Sumio Ichinohe
一戸 澄雄   

電気通信大学 電子工学科 上野研究室 卒業研究生

新卒研生へのメッセージ 2003年1月27日
上野研の紹介
上野研第1期卒研生の一戸です。この研究室は2002年3月に発足したばかりで、色々な意味で若い研究室だと思います。しかし、それゆえに私は色々な経験をすることができました。前向きに取り組めば得るものは多いところだと私は思います。一言で「前向きに」と言いますが、要するに心構えの問題です。はっきり言ってこの研究室は厳しい方だと思います。やらされていると感じて惰性でやっていると、目標に到達できないと思います。一生懸命自分でネジを巻いてください。

経験談
振り返ってみると一年はあっという間です。自分では前に進んでいるつもりでも、目標よりずっと遅い歩みだったような気がします。自分でも自分に甘かったと思いますが、やる気の出ないときは能率はなかなか上がりません。うまく自分を鼓舞して時間をうまく使いましょう。

反省
卒業研究がある程度進んでから実感したのですが、やはり時間が足りません。前期から10月ぐらいまでそれほど進んでいなかったことが原因だと思います。いきなり卒業研究に手をつけられるものではないですが、方向を定めることができなければ前に進むことはできません。できるだけ早い段階で地図を描けるようになることが大事だと思います。

アドバイス
最初に一つ。敵は英語の山です。しかしこれに勝たねば先へ進めません。私も英語はそれほど得意ではなかったのですが、戦うしかないです。ある程度の分量を読めば専門用語を覚えてきますので、少しは楽になりますが…。

また、勉強することは山ほどあると思いますが、手を抜いても後で勉強し直しになるだけです。毎週のゼミなどでやることは重要なことも多いので、他の人の番でもちゃんと理解しないと後で泣きます。分からないことはその場でちゃんと聞いて解決するのが大事だと思います。