ジャン・ル・ブランが1955年に設立、1991年に息子のドミニク・ル・ブランが22歳で引き継いだシードルリーです。
フランスの北西部ブルターニュ地方のカンペール市の西側、海寄りのプロヴァンに120haのリンゴ園を持ち、全て自家栽培のリンゴを使ってシードルをつくるシードル・フェルミエ※です。 ※自家果樹園栽培、自家醸造のこと。
シードルの生産者として有名なのは大手協同組合のCCLF(シードルリー・デュ・カルヴァドス・ラ・フェルミエール社)とレ・セリエ・アソシエ社の2社ですが、個人経営のシードルリーとしてはル・ブラン社が最初の会社となります。設立当初は85万本だった生産本数は2013年には285万本と、着実に成長を遂げています。フランス・ブルターニュ地方で90%、その他フランス国内で5%が消費され、僅かに5%のみが輸出されています。
完熟したリンゴを全て手摘みし、手作業で選果を行い、伝統的な製法でシードルを造っています。通常シードルは1トンあたり750?まで果汁を絞ることが認められていますが、ル・ブランでは1トンあたり600リットルまでしか果汁を絞らず、
フレッシュでジューシーなリンゴの味を大切にしています。HACCP※により管理の行き届いた安心できる設備も備えています。 ※HACCP・・・食品の製造工程における品質管理システムのこと。 パリ農業コンクール等で数々の受賞歴を持ち、
今回入荷したこのビオロジックのシードルはインターナショナル・シードル・コンテスト2013で金賞を受賞しています。
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