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Vin de Bourgogne
ブルゴーニュ

Domaine de la Cadette 【ドメーヌ・ド・ラ・カデット】
ヴェズレイ地区


生産地  :ブルゴーニュ地方
生産者名:Jean Montanetジャン・モンタネ
栽培面積:13.5ha
生産本数:80000本
設  立:2004年

「世界遺産」の街ヴェズレーに、ビオディナミの超優れもの発見!
ブルゴーニュ地方の北部、コート・ド・ニュイ地区とシャブリ地区の中間にある栽培地「ヴェズレー」。緑の山々に囲まれて美しいこの村は、世界遺産に認定されたサント・マドレーヌ・バジリカ聖堂でとても有名な中世の街。ぶどう畑が村を囲む斜面に広がり、丘の上から素晴らしいパノラマを満喫できる。でも、「ブルゴーニュ・ヴェズレー」というワイン産地をご存知の方は少ないはず。もっともそれは当たり前のこと。というのもこのAOCは、1997年4月に認定された比較的新しい呼称で、シャルドネで作る白ワインだけが認められている。(ピノ・ノワールで造る赤ワインは「AOCブルゴーニュ」になる) シャルドネだけというのは、土壌との組み合わせが大きく関係する。畑に入ると、地中から二枚貝の貝殻がゴロゴロ出てきてびっくり! 大昔、ここが海の底だったことは明白で、シャブリに負けないくらい石灰質が強いのが特徴だ。

テロワールが生み出す個性
シャブリと言えば、シャープな酸の切れ味と、ミネラル感。同様にヴェズレーもキリリと締まりのある優れた酸味を持っているが、それ以上に、カデットのワインは熟したぶどうでないと表現できないコクと奥行きを感じる。マイナーな産地で、こんな美味しワインをいったい誰が作るのか?
オーナーのジャン・モンタネは、「ビオロジック」の栽培者たちが集まる共同組合「アンリー・ド・ヴェズレー」の組合長を長年続けてきた人望の厚い腕利きのヴィニュロン。協同組合の新しく充実した醸造設備を生かして、ピュアな果実味のワインを造ってきたが、組合が大手ワイナリーに譲渡されることに決まり、「造るワインが違う」と2002年に独立。
組合にぶどうを出荷していた1999年当時から「ビオディナミ」農法を導入しており、認定機関「カリテ・フランス」に正式に認定されたお墨付きのビオディナミストなのだ。

明らかな違いはぶどうの熟度!収穫直前までリスクを負って美味しさを追求。
『「協同組合」という大所帯では、収穫日が前もって予定されると、ぶどうの成熟状態に応じた直前の変更などできなかった。でも今は、天気とぶどうの熟度を見ながら二日前に決めればいい。リスクを伴うが、自分の納得がいく仕事ができる。これが今までと違うところ。』と自由を楽しんでいる様子がジャンから伝わってくる。シャルドネの栽培地としては相当北に位置する地区で、収穫をぎりぎりまで遅らせて熟度を高める。この地域でただ一人の熱いチャレンジャーだ。
南仏のような晴天続きとは違い、「冷涼な気候」をメリットにして、北部でしかできない繊細さと洗練されたピュアなワインを追求している。

【「カデット」の名前の由来】
モンタネ氏が所有する日照に優れた素晴らしい区画は、ヴェズレーのいり組んだ山あいをだいぶ奥に入らなければならない、行き来するのに不便な場所。昔の人々はこの畑の面倒を見るのを嫌がり、親から子に引き継ぐ時は、たいてい末っ子に押し付けたため「カデット=末っ子」と名乗るようになった。

(クラブ・パッション・デュ・ヴァン資料)http://www.cpvin.com/
Domaine de la Cadette bourgogne L'Ermitage rouge
ドメーヌ・ド・ラ・カデット ブルゴーニュ・レルミタージュ ルージュ’08

Domaine de la Cadette Bourgogne Vezelay La Chatelaine
ドメーヌ・ド・ラ・カデット ブルゴーニュ・ヴェズレイ ラ・シャトレーヌ’07
カデットの真髄ここにありか!奥行きとコクのある味わいは見事♪30分ほどで絶頂を迎えます!翌日は多少落ちた感じをうけましたが、まだまだイケます!絶妙の柔らかな酸は、ぜひ味わってください♪白三本ともラベルがそのまんまですので、よ〜く見て手にとって下さい。

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