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Vin de Bourgogne
ブルゴーニュ

DENIS MORTET 【ドニ・モルテ】
コート・ド・ニュイ地区 ジュヴレ・シャンベルタン

艶やかで、優美なワインは、今、ブルゴーニュで入手するのに最も困難を極める



その優美なワインで、注目を集めているドメーヌの主、ドニは、1970年代半ば、父シャルルの元で働き始め、1990年代初頭、父の引退に伴い跡を継いだ。40代になるドニが目指し、11ヘクタール強のドメーヌから生み出しているのは、リリースされた後すぐにでも愉しめるものの、十分な熟成も可能、というフレキシビリティに富んだワイン。
今日、畑へ還れという言葉はすこしも珍しくないが、ドメーヌでは以前からテロワールを重視し、父シャルルの時代から化学肥料等には目も呉れず、一貫して有機栽培を行ってきた。そのようにして育てられたぶどうはしっかり収量を抑制し、必要とあればヴァンダンジュ・ヴェールトも行う。そしてこのドメーヌの特徴的な点のひとつとして早い時期の収穫が挙げられる。当然年毎のぶどうの出来によって異なりはするが、ドニは過熟を好まず、十分な酸があるうちに収穫を行う。2003年は例外としても、2002年においてさえシャンボルのプルミエ・クリュ、オー・ボー・ブランはヴァン・ド・ヴァンダンジュの2日前に収穫を行っている――事前に早期収穫の申請をし、認可をもらう――。
醸造の面で徹底しているのは100パーセント除梗を行うこと。ワインに苦味、青臭さが付くことを避け、絶対に果梗は用いない。使用する果汁はフリー・ランのみで、プレス・ジュースはネゴシアンへ売却。そしてなるべく長期にわたる発酵をこころがけ、ピジャージュは頻繁に行い、日に2〜3回。あてがう新樽の割合もドメーヌの大きな特質のひとつで、ヴィラージュ以上は全て新樽での熟成となる。とはいえ、出来あがるワインは樽臭さ等、微塵も感じさせない優美なものだが、この樽の使い方にドニの並々ならぬ力量が窺える。1年半前後の樽熟の後、瓶詰めとなるが、グラン・クリュのシャンべルタンとクロ・ヴージョは樽から直接手詰めしている。
しっかりした構成でありながら、まるみがあり、シルキーでアロマティックなワインは、各テロワールの相違をよく反映していて、殊にドメーヌの最も得意とするジュヴレの異なるクリュの数々はその多様さに驚かされるが、なかでもモノポールのアン・モトロはヴィラージュながら、プルミエ・クリュにも匹敵する深みを感じさせてくれる。そして、手に入れるにはかなり難儀するが、なんといってもシャンべルタン、クロ・ヴージョの両グラン・クリュは、各構成要素の密度、スケールの大きさ等、どれをとっても別格としかいいようのない素晴らしいもの。

2006年1月、ドニ・モルテ氏が自ら命を絶ってしまうという悲報が入りました。ブルゴーニュファン誰もが羨望のドメーヌとしてみてましたが、何ゆえ彼がそうしたか想像することが出来ません。ご冥福を祈りいたします。
享年49歳早すぎるブルゴーニュの天才醸造家となりました。

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アルノー・モルテがドメーヌ・ドニ・モルテの指揮を執ることに
(ブルゴーニュワイン事務局)
Domaine Denis Mortet: Arnaud Mortet aux commandes(B.I.V.B.)
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24歳のアルノー・モルテ氏が、ドメーヌ・ドニ・モルテ(ジュヴレ・シャンベ
ルタン)の技術的な指揮を執ることとなった。母親であるローランス・モルテ
女史は引き続き経営にあたる。
今年1月のドニ・モルテ氏の突然の死をうけ、ウノローグ(醸造専門家)のクレ
ール・フォルスティエ氏がモルテ家を助けるためにドメーヌに入ったが、フォ
ルスティエ氏はその使命を終えたこととなる。「アルノーがドメーヌのブラン
ドを引き継ぎます」とローランス女史は断言する。ドメーヌ・ドニ・モルテの
畑は11.5ha、主にジュヴレ・シャンベルタンが中心。
(ブルゴーニュワイン事務局(BIVB)発行 Bourgogne International10号)


Domaine DENIS MORTET Bourgogne Rose
ドニ・モルテ ブルゴーニュ・ロゼ 2008

価格 2,400円
税込 2,520円



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