くことができます。一人前単位のエネルギーだけを使用するので、電力を節約できる優れものです。焼き皿部分が本体から簡単に取り外しできるので、清掃がし易い構造になっています。
自動炒め機(三栄コーポレーションさん) チャーハンや野菜炒め等を自動で炒めてくれる調理機器です。ガス式に加え、鍋自体にIH機能が付いたIH式も登場しました。鍋自体を熱するのでより焼きむらがなくなります。また汁物に対応したアタッチメントもできました。