都教委包囲・首都圏ネットは正式名称は「東京都教育委員会の暴走を止めよう!ネットワーク」といいます。「都教委包囲・首都圏ネット」は略称です。
やっと、ホームページを開設することになりました。ネット結成から1年以上経ちました。私たちの活動が、長く続くのはいい事ではありません。都教委の姿勢が変わってないということですから。
この間、都教委の教育基本法や憲法を軽んじ、時には否定する諸政策に強い憤りを私たちは感じてきました。とりわけ、2003.10.23日の通達(いわゆる10・23通達)は、教育活動に行政権力が公然と介入するものであり、教基法10条に明白に違反するものであり、戦後民主教育のあり方を否定するものです。
これに対する強い危機感が、現場の教職員に広がり、抵抗運動が始まりました。都立高校を中心に、「予防訴訟の会」がたちあげられ、数百人の教職員が参加。さらに、03年度の卒業式では、公立学校(小・中・高・養護)の二百数十人の教職員が処分覚悟で不起立を貫きました。都教委は、この人たちに対し、04年度入学式の前に処分を出しました。通常は処分決定に数ヶ月かかるのに、また200人以上もいるにも関わらず、この速さは異常である。明らかに、入学式での不起立を防止しようという、脅しの意味で早めのです。