【ISDN・ADSL等のルータを使用する場合の留意事項】

 ISDN・ADSL等のルータを使用する場合には,EchoLinkの信号がルータからEchoLinkを使用するパソコンに転送されるよう,ルータの設定を変更しなけば,EchoLinkを使用することができないようです(EchoLinkは起動しますが,相手局とコネクト出来ない)。私の場合EchoLinkのホームページの記載事項を参考に以下のように設定しました。

 EchoLinkの解説ページの和訳を掲載しましたので、ご参考いただければと思います。ただし設定方法はご使用になるルータにより異なりますので、設定の概念しか参考にならないかもしれません。
※設定内容には責任を持てませんので,詳しくはEchoLinkのホームページの記載内容をご確認ください。


○使用するパソコンのIPアドレスの設定

 私のパソコンでは「IPアドレスを自動的に取得」する設定になっておりましたが,「IPアドレスを指定」に変更しプライベートアドレス割り当てました。これは次のポートのマッピングを行う場合に使用するパソコンのIPアドレスが変わると不都合を生じるためです。


○UDPとTCPのプロトコルに対してポートのマッピングを設定

 EchoLinkの信号がルータからEchoLinkを使用するパソコンに転送されるよう,ルータを以下のように設定する。  

  • TCPの5200ポートを使用するパソコンのIPアドレスにマッピング  
  • UDPの5198ポートおよび5199ポートをそれぞれ使用するパソコンのIPアドレスにマッピング


    ○UDPとTCPのプロトコルに対するフィルタリングの設定

     EchoLinkを使うためには、UDPの5198と5199ポートの送受信と、TCPの5200ポートの送信を通過(許可)させる必要があるため,ルータのフィルタリング機能を以下のように設定する。  

  • TCPの5200ポートの送信を通過(許可)する  
  • UDPの5198ポートおよび5199ポートの送受信をそれぞれ通過(許可)する

    ※Windows XPを使用している場合で,パソコン本体のファイアウォールの設定によっては,パソコン本体の設定も上記のように変更する必要があることもあるようです。私もWindows XPを使用していますが,私の場合パソコン本体の設定変更は必要ありませんでした。


    以上の設定変更により,ADSLでEchoLinkを使用できるようになりました。
    ※eQSOは上記の設定を行わなくとも,ダイヤルアップ当時の設定のままで使用することが出来ました。

     ルータとファイアウォールの設定について,
    次のホームページが参考になると思います。

      ※「L.S.O.J」: Link Systems of Japan

      
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