Paul GARAUDET 【ポール・ガローデ】
モンテリー地区

| 単独のアペラシオンをもつ村としてはサン=ロマンと並ぶ、最も小さな産地がモンテリー。広さは180ヘクタール弱、南北をヴォルネー、ムルソーという赤、白の銘醸地に囲まれているため、今ひとつパッとしなかったアペラシオンであることもまた事実。実際ジュヴレ=シャンべルタンやポマール、その他有名アペラシオンのヴィラージュ・クラスよりもモンテリーのプルミエ・クリュの価格のほうが安い。ではモンテリーが劣っているからこのような結果になるのだろうか?答えはノンである。ワインも広く流通する商品である以上、需要と供給の関係から逃れられないし、価格はこの需給関係から決まってくる。そしてこの需要と供給の関係はワイン本来の質の良し悪しよりも、長年培われてきたネーム・ヴァリュー等々によるところが大きい。するとどうしても、上に述べたような立地のモンテリーなどはそのそしりを免れないこととなってしまう。 |
確かにブルゴーニュの人気が今ほどに過熱していなければ、モンテリーというアペラシオン、もしくはポール・ガローデという生産者に目を向けることもなかったかもしれない。しかし著名アペラシオンの価格は上昇、有名というだけで中身を伴わないものも決して少なくないという今日、モンテリーを始めとする単に知名度が不足しているだけに過ぎないアペラシオンは見直されて然るべきであるし、その質の高さを考え合わせれば、今後広く知れ渡るのも時間の問題と思われる。
総計10ヘクタール弱――うちプルミエ・クリュは2ヘクタール強――を所有する、ブルゴーニュでよく見かけるようなドメーヌであるが、実力は侮れない。ワインを「つくり過ぎる」というようなことは全くなく、逆にテロワールを素直に体現することに努めているドメーヌは、やはり本拠を置くモンテリーに本領を発揮するが、その赤はヴォルネーをちょっと土っぽくした感じの滋味豊かな味わいのもの。なかでもプルミエ・クリュは、ブルゴーニュ好きに訴えかけてくる「余韻」とでもいうべきニュアンスをしっかり備えている。そのプルミエ・クリュのクロ・ゴテは村のすぐ東にある面積1.8ヘクタールの小さな区画だが、ガローデはその半分以上の1ヘクタールを所有し、多分彼のポートフォリオのなかでは最も質の高いワインを生んでいる。
上記のようにガローデというと確かに赤なのだが、絶対に見逃せないのが白。ムルソーはラベルにヴィエーユ・ヴィーニュの文字があるとおり、樹齢は平均で85年を数え、区画もリモザンとフォルジュというヴィラージュのなかでは高い水準の区画からのワイン。ピュリニーも小さな地所ながら、プルミエ・クリュのクラヴォワヨンのすぐ下に位置するレ・グラン・シャンからのもの。これらはほぼ1年間、シュル・リー状態に置かれ、テロワールがよく表現された深みあるワインに仕上がっていて、ドメーヌの力量が赤だけでないことを如実に示している。
テロワールの重要性が声高に叫ばれる昨今、ドメーヌの色でワインを染めないガローデのようなつくり手がますます注目を集めるようになるであろうし、ブルゴーニュ好きを自認するならもっとこのようなアペラシオン、ドメーヌを愉しむべき、と思うが如何であろう。 |
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(インポーター資料) |
Paul GARAUDET BOURGOGNE ROUGE |
| ポール・ガローデ ブルゴーニュ ルージュ’06 |
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意外に旨かった・・・♪
もっと硬い感じを想像していたのですが、濃く凝縮感のあるジャムおじさん!香りもさることながら、開栓と同時にひらいた感のあるピノノワールです!ACブルゴーニュの枠以上の酒質に感じました♪でも酸が若干弱いのかな〜数年後よりも今楽しんじゃったほうがイイのかな! |
価格 2,388円
税込 2,507円
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