スーパースプラッシュ・夢のスーパーずぶぬれエリア最前列の巻
7月から始まった夏のイベント「ドナルドのスーパースプラシュ」を、8月の終わりまで「鑑賞エリア」で見たことはありませんでした。
始まったばかりの頃、まだ夏休みが始まる前に子ども抜きでインパークし、
鑑賞エリアのすぐ後ろの立ち見の最前列で見て、とても楽しいショーだとは思っていたのですが
私は水に濡れるのは嫌いなほうだし、鑑賞券をもらうためには朝早くにインパークしなくてはならないし、
鑑賞エリアに誘導されるまでの並ぶ時間とエリアでシートを敷いた後、
炎天下で子供と一緒に待ち続ける気力が無かったのが大きな理由です。
ところが8月の終わりにまぁみさんが朝イチでインパして私達親子の分も鑑賞券を取ってくれて
「スーパーずぶぬれエリア」の反対側の「普通のずぶぬれエリア」の3列目くらいで見た時、
「このショーは濡れてこそ面白い!」ということに気が付いたのでした。
ウチの長男(小学校4年生)は普段、ディズニーランドのパレードやショーにあまり興味がありません。
男の子の特性でしょうか。キャラクターが踊っているだけではもう面白くはない年頃なのかもしれません。
私につき合わせて一緒に見ることは多いけど、パレードルートの最前列にいるにも関わらず
フロートを見ずに持ってきたメモ帳とエンピツでお絵かきしているようなヤツです。
でもこのスーパースプラッシュは違いました。MCのトークが可笑しくて長男も大笑いしていたのです。
そして終わった後、ソコソコ濡れたのに「もっと濡れたかった〜〜!」と言っていました。
スプラッシュを見た方はご存じだと思いますが、お城前の「スーパーずぶぬれエリア」は
水かけタイムになると、みんな立ち上がって狂乱状態でダンサーさんに向かって水を要求し、
ダンサーさんもこともあろうにバケツやホースでゲストに水をかけるという、いまだかつてない無謀なショーです。
ここで問題なのは「立ち上がる」ということです。
大人ならば問題ないのですが、子供は他の大人達がみんな立ち上がってしまったら
2列目より後ろではショーが見られなくなってしまうというコトなんです。
でもスーパーずぶぬれエリアの最前列に場所取りをするなんて、ごく限られた人だけがGETできる
番号付きの「白チケット」と呼ばれる希少価値の高い鑑賞券を取れなければ無理です。
そして、この9月中旬〜後半の3連休が2週続いた週末は
「暑さも和らいだし、もう少しで終わってしまうし・・」という理由からか、スプラッシュ目当てのゲストで超混雑が続いた時期でした。
この日の1週間前の9月15日(日)、敬老の日のダンスパーティーを今まで見たことがなかったので
それを目的にインパークしました。せっかく朝イチから行けるのならばスーパースプラッシュも見ようと
鑑賞券GETのために朝6時に駐車場に着きました。ところがその時点ですでに長蛇の列!!
甘かった。秋の3連休を甘く見過ぎていた。夏休みの方がすいていた。
ゲートインするやいなや鑑賞券の配布場所まで行ったけれど、チケットはすでに黄色。
(「白(番号付き)→青→黄色→ピンク」の順に配布され、その順にエリアに案内されます。)
私にしてはチョー努力した5時起きが、全然評価されない世界なのね〜〜。
もともと私は負けず嫌いな性格です。一度ダメだったらリベンジします。
そしてこの9月22日は3時起きで4時に駐車場に着いたのでした。
子供達は車のなかですやすやと眠っております。(前の晩から車の中で寝かせておいた。ワゴン車は便利。)
でも。さすがでございますね。ディズニーファンの方々はキモが座っておいでです。
徹夜なんて屁でもありません。すでに寝袋状態の列が出来ておりました。
まぁ、先日の列に比べれば人数はたいしたコトはありません。
ここで深夜のパーキング未経験の方に状況を説明いたしますと・・。
深夜に駐車場にクルマを停めたからと言って、すぐにチケットブースがあるエリアに入れるワケではありません。
駐車場と「チケットブースがあるエリア」の逆目は、低いフェンスと生け垣で仕切られていて入ることは出来ません。
一ヶ所、大体いつも早朝6時半頃に開けられる入り口があり、
その入り口を先頭に、みなさん生け垣沿いに列を作り、シートを敷いて毛布にくるまって寝ておられます。
私もシートを敷いて横になっていたのですが、次の次に並んだグループの話声がうるさくて
眠れたモノじゃありません。4時半を過ぎた頃でしょうか。丁度起きあがった時にわこさんが私の目の前を歩いていました。
旦那さまとの交代タイムだったらしく、わこさん達はもっと前に並んでいることを知り、
わこさん達のシートに合流させていただきました。
わこ旦那さんは車に戻り、わこさんと小声ですこしおしゃべりをして、
足もとが寒かったのでわこさんのお布団に足を入れさせていただいてまた少し横になりました。
しばらくしてパーキング警備のキャストさんが列に並ぶゲストに声をかけながら歩いていきました。
「本日は5時15分に開けますのでお支度願います。」寝ていたゲストがみんな起こされ、シートは畳まれました。
わこさんが携帯で連絡してわこ旦那さんも列に戻っていらっしゃいました。
一人ずつが寝られるくらいの広さのシートを敷いていたのでかなり広がった状態の列が、横4〜5人の列に凝縮されたので
列はたちまち短くなりました。その時走ってすこしでも前に行こうとするゲストで危険な状態。転んだ方もいました。
気の毒だったのはその時点でトイレにでも行っていたのか車に戻っていたのか、残されたままのシートと毛布が何組か
置き去りにされていたんです。そのゲストは無視されて列が出来ていました。
その方はきっといつもと同じ時間に「駐車場とチケットブースがあるエリアの逆目」のフェンスの入り口が開くと思って
油断していたのでしょうね。シートの位置から察するにその方の到着時刻は深夜3時くらい。
パークでは中でも外でも「シートにおひとりはお残りください。」というところでしょうか。
さて、この入り口から「チケットブースがあるエリア」へは、数十人ずつのグループに区切られて入って行きます。
私達は第一グループの末尾でした。
キャストさんの先導のもと、走らないように注意を受けながらチケットブースの直前まで案内されます。
キャストさんの合図とともにゲストは前方の目指すゲートに散らばり、シートを敷きます。
どんな合図だったのか私は見逃したのですが、おそらくは電車組も同じように舞浜駅からの通路とチケットブースエリアの
境目からキャストさんに誘導されて入ってきており、同時刻に合図がなされたのだと思います。
私達はゲート2番目にシートを敷くコトが出来ました。緊張が解けました。これでひと安心です。
6時頃まぁみさん到着。持ってきた新聞(新聞が配達されるより早く家を出たので、昨日の新聞。)を読んだり
わこさんが持ってきていたディズニーファンを読ませていただいたり、おしゃべりしたり。
一人じゃなければ結構時間の経つのも早いですね。
子供達を車から呼んできてゲート前で待機。あと少しでオープンの8時です。
この日はいつも2回のスーパースプラッシュが3回ある日。まぁそれだけ混雑する日ということですね。
3回ある日の1回目は鑑賞券は配布されません。1回目は9時からなので、鑑賞エリアに行けばすぐにシートを敷くことができます。
2回目と3回目は鑑賞券が配られますが、この日は午後から雨という予報だったので
2回目はもしかしたら中止になるかもしれない。1回目も見ておいた方がいいので
2回目のチケットを取りに行くのは精鋭3人(わこ旦那さん、わこ息子さん、まぁみさんの長男君)、
足手まといのその他の6人は1回目の鑑賞エリアに直接行くことにしました。
1回目の鑑賞エリアに着いた時、スーパーずぶぬれエリアも、普通のずぶぬれエリアもまだ最前列が空いていました。
さすがに中央はすでに埋まっていましたが、両端は空いている。ラッキー!
「スーパー」と「普通」の二手に分かれてシートを敷きました。お城に向かってやや左の場所です。
結果的にこの場所はすごく良かった。始めにフロートが止まる時この場所はチップ&デールの真ん前だったんです。
さて、衣装話。
私はいつもは短期間のイベントの衣装は作らないのが常なのですが、
急遽思い立ってスーパースプラッシュのチップ&デールの衣装を作りました。衣装と言ってもベストだけです。
どうせ濡れるのだから、子供には短パンを履かせて上にはこのベストを着せればいいや、と
1枚2時間で簡単に2枚のベストを作りました。それがこのインパークの3日前。
私はチップとデールの服を違うサイズで作ることに抵抗があって、
ウチの長男と次男では身長差がありすぎるので、まぁみさんの長男君とウチの長男に着てもらおうと140cmサイズで作りました。
そして、この二人が着たところをお城の前で写真を撮ろう・・とその図を想像した時に
「これって子供4人が着ていたらものすごくインパクトあるんじゃない?」と
まぁみさんの次男君とウチの次男にも作りたくてうずうずし始め、急遽あと二人分の材料を買いに走り
110cmサイズであともう2枚作ったのでした。このインパの2日前のことです。
ショーの始まる20分前くらいに子供達に着てもらいました。
頭にはパークで売っているチップ&デールの帽子。ウチにあったチップ帽とデール帽を持っていき、
シートを敷いた後、ファンタジーランドの帽子のお店に行って同じものを新しく1個ずつ買い、4人分の帽子が揃いました。
スーパーずぶぬれエリアと普通のずぶぬれエリアの真ん中で、
お城をバックに子供4人のチップ&デール。
そりゃあ目立つでしょう。「写真を撮らせてください」と
おっしゃってくださった方もいらっしゃいました。
(ハレコさん、RABIさん、ありがとうございました♪)
4人のチップ&デールを撮り終わった後、
わこ息子さんの「水滴ドナルド君」と
ちょっと前に到着したMakiさんのお嬢さんの
「青空に白い雲ミニーちゃん」も加わって6人で撮りました。
これがその時の写真です。
私は普通のずぶぬれエリアでMakiさんとお嬢さんと3人で見ました。
スーパーずぶぬれエリアは子ドナルド、
子チップ2人&子デール2人と、完全防備のまぁみさん。
わこさんとわこ旦那さんは撮影のためにずぶぬれ横のスロープです。
さて、ショーが始まり、MCにたくさん笑わせてもらい、フロートが鑑賞エリアに到着しました。
チップ&デールのフロートが子供達の前に止まり、子供達を指さして驚いているのが
反対側の私からもよく見えました。私からは後ろ姿になりますが、チップ&デールがうきゃうきゃと喜んでいます。やったぁ!
フロートがショーエリアをぐるっと回って、チップ&デールのフロートが私達の前に来た時に
「私よ!あの衣装を作ったのは私よ!」と言いたかったけれど
そんな複雑なことをゼスチャーでキャラクターに伝えられるほど、
私はパントマイムの修行をしたワケでもないので残念ながら何もできませんでした。
Makiさんのお嬢さんのプチミニーちゃんは、
当のミニーちゃんに気が付いてもらうことは出来ませんでしたが
ダンスタイムにはダンサーさんに誘われて前に出たので、
他のゲストの「可愛い♪」の声が聞こえました。
大満足で1回目が終了。もし雨で2回目がなかったとしても、
もうこのリアクションGETで満足です。
フロートがショーエリアから去ったあと私が見たモノは
本当にプールから上がったばかりのようにずぶぬれの子供達。
ハンパじゃなく濡れています。これがスーパーずぶぬれエリアの最前列というものなのね。
結構涼しい日だったので風邪を引いてはイケナイので、すぐにベストを脱がせ、体を拭いてTシャツを着せる。
ここでたくママさんが合流。お子さんはカストディーアルさんの衣装を着てベビーカーに乗っている。可愛い〜〜!
とりあえずの休憩にトゥモローランドテラスレストランへ。
次の回もこのベストを着せるために、はたいて水を落とす。
このベストは撥水加工の生地なのではたけばそれなりに水は落ちます。
でも、私も衣装作り経験長いけど、「衣装の水切り」をしたのはこれが初めてだわ。
軽く食べながらトゥモローランドテラスの撮影会を待つ。
たくママさんのお子さんはウッディーにお着替え。
10:30スタートの撮影会は、最初の回がトイストーリーなのかモンスターズインクなのか分からなかったんですけど、
せり上がったステージに現れたのはウッディーとバズでした。ラッキー♪
ウッディーの衣装を着たタク君がステージに上がるとウッディーが喜んだこと!
ここでも周りのゲストから「可愛い〜〜!」の声があがります。
タク君はウッディーに抱きしめられたあと写真撮影をしていました。
11時頃、12時の回を見るためにまた鑑賞エリアへ。ここでMakiさんとたくママさんとはお別れしました。
憧れの白チケットを手に、黄色や青のチケットを持った人の横を通り抜けて
白の番号ボードを持ったキャストさんのいるところに向かうのは何とも言い難い気持ちですね。
まぁみさんと「ここでもしこのチケットでダフ屋やったらいくらの値がつくかなぁ。」などど
さもしいコトを語りながら誘導を待ちます。
また「スーパー」と「普通」の二手に分かれ、「今度はこっちで見る」という次男と二人で私は「普通」の2列目、
(端の方は最前列があいていたけど、あんまり端っこの方ではねぇ・・。)
他の子供達とまぁみさんが「スーパー」の最前列ほぼ中央、わこさんとわこ旦那さんはまたスロープです。
今度はチップ&デールのリアクションはもらえなかったとのことでしたが
ドナルドはバッチリだったそうです。フロートから降りて歩いてきたドナルドに、子ドナ君は握手をしてもらえたそうです。
次男も「普通エリア」でチップ&デールのベストを着ていたのですが、チップ&デールのフロートが着た時は
気が付いてもらえませんでした。でも、あの強力な水鉄砲を容赦なくゲストに撃ちまくる「ヒューイ、デューイ、ルーイ」の
ヒューイだかデューイだかルーイだか分からん子アヒル(失礼)が、次男をモロに狙って水を噴射。
次男は頭からびっしょり濡れました。2列目なのにぃ。
「スーパーずぶぬれエリアじゃないのにぃ!」と言いながら、次男も結構嬉しそうでした。
その後アトラクションを少々。わこさんご一家、まぁみさん母子とお別れして
2時のパレードを見てからエントランスに行き、ミッキーの撮影会に並びました。
パレード後すぐ、まだミッキーが出てきていない時に並んだので5分くらいの待ちでした。
写真は撮らずに「スーパースプラッシュ面白かったよ!」ってミッキーに言って
子供達も私も握手してむぎゅ〜〜してもらったのでした。幸せ♪
あの熾烈なチケット争奪戦を生き抜いて、2回もスーパーずぶぬれエリアの最前列で見るという快挙。
私ひとりでは到底無理なことでした。素晴らしい見納めになりました。楽しかった!
わこ旦那さん&わこさん、まぁみさんに感謝!
Makiさん、たくママさん。私もまだしばらくは「休日(も)母子家庭」が続きそうなのでまた是非ご一緒してくださいね。
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