ライティングジャパン2012 2012年1月18日〜1月20日に東京ビッグサイトで開催されたライティングジャパン2012です。今年は世界中から440社を超える出展がありましたが、昨年にも増してアジア系の外国企業の出展が目立ちました。
会場の様子 主役はやはりLEDです。一時注目された有機ELはコストがかさむせいかまだまだのようです。アジア勢による薄型照明もだいぶ増えてきましたが先頭を走るのは台湾企業のように感じました。数少ない具体的な使用例をあげてみます。
植物栽培用ライト(EVERLIGHTさん) 植物が発育するのに適した色のLED電球を使用した例です。屋内の野菜工場のように太陽の代わりに省電力の照明を利用して栽培する時に使われています。
電球色の違いによって各植物の発育する早さが違うらしく、うまく組み合わせた配列によってより効率的に発育を促進することができるようです。こちらは台湾のメーカーです。
小型植物工場(シンワ電装さん) LED電球を使用した小型の植物工場です。省電力のLEDを使用しただけでなく、少ない水量で水耕栽培ができるシステムとなっています。
耕作面を斜めにすることにより、少ない水を循環できるように設計されています。根の部分に光が当たらないようブルーの板で仕切ることによって根に藻類がつくのを防いでいるのが特徴です。