国際福祉機器展 H.C.R.2013 2013年09月18日〜09月20日に東京ビックサイトで開催された国際福祉機器展H.C.R.2013です。今年は40周年記念ということもあり来場者の数がとても多く、細い通路は渋滞で通りにくい場所が数多く見受けられました。
会場の様子 昨年と同様車いすの出展の多さが目立ちました。そのせいか車いす利用者の来場者が例年よりとても多く見られました。あまり馴染みのないメーカーも多く見られ激戦の様子です。色々なメーカーから展示ブースだけでなく試乗、体験コーナーにも展示されていました。目に止まったものをいくつかご紹介いたします。
ベッドサイド水栓トイレ(TOTOさん) 大がかりな配管工事をしなくてもベッドサイドに置ける水栓トイレです。ベッドサイドに置いたポータブルトイレの汚物処理が不要になり清潔感が大幅に向上します。
便器の後ろ側に汚物やペーパーなどの固形物を粉砕する装置が取り付けられていることで、細いパイプでも詰まらず排水することができます。粉砕装置にはポンプが付いているので、勾配が取れない場所でも設置できるのが特徴です。
ベッド見守りシステム(イデアクエストさん) ベッドに寝ている人を見守るシステムです。寝ている人が立ち上がったり、ベッドから落ちそうになっている様子を検知することができ、離れていながら見守ることができます。
寝返りでどちらを向いて寝ているかや、布団をかけているかなども検知しますが、呼吸をしているかまで検知できるようになったところが特徴です。ベッドの頭上に取り付けるだけなので設置も簡単のようです。
車いす(エコールコーポレーションさん) 最近の多くの車いすはだいぶ使い易いように改良が加えられてきました。多くがアームレスト(ひじ掛け)が跳ね上がり、フットレスト(足置き)が回転して乗り降りがし易いようになってきました。
アームレストやフットレストなどは取り外しも簡単にでき、利用者の使い易さを追求しています。