国際福祉機器展 H.C.R.2007 東京ビックサイトで開催された国際福祉機器展H.C.R.2007です。今年も多くの福祉機器・福祉器具等が出展されていました。
会場 福祉の現場で使用され様々な改良が加わり、福祉機器も一定のレベルに達しているようです。写真やカタログを見ただけでは伝わらない部分が、商品に接することでより伝わってきます。特に目に止まったものをご紹介します。
全自動車椅子洗浄機(セブンヒルズさん) 外出から帰ってきた車椅子のタイヤを清掃する機器です。タイヤの清掃は一人では大変ですが、このような自動洗浄機があれば一人でも操作することも可能になります。将来的には住宅にも導入可能な安価なものができることを期待します。
湯快(ユニケアさん) ベッドの上でシャワー浴ができるものです。ドーム状のカバーの中をヒーターで暖めることで、温水があたっていない部分も寒くならないように工夫されています。
FUNレストテーブル(高島屋スペースクリエイツさん) トイレの手摺とテ−ブルが合体したものです。車椅子から便器に移動する時や立ち上がる際に、力が入りやすく便利な補助器具です。折りたたみ式なので普段も狭くなりません。トイレ内のバリアフリー対策には欠かせません。
オートハイブリッドドアー(豊和さん) 新システムの自動ドアの駆動装置です。従来より小型化され、既存の引戸にも違和感なく取り付けが可能です。停電時でも手動で簡単に開閉できます。
古代檜介護浴槽(ヨシダヤさん) どうしても檜の風呂に入りたい方でも、車椅子に乗ったまま入浴できる浴槽です。入口を開放するとスロープになるので出入りが容易ですが、注湯に時間がかかるのでお湯を溜めておくタンクが別に必要です。