「アンリ・マニャン」の項で解説した通り、今日、ジュヴレ・シャンベルタン村の若い世代の造り手たちが、繊細で上品な、本来あるべきピノノワールの姿を求めて、栽培・醸造両面における大改革に取り組んでいます。そのムーブメントの中からまた一人、大型新人が生まれていますのでご紹介します。 「近年、この小さいドメーヌを家族から継承したダミアン・リヴェラは、友人であるアルノー・モルテにインスピレーションを受けて、入魂のぶどう栽培を実践している。醸造技術も卓越しており、この村にまたひとり、若きスターが台頭しつつある」(「ベタン&ドゥソーヴ2010」)。 1930年に創業したこのドメーヌは、1976年にフィリップ・リヴェラが継承して伝統的な長期熟成型のワインを造っていましたが、2005年、息子のダミアンに世代交代し、アルノー・モルテやベルトラン・デュガ(クロード・デュガの息子)、ニコラ・グロフィエ(ロベール・グロフィエの孫)といった同世代の仲間との情報交換や切磋琢磨を通じて、ワインを別次元のものに生まれ変わらせました。 「求めているのは、真のフィネスです」(ダミアン・リヴェラ)。 来たる、ジュヴレ復活の時。
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※厳格なリュット・レゾネ。
※除梗100%。天然酵母のみで発酵。無清澄、ノンフィルターでビン詰め
(インポーター資料) |