国際福祉機器展 H.C.R.2016 2016年10月12日〜10月14日に東京ビックサイトで開催された国際福祉機器展H.C.R.2016です。今年は初日に行きましたが、いつになく混み合っていて駐車場もいっぱいでした。
会場の様子 今年はロボットスーツなど介護支援ロボットが多く出展されていました。介護保険が適用になったりと話題が多いロボット事業です。中でも目に止まったものをいくつかご紹介いたします。
歩行支援ロボット(あいちロボット産業クラスター推進協議会さん) 歩行を支援する為の足に装着するロボットです。会場の入り口付近のブースだったせいもあり、ひときわ目立っていました。
実演の様子を拝見すると、からりスムーズな足運びだったように見受けられました。補助されて歩くことにより筋力も上がってくるようなので、寝たきりの防止にも役立ちます。
段差解消リフト(HANAOKAさん) 車いす用の段差解消機は以前より多くありますが、折りたためて省スペースなのが特徴です。駐車場などに設置しても普段は折りたためるので車の駐車の邪魔になりません。
リフトを折りたたんだ後はフラットな状態になる為、リフトに乗り込む時は小さなスロープが必要です。既存の床に簡単に後付けできるので設置しやすい機器です。
フリーユニットバス(小笠原さん) コンパクトで使い方にこだわったユニットバスです。小スペースでありながら、昇降リフトも内部に取付けられるので、車いす利用者が浴槽に入ることも可能です。
入口ドアの前面に椅子状の高床を作れば、座ったまま移動して入浴が可能なので、とてもユニークなユニットバスです。上半身を使っての移動が可能な方には自立的入浴やシャワーが楽しめそうです。もちろん出入口のドアも閉まります。