PVEXPO2013 2013年2月27日〜3月1日に東京ビッグサイトで開催された、PVEXPO2013・第6回国際太陽電池展です。今年も規模が拡大し迫力がありました。太陽光発電関連メーカー以外も増え世界30ケ国から1860社の出展がありました。
第3回エコハウス&エコビルディングEXPO・第1回WINDEXPO 第3回エコハウス&エコビルディングEXPOと同時に風力発電などが展示された第1回WINDEXPOが開催されました。すべての会場で実施されて国内最大級で盛大で
会場の様子1 今年から風力発電に関する第1回WINDEXPOが同時に開催されましたが、洋上発電用のシステムや無駄に思えていた工場等からの排気を利用した発電システムなどもあり、日本らしい再利用の考えが見られました。
会場の様子2 太陽光パネルのメーカーは海外アジア勢がかなり増えていました。製造技術が浸透したことでコストの安い海外メーカーがこぞって参入しているようです。
TAMタービン(KISKOさん) 風力発電用の小型タービンです。直径2mほどの回転羽を工場等にあるエアコンの室外機に取り付けることにより、排気風を利用して発電しようとするところが特徴です。
排水管の水流を利用した水力発電と同様に排気風を利用した風力発電もとても日本的な発想で素晴らしいです。発電機を外周部に配置する事により従来より効率的に発電できるそうです。
ジェネウィン12(アイ・ビー・テクノスさん) こちらも小型風力発電機です。工場、駅、トンネル、ビル風などの排気風を利用して発電する装置ですが、従来の大型風力発電機と違い、強風でも発電が可能なところが特徴です。
排気ダクトの吹き出し口やビルに取り付けられるので、多様な利用方法が考えられそうです。小型なので設置可能な場所がかなりありそうに思います。
ソーラー瓦(浙江合大太?能科技さん) 太陽光発電パネルを埋め込んだ屋根瓦です。屋根瓦の代わりにはめ込む発電パネルや瓦屋根の上に乗せる発電パネルはありますが、瓦自体に発電パネルを組み込んだものは初めて見ました。
屋根瓦の下で一枚一枚配線をつなぐ工事が必要なので、地震の多い日本で瓦が外れた場合や施工コストの面が課題です。デザイン的には非常にスッキリしています。