じっくり見て色や形を研究すれば、より満足のいく服が出来ると思います。
１９９９年７月初に発行された「ＣＨＡＲＡＣＴＥＲ ＧＵＩＤＥ ＢＯＯＫ」(講談社）
これはスタンダードなキャラクターの服作りに役に立ちます。（バックナンバーの存在は分かりません。）
大きな全身写真が載っているので、服がよくわかります。
（大きな全身写真：エントランスのミッキー＆ミニー、トゥーンタウンのドナルド＆デイジー、
トゥーンタウンのグーフィー、プルート、チップ＆デール）
エントランスやトゥーンタウンのグリーティングのメインキャラクターは載っていても、
ウエスタンランドとなるとあまり載っていないのが不満。
フィエスタ・トロピカールやポリネシアン・パラダイスも、
衣装を何度か替えているのだから、ミッキーミニーの全衣装ぐらいは特集してほしかったな。
「ピーターパン空の旅」や「白雪姫と七人のこびと」のなかの人形の写真なんて、
誰でも見られるし、普通のガイドブックにも載っているのだから、
「キャラクターガイドブック」というからには
パレード、ショー、グリーティングのキャラクターをもっと出して欲しかったと思います。
（役に立つといいながら不満ばかり、すみません。
衣装マニアのひとりごとと、聞き流してください。）
その後２００４年初に発行された「ＣＨＡＲＡＣＴＥＲＳ ＯＦ ＴＯＫＹＯ ＤＩＳＮＥＹ ＲＥＳＯＲＴ」（講談社）
は、その時点でパークで会えるキャラクターの衣装がほとんど網羅されていたようで
キャラクター好きにとってはいい本ですが、
衣装の資料としては１枚ずつの写真が小さい・・。（結局文句言うのね。）
最近は本よりもネット検索の方がいい情報を得られると思います。
服を作るとき困るのが後ろ姿。雑誌にはまず載っていません。
ディズニーランド関係のビデオで、
踊っているミッキーやミニーがくるっとまわった時を
何度もストップモーションにして後ろ姿を研究したこともあります。
また、「このキャラクターを作ろう」と思ったら、一度パークに行った時に
前だけでなく後ろ姿や、靴や帽子のアップも撮影してきて
その写真を見ながら作っています。
かくしてこのように、後ろ姿もバッチリの服が出来るわけです。
（フック船長の服は２００１年にリニューアルされて、赤い服になりました。作る方はご注意くださいね。）
