PVJapan2008 東京ビッグサイトで開催された、PVJapan2008です。太陽光発電に関連した大手メーカーが中心に200団体近い出展がありました。
第3回新エネルギー世界展示会 同時に開催された、第3回新エネルギー世界展示会です。風力発電を筆頭に自然エネルギーを利用するシステムなど、中小メーカーも含め100団体ほどの出展がありました。
会場の様子1 最近の原油価格の高騰により、いつも以上に代替エネルギーの話題がもちあがっていましたので会場も活況でした。太陽光発電の仕組みも同じように見えて複数あるようです。
会場の様子2 太陽光発電関連のメーカーは大手がほとんどですが風力や流水を利用した発電方式などは中小メーカーが多数出展していました。面白いものを多数見かけましたのでいくつかいくつかとりあげてみました。
太陽光発電(三洋電機さん) 太陽光発電装置を最初に実用化した三洋電機。ヨーロッパの方が先に広まってしまいました。今後はどうなるのか?
太陽光発電(シャープさん) 言わずと知れたシャープ。世界シャア1位。通常黒っぽい発電パネルですが、光を通すシースルータイプの発電パネルを開発していました。ビルの窓ガラスに使うような提案をしていました。
太陽光発電(三菱電機さん) こちらも数多く手がける三菱電機。大型施設から住宅用と多岐にわたります。
太陽光発電(京セラさん) 日本ではシャープに次ぐシェアを持っているそうです。世界シェアでも3位と古くから取り組んでいます。
太陽光発電(昭和シェル石油さん) ガソリン等の販売企業ですが、太陽光発電事業にも乗り出したようです。
太陽光発電(三菱重工業さん) 飛行機、船舶、原子力、宇宙開発と何でも作っている同社ですが、太陽光発電装置も作っています。
風力発電(オリテックスさん) よく見かける大型のプロペラ方式とは違う小型の風力発電装置です。全方向からの風をキャッチできるので風向きに左右されず効率的に発電できます。太陽光パネル併設は一挙両得。
風力発電(ゼファーさん) プロペラ方式の風力発電装置です。風向きにあわせて本体が回転するので効率良く風をとらえて発電できます。ビルの屋上などの小スペースに設置できるコンパクトなタイプも多数あります。
風力発電(ループウィングさん) 羽に特徴があるプロペラ方式風力発電装置です。ループ型の羽にすることで騒音の原因となる先端渦ができない構造になっています。立体的な羽の構造で強度があがり高い耐久性を確保しています。
風力発電(MECAROさん) プロペラ方式の風力発電装置です。ラセン状の羽が付いた円筒形のプロペラ部分がメインで回転する為プロペラ全体の回転数が低く押さえられるので、騒音対策に効果があります。近年騒音と振動が問題になりつつあるようです。
風力発電(駒井鉄工さん) 従来型のプロペラ方式風力発電装置です。大型で本格的な発電事業に使われています。
風力発電(JPOWERさん) 最近株式の取得問題で話題になりました。原子力発電所等を運営している同社ですが、風力発電所も多数運営してる主力どころです。
水力発電(シーベルインターナショナルさん) 流れている水路等に浮かべ発電機を回して発電する流水式小型発電装置です。太陽光や風力に比べ高い発電効率を生む注目の発電装置です。写真は縮小模型です。
ダム等を作る必要がなく設置場所を選ばないので環境にも優しいシステムです。川や水路に限らず水の流れがあれば効率よく安定した発電を生む次世代型水力発電装置です。