旅　みちのく一人旅2

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みちのく一人旅 2
文字ばかり･･･興味がある人だけ読んでね。目が疲れるよ。｜１日目｜２日目｜３日目｜４日目｜参考に　みちのく遠野編　どうぞ
あああ･･･眠い2日目の朝
少し寝不足気味･･･でも、起きる。うす曇だった。まぁ、昨日のドシャ降りの雨よりははるかに良い天気です。昨日も夜遅くまで食べていたのにお腹空くまったく私の体はねぇ･･･盛岡での目的のひとつ小岩井農場･･･の喫茶店旅行を計画するとき泣く泣く小岩井農場（のソフトクリーム）に行くのをあきらめたのですが盛岡駅前に喫茶店があるとのことで、そこのモーニングを食べる気で盛岡泊にしたのです。　今日は遠野に行く予定で、遠野への電車はなのでまぁ、ゆっくりモーニング。「小岩井リグレ」という喫茶店で駅のすぐ近く。セレクトしたのは、500円のモーニングセットです。バターやミルクはもちろん小岩井製品です。美味しかったですよ。ソフトクリームはまだ･･･なかったです。（と、言うか朝から食べる気だったのか？？）お店では、小岩井製品をもちろん、パンなども購入できます。（テイクアウトＯＫ）次回東北に来るときは是非、小岩井農場でソフトクリームを食べることそう、心に誓いました。　モーニングセットも完食！！遠野へ　今日は遠野に観光予定。以前、遠野の昔話に惹かれて、どうしても行ってみたいところになってました。　が！！HPで下調べをしているとき意見が分かれるのです！！バリバリに。遠野絶賛派と遠野イメージ総崩れ派に･･･。わかれてるみたいなんですねぇ･･･、私はどちらでしょうか？？昔話の里としての憧れをもって電車に乗り込む（急行陸中8:47発＝遠野10:06着）あららら～、結構空いてるはねぇ･･･と思いながら座る席に落ち着いて化粧ポーチをあさる。普段はまったく化粧をしないほうなのですが、日焼け止めぐらいはぬっておく。うす曇だし･･･。しばらくして･･･私のいる列車は指定席車だったことに気がつく車内表示は自由席？？でもアナウンスで4号車といっている。おかしい？車掌さんがいたので聞いてみると･･･表示間違え！！ありゃら？？急いで、隣の車両に移る。（私以外の人も何人か座っていた）お隣は、混雑していて相席とまでは言いませんがそれに近い状態でした。ちょっと景色を眺めながら･･･少し眠る。寝過ごさないように、到着予定より少しまえに携帯のアラームを鳴らすようにして防止する。遠野到着あああ･･･蒸し暑い。薄曇りなのですが･･･蒸す。東北だし、梅雨寒だったので長袖を準備していたけれど必要なさそうです。駅を下り、観光客っぽいのは私だけのようです。帰りの電車の予定を考えると4時間半と言う限られた時間の観光です。レンタサイクルで回るため、観光案内所で地図をもらって、自転車を借りる。一番遠いのが、常堅寺（カッパ寺）だったのでそこにまず行くことにしました。案内所の方に尋ねるとだいたい20分ぐらいとのこと、雨はまだ降りそうもないのでとりあえず駅前を出発する。遠野は、いなか町といった感じで、漢字の「町」がぴったりに感じました。思っていたよりも、都会で（昔話からはもっと山奥を想像していました）田んぼの中、住宅も点在していました。自転車を常堅寺に向けこいでいると、右手に赤い大きな鳥居が･･･とりあえずよってみる。道からは長い杉並木を通らなくてはならない、自転車を止めて、並木道をひたすら（って距離でもないけど私にはそう感じ）歩き、その左手奥はひらけていて、神社がありました。あらら、ここまでチャリで来ればよかったの？？と思いつつ神社に上がる階段を少し登りひっそりとした雰囲気をみて再び自転車にまたがる。途中に狐のなんとか～という看板に目をとめて、行って見ようと思いましたが横道に入ってみても場所がよくわからず･･･あきらめる。　まわりにある住宅は、ウチの田舎に似てるなぁ･･･と思いつつチャリをこぐ。坂道など多少ありましたが、自転車を普段から乗り回してる私には特に問題のない道のりでした。伝承園の前を通り過ぎ、常堅寺の方へ先に向かう。横道を入ると、なぜかホップの畑が！へぇ～、キリンビールのホップが作られてるんだぁ･･･と思い写真を撮っていた。常堅寺に到着。駐車場もある、平日なので観光客も少ないのでしょう、常堅寺前で写真をとる。観光シーズンを外れてるせいなのか？ちょっとまわりは草がボーボーで、お寺のイメージが･･･と思ってしまった･･･。ひとまず、看板に沿ってカッパ淵を目指す。田んぼを抜け、のどかな風景を楽しむことができます。小川をぐるりと回る、目的のカッパ淵があります。木に囲まれた池のような小川は、むかしはもっと深かったそうです。私がいる間に2組ぐらいの観光客が訪れていました。ＨＰで観ていた、カッパおじさんの祠も発見。へんなおっちゃん見てみたかった。かっぱおじさんは、テレビに出ていたカッパをひたすら待つおっちゃんで、面白かったようです。未だにカッパおじさんは有名らしく（すでに亡くなってます）話題には出ているようです。写真もとり、さてさて常堅寺からすぐの伝承園へ伝承園は観光客向け、バットタイミングで･･･オバちゃんの団体観光客がどどど～と、入ってきました。デジカメで構えても･･･そりゃ。。。かまわず、オバちゃんたちが前を歩く。が～ん。人人の嵐。ちょっとショックです。説明の文章を読んでいると、お構いなく前を通る～ああああ。　まぁ、曲がり家の奥にはオラシサマというちょっとこわ～い感じに薄暗いなにやら、願い事を布に書くことができるらしい･･･がオバちゃま方で大混雑！！写真もそこそこに外にでる。ちょっと疲れた。水車小屋とかも見てお土産･･･屋さんに行くと、すごいことになっている･･･食事をしていこうと思っていたけど、市内に戻ることにしました。もう一度駅前を通り、お昼ご飯を食べに行く。「ひっつみ」という郷土料理を食べました。まぁ、わかりやすく言えば「すいとん」ですひっつまんで鍋に投げ入れる･･･ということでしたが、お店のは、なんとなくきしめんのもっと太い（と、言うか幅の広い？）麺を切った感じで、餃子の皮のような感じで･･･といった麺です。トン汁のようなお汁でした。お腹も膨らんだし･･･、とりあえずもうひとつ、縁結びの神社が近いようなので自転車を飛ばす。途中紫陽花がきれいなのでパシャリ！ 10分もしないところ･･･かな？？看板があり、ここら辺か？？と思いチャリンコをトメル。右には急な石段がある･･･が？？人の通るような気配はないぐらい石段は苔が生している。神社はこの上か？？でも看板は･･･違う感じだしぃ？？どこにあるのかわからない？近くにいたオバサンに尋ねると、すぐそこだよと、30ｍ先を指差す、木に囲まれ小さな神社･･･。あらら？？こんな感じなの？と、神社の小ささと薄暗い周りの赤い布紐がいっぱい結ばれている風景にちょっとたじろぐ。まぁ、簡単に言うとボロッてるってかな？それもまた風情があってよいのですが････蚊がいるのがイヤで。　せっかく来たので、紐を購入して結んでみようと思い、100円を払おうと（もちろん無人ですから、お金はどこかに入れるだけ）そのお金を･･･どこに入れたらいいんだかわからない？？この汚いビンかな？？箱はおみくじ専用かな？？と思いつつ･･･（悩んだ覚えはあるが、何に入れたかは忘れてしまった･･･）布紐を購入する。左手で結ぶと良いらしいが、うまく結べない。それどころか･･･蚊がすごい。蚊が大嫌いなので結んだら早々に立ち去る。右にあった石段は本当に急で苔も草もボーボーで、オフシーズンのせいか誰も通った形跡なし。ひとまず登る（よじ登る･･･と言う表現がぴったりでしょう･･･）が蚊も多く･･･、へこたれる。降りるときに滑ってお尻を打つ･･･。まぁそんな感じです。なんとかお参りしてまた、駅前に戻って遠野市資料館に入る。資料館（遠野市資料館・むかし話資料館･遠野城下町資料館）はひとつ310円ですが、3館共通だと520円（どんな計算だ？？）。で、遠野市資料館は遠野地方の暮らしや遠野物語をわかりやすく説明しています。アニメ形式のパネルや映画みたいのものなどね、遠野物語を知らない人は、まずここで勉強してからまわると良いのではないでしょうか？？そんなことを思いながら･･･ぐるりと見る。お次は、むかし話村。立派な旅館を移築したもので、とてもきれいで、手入れも行き届いています。ちょうど、13時から、語り部さんによるお話を聴くことができたので参加する（別途100円）。　一話目は遠野物語の話でもあった、常堅寺のカッパの話でした。･･･そこで、おばぁちゃんが、カッパ狛犬は見てきた？？と言われて･･･！！あ、写真を撮るのわすれた･･･と今頃気がつき、かなり後悔。　語り部さんの話し方は、わかりやすく方言をくずして説明してくれているの･･･です。東北（青森・秋田など）の人だったら5分で話せるところを、わかりやすく方言をくずして説明も交えてなので7･8分かかるそうです。「むかぁ～し、･･･あたずもなぁ」ってな感じで、私には、充分方言ですね～って思うのですが。。。　二つ目の話は、わらしぼっこ（ざしきわらし）の話で、賑わっている大きな旅館があり、そこのお上さんは忙しいく、怒っているようでした。蔵に子供たちが遊んでる！と怒ってばかりいるとそのうち、子供がひとり減り、ふたり減り･･･と、いなくなってしまいました。すると、旅館もお客が来なくなってしまったそうです。　「女の人は、いつでも笑顔でいることが大切」と言うことらしい･･･すばらしいね！･･･多分、こんなニュアンスの内容が話されていたと思うのです。（方言だから、ニュアンスで感じたものです･･･あくまでも）私の中で･･･遠野で一番良かったのは、私はこの語り部さんかな？？風情があって本当に良かったです。ちなみに、そのあと受け付けの人が、「タマさん、ありがとう～、助かりました～」（注意：方言でしたのでこんなニュアンスと思われる）と話していたので、この語り部さんは「タマさん」らしいです。　昔話を聞いた後、今度は遠野城下町資料館へ。自転車ですぐのところで、お土産やさんも近くにありました。資料館は、他の二つと比べると小さめで、鎧などの資料が展示していました。そこでも写真を撮り眺めていると資料館のおじ（ぃ）さんが親切にたくさん説明してくれました。資料館を出て目の前の蔵にも案内をしていただき（多分非公開？？それともおじぃさんの個人のもの）、展示をしていない立派な器や屏風を見せて頂きました。復元するだけで莫大な資金がかかるためここにおいてあるそうです。　先ほど手に入れた知識で、「ここには、わらしぼっこ（座敷わらし）はいるんですか？？」とたずねると･･･「あれは、庶民の神様で、ここはお殿様の蔵だからいない！」と言われました･･･失敬！！エヘまぁまぁ･･･そんなこんなで、おじさんにいろいろお話を伺い･･･電車の時間も迫ってきました。丁寧な対応にお礼をいい、駅に向かいました。途中、遠野の銘菓ということで和菓子を購入してダッシュで自転車を返却（4時間と20分で600円）し、余裕の5分前に駅到着。あああ、あっという間の遠野でした。 14:35発の花巻行きに乗車。しばらくすると･･･雨が。丁度いいタイミングだったなぁ雨にも当たらず日ごろの行いが良いのね！（ナンチャッテ）忘れ物にはご注意を良かった･･･電車一本遅らせないで･･･と思いながら、雨が降る流れる景色を見る。汗もかいたし、スプレーかビオレのさっぱりシートを使おうかな？･･･とバックを探ると････ナイ･･･化粧ポーチが！！！ありません。え？？リュックをひっくり返してみるがナイ！！どこで落とした？お昼ごはん食べたとき？？いや？盛岡のホテルか？（･･･ああ、この日は盛岡から来たんだっけ？？忘れかけていた）記憶を思いだす･･･確実に行きの電車で日焼け止めを塗ったことを思い出し･･･電車の中？？かと思う、　かなり痛い話で、一万円落とすより辛いのです。（女の人はわかるよね）化粧ポーチの細々したものってチリも積もればで高いもの･･･普段化粧をしないだけにすべて無くなってしまうのは･･･あああなんてこった･･･。でも、遠野で気がつかなくってよかった･･･だって、せっかくの旅行が心配事でブルーな気持ちにならなくて･･･（ポジティブ思考）と、アホなことを考えながらまた居眠り･･･、花巻で駅員に尋ねよう････。（のんびり屋）で、花巻到着。しかし！！乗り換えの平泉行きは3分後、聴くに聴けず･･･平泉に直行！！（私らしい･･･今更急いだって変わらないよ･･･って、ポジティブ？ではなく怠け者？）平泉に到着して、駅員さんに忘れ物を尋ねる。親切な方で、まずは、行きに乗った電車の終着駅ある、釜石に電話をしてくれる。すると･･･「黒いポーチ･･･」といっている！！どうやら私のポーチみたいです！！メーカーは？？「あああ！く・黒のアニエスbです～！！」嬉しさで声が上ずっている･･･。え？あなたの名前ではナイ違う名前の薬が入ってるけど･･･？？といわれる･･･。友人からもらった下剤（旅行なので･･･もらっていた）だった･･･お恥ずかしい話です。他にもいろいろ入ってるものも同じだったので私のものと証明されました･･･ああ、良かった。旅で化粧ポーチがナイのは辛いけど全く無くなるのと比べればお安いものです。着払いで送っていただくことにしました。あああ～良かった！！駅員さん本当に親切でありがとう！！平泉到着　ポーチも見つかり駅から宿に向かう。かろうじて雨が上がっていた。今日のお宿は、毛越寺（もうつうじ）の宿院。ここはユースホステルと宿をやっているところで私は宿に泊まる。近くに日帰り温泉の施設もある。そして何より！！毛越寺では、あやめ祭りの真っ盛りで、宿院に泊まるともれなく一般公開前から園内を散策できると言う魅力がありこの宿に決めました。　毛越寺までは徒歩で10分ほど。雨が今にも降りそうな空。日が長いのでまだ明るい。あやめも咲いています。部屋は6畳間で浴衣もあります。テレビは共同で一階の居間にあります。ユースホステルと同じようだと思っていただければいいかとおもいます。　宿帳を書きながら、明日はどうするの？と聞かれ、レンタサイクルを借りてまわる予定だと言うとこちらの自転車をご好意で貸してくれるとのこと！！一人旅ばんざい！！！　さてさて近くに立ち寄り湯があるとのことで、歩いて徒歩10分ぐらい平泉温泉「悠久の湯」という立ち寄り湯です。平成１３年春オープンした平泉町健康福祉交流館なので地元の方の利用がとても多いようです。　･･･雨が本格的になってきましたザーザー･･･。かなりの大雨です。靴はビショビシャ。温泉は、立ち寄り湯専門なので、スーパー銭湯のような感じです。新しいのでとてもきれいです。500円はらってタオルを貸してもらえます。バスタオルは別料金です。一日のチャリンコをこぎまくった疲れを癒してもらえる温泉～。サウナもありました。ジャグジーがあればもっといいのに～。なんて思いながらサウナと水風呂の往復。（湯当りしない体質らしい）しっかり汗を流し、休憩所で一休みしていると･･･パソコンがおいてあり自由にネットをみて良いとのこで、早速使用させてもらう。家とは違いかなり新鮮で、いろいろなページものぞいたり、自分のＨＰをチェックしてみたりと結構楽しんでしまった。　温泉を後にして、夕飯は･･･、宿院の方も、温泉の掃除の方もオススメの焼肉屋に行く。一人なのでどのくらい食べれるか･･･と思ったら定食があり、お安く存分に肉を味わうことが出来ました。帰りには･･･ものすごく雨ザーザー。宿院に着くまでも･･･ぐしょぬれになる。　宿院についてから、部屋にはテレビがないので一階の談話室（？）でテレビをみる。なぁ～んとこの日は私以外は、おじさんの一人だけ。（まぁ、季節外のＹＨだしねぇ）なので、私一人でドラマを見る。ドラマが終わったのが10:30････すると、管理人の方が、就寝なのでテレビはおしまい！とのこと。ああああ～そうだぁ！（大昔に泊まったＹＨがそうだったぁ～）　てナわけで、久々に11時前に床につく。ぐ～、（外は大雨、いったい･･･明日の天気は大丈夫なのか？そんな心配をしながら･･･）　明日は平泉散策と仙台で牛タン食べよう～！！
３日目につづく･･･
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