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バーチャルコンソール版ポケモンの
対戦向け ソフト・ハードの選び方

●まとめ

最低限の購入で済ませるなら、
・「New3DS or 2DS」に「クリスタル(メイン)」と「ピカチュウ(対戦・回収用)」
・「旧3DS」に「銀(回収用)」と「赤(回収用)」
をそれぞれダウンロードするのがおすすめです。
※通信時に大画面が良ければ前者を旧3DSLLにするのもあり。

この組み合わせは
「図鑑が完成できる(クリスタル+銀+ピカチュウ)」
「クリスタルのみの技を使える(クリスタル)」
「回収プレイが出来る(シルバー・赤)」
「ポイントアップ収集や賞金稼ぎがしやすい(New3DS or 2DS)」
「ID収集がNPC交換でできる(赤→クリスタル)」
「ふしぎなおくりもの・トレーナーハウス利用ができる(クリスタル+銀)」
「ふしぎなおくりもの用IDを維持しつつシナリオ回収できる(シルバー)」
「第一世代で通信対戦ができる(ピカチュウ)」
「第一世代の固定シンボル厳選のリセット時間が早い(赤)」
をすべて満たす事が出来ます。

プレイする順番はおおよそ以下の通りです。

銀とクリスタルを ID固定法(ページ未作成)を使って交換可能まで進める。
クリスタルの固定ID(77)を銀に送る。
(スイクン・セレビィが2匹以上欲しければクリスタルを好きなだけ回収し銀に送る)
ピカチュウと赤を ID固定法を使って交換可能まで進める。
赤からピカチュウにヒトカゲを送る。
銀をエンジュまで進めてタイムマシンを使えるようにして、
ピカチュウから銀にニドラン♂とヒトカゲを送り育て屋に預け階段固定しておく(ニドラン♂は「つのでつく」、ヒトカゲは「ひのこ」を忘れないようにする)。
クリスタルをメインロムとして「きせきのみ」「ピントレンズ」の出るIDを厳選し、
ひでんマシンを回収しつつクリアする。「おとこのこ」選択は必須!
(参考:かけるのページ ふしぎなおくりもの IDチェッカー
クリスタルの「ヤドンのいど」等でヤドンを2匹捕まえ、
それぞれに「なみのり」「フラッシュ」「かいりき(赤用のみ)」を覚えさせ、
それを赤に送り、うち1匹をピカチュウに送る。
これであと赤には「いあいぎり」「そらをとぶ」を覚えさせたリザードン(ヒトカゲ)を送れば、
ピカチュウには「いあいぎり」「かいりき」を覚えさせたニドリーノ(ニドラン♂)を
「そらをとぶ」を覚えさたポッポと共に送れば、
第一世代の秘伝技要員(フィールドわざ要員)が用意できます。
※シナリオ中にヤドンには「テレポート」「あなをほる(ピカチュウ用のみ)」、
リザードンには「あなをほる」をそれぞれマシンで覚えさせる。
※ピカチュウ版のシナリオを進めればヒトカゲが手に入るのでニドキングからリザードンに変更することもできます。
これでメインロムの準備と第一世代の回収プレイの準備が整いました。

隙あらば「ボタン固定でレベルを上げておく」のがこのプレイのポイントです。
第二世代のコガネ百貨店の階段↑固定 1時間で約3600歩(2匹同時可)
※第一世代のふたご島の水流↓固定 1時間で約5670歩

ID収集は上記の手順を踏まえると、
プレイヤーのIDが5種(固定IDの4種とクリスタルの厳選IDの1種)、
金銀クリスタルのイベントポケモンで9種(貰うの2種とNPC交換の7種)、
ピカチュウ1週につきNPC交換で7種、赤1週につきNPC交換で9種、
トレーナーハウス用「じばく」ミュウツー6匹と対戦用「じばく」カビゴン1匹
を用意するならピカチュウ1週・赤6周で5+9+7*1+9*6=75種
・・・と100種には届きません。赤をもっと周回すればいいのですが
可能ならば第一世代の周回の前に
対戦・交流オフ会などで持っていないIDを交換をして
IDの種類を増やしておくことをおすすめします。

●ハードの機種による違い

・本体性能による処理速度の違い

3DSの機種によって時計変更(ページ未作成)を行うときの
「本体設定」から「HOME画面」に戻る時の暗転時間に違いがあります。
(旧3DS/LLは約15秒、2SDは約12秒)
なのでポイントアップ収集(IDくじ)や賞金稼ぎ(トレーナーハウス)
をするソフトは 後発の本体にダウンロードするのがおすすめです。

・無線通信スイッチの構造の違い

無線通信のOFF/ONが物理スイッチであるかないかの違いもあります。
(旧3DS or 3DSLLは物理スイッチ、それ以外は
「HOMEメニュー設定」→「(下にスライドして無線通信の)OFF/ON」)
屋外使用が多いなど電池残量を気にするなら切り替えが楽な
旧3DS/LLにダウンロードするのがおすすめです。

・ハードの販売価格の違い

VCを遊べる本体の2018年10月現在の中古価格(駿河屋調べ)は
旧3DS・2DSが6,000円前後、旧3DSLLが7,000円前後、
New3DSが9,000円前後、New3DSLLが11,000円前後、
New2DSLLが12,000円前後と最高・最低で2倍の価格差になっています。

価格を気にせず好みのものを使うのがベストですが、
第二世代の「ふしぎなおくりもの」の為に質より量を稼ぎたい所。
生産期間が長い事もあり旧3DSは状態のかなり悪いものも多いので
通販であれば2DSを選んでおくのが良いと思います。

●第二世代のソフトによる違い

・第二世代では入手できないポケモン(金・銀・クリスタル共通)

1 フシギダネ 2 フシギソウ 3 フシギバナ
4 ヒトカゲ 5 リザード 6 リザードン
7 ゼニガメ 8 カメール 9 カメックス
※赤緑青ではシナリオ1週につき1匹(1か4か7)しか手に入らない。
138 オムナイト 139 オムスター 140 カブト 141 カブトプス
※シナリオ1週につきどちらか1匹(138か140)しか手に入らない。
144 フリーザー 145 サンダー 146 ファイヤー 150 ミュウツー
※シナリオ1週につき各1匹しか手に入らない。

・第二世代のソフト毎の入手できないポケモン

クリスタル
37 ロコン 56 マンキー 56 マンキー
38 キュウコン 57 オコリザル 57 オコリザル
52 ニャース 58 ガーディ 37 ロコン
53 ペルシアン 59 ウインディ 38 キュウコン
165 レディバ 167 イトマル 179 メリープ
166 レディアン 168 アリアドス 180 モココ
216 ヒメグマ 207 グライガー 181 デンリュウ
217 リングマ 226 マンタイン 203 キリンリキ
225 デリバード 231 ゴマゾウ 223 テッポウオ
227 エアームド 232 ドンファン 224 オクタン
※図鑑No.152~250は好きな組み合わせ2本で集めることができる。
※図鑑No.1~150,152~250を集めるには最低ソフト3本必要で
「クリスタル+金+赤orピカチュウ」「クリスタル+銀+緑orピカチュウ」
「金+銀+第一世代どれか」の組み合わせがある。
※図鑑No.151のミュウは配布イベント(終了)でしか入手できない。
※図鑑No.251のセレビィはクリスタルでしか入手できない。

・クリスタルでのみできること&できないこと

クリスタルで変更された「レベルわざ」を覚えさせられる。
パルシェンの「まきびし」、イーブイの「バトンタッチ」等)

クリスタルで追加された「タマゴわざ」を遺伝できる。
(カラカラの「つるぎなまい」、エレキッドの「クロスチョップ」等)

クリスタルで登場した「教え技」を覚えさせられる(通称「オヤジ技」)。
※「10まんボルト」「かえんほうしゃ」「れいとうビーム」
(殿堂入り後の水・土にコガネのゲームコーナー前で4000コイン渡す。)

タマゴから孵るポケモンが覚えられる「教え技」を遺伝できる。

りゅうのあなのイベントで「しんそく」を覚えたミニリュウを貰える。

スイクン・セレビィの固定シンボル厳選ができる。

『ブルーカード』を使って『ふしぎなアメ』の複数入手ができる。

金銀に比べ落ちている『タウリン』系のアイテムの数、NPC交換が多い。

シナリオの違いにより「ライコウ」「エンテイ」を開放しないと進めない。

自分と同じIDの「ライコウ」「エンテイ」「スイクン」を持っていないと
スズのとうを登れない(=ホウホウが入手できない)。

主人公の性別を選べる・・・が女の子を選んでも通信時に反映されない。
※クリスタル同士であっても反映されない。
それでころか毎回男装イベントが起きるので操作の手間が増えてしまう。

・金銀でのみできること&できないこと

VC銀では状況再現により
『相手に「ふしぎなおくりもの」で「ピントレンズ」「きせきのみ」が出るID』
が狙えるのでIDを維持しつつシナリオ回収や孵化ができる。

※NN変更を維持するには別途工夫が必要(ページ未作成)。

ポケモンのドット絵のアニメーションが無いので孵化や画面送りが早い。

金のホウオウのみ「せいなるほのお」を覚えている。
銀のルギアのみ「エアロブラスト」を覚えている。
(ポケモンスタジアム金銀があれば他のバージョンでも覚えさせられる)

クリスタルで変更される「レベルわざ」を覚えさせられる。
(あまり有用なものはない)

金は野生のバタフリーの出現率が高く『ぎんのこな』の入手に適している。
ずつき(森林タイプ)のよく落ちる木で5%

●第一世代のソフトによる違い

・第一世代では入手できないポケモン(RGBP共通)

当然ながら図鑑No.152~251は入手できないし送ることも出来ない。
また、『かわらずのいし』がないので交換で通信進化するポケモンを
送る事が出来ない。(青のNPC交換のゴーリキー・ユンゲラーに影響あり)
※タイムカプセルでは『かわらずのいし』等の効果が無効になる。

・第一世代のソフト毎の入手できないポケモン

ピカチュウ
23 アーボ 27 サンド 23 アーボ 13 ビードル
24 アーボック 28 サンドパン 24 アーボック 14 コクーン
43 ナゾノクサ 37 ロコン 37 ロコン 15 スピアー
44 クサイハナ 38 キュウコン 38 キュウコン 23 アーボ
45 ラフレシア 52 ニャース 56 マンキー 24 アーボック
56 マンキー 53 ペルシアン 57 オコリザル 26 ライチュウ
57 オコリザル 69 マダツボミ 69 マダツボミ 52 ニャース
58 ガーディ 70 ウツドン 70 ウツドン 53 ペルシアン
59 ウインディ 71 ウツボット 71 ウツボット 109 ドガース
123 ストライク 126 ブーバー 125 エレブー 110 マタドガス
125 エレブー 127 カイロス 126 ブーバー 124 ルージュラ
      125 エレブー
            126 ブーバー
※図鑑No.1~150は「赤+緑」か「ピカチュウ+銀orクリスタル」
の2本があれば集めることができる。

・ピカチュウでのみできること&できないこと

ポイントアップを使った技があっても「わるあがき」が出せる。
※そのため通信対戦では必須または参加条件とされている。

ピカチュウ版同士の対戦で「コロシアム2」を利用できる。
(「ふぶき」の追加効果が3割→1割、ねむり状態が1~6→1~3ターンになる)

博士から貰ったピカチュウのみ『でんきだま』を持っている。
8番道路(出現率8%)のユンゲラーのみ『まがったスプーン』を持っている。

ミュウツーにわざマシンで「ねこにこばん」を覚えさせられない。

NPC交換でサイドン、ダグトリオ等の厳選ができる。
NPC交換の数が他より少ない(9人→7人、要求も厳しい)。

育て屋にシャワーズを預けるとLv42で「しろいきり」「くろいきり」の両方を覚える。
※通常のレベルアップでは「しろいきり」を覚えない。

・赤緑でのみできること&できないこと

NPC交換で「あくまのキッス」を覚えたルージュラ等の厳選ができる。
(ポケモンスタジアム金銀があれば他のバージョンでも覚えさせられる)

他よりソフトリセットから「つづきからはじめる」までが短いので
サンダー等の固定シンボル厳選に向いている
※フシギダネよりヒトカゲの鳴き声が短いので赤の方が良い。

「なみのり上陸」と呼ばれる「なみのり」を使ったショートカットができる。
※フリーザー・ミュウツーの捕獲時に利用できる。

『マックスアップ』を購入できない。

・青でのみできること&できないこと

NPC交換でケンタロス等の厳選ができる。

A連射が必要ですが無限ネコにこばん(ページ未作成)で
『マックスアップ』の購入 と最高レベルの野生メタモンを両立できる。

●世代による違い

・第二世代のソフトは第一世代のソフトが無いと・・・

入手できないポケモンがいる(上記の通り)。
入手できないアイテムがある(上記の『でんきだま』や『ひかりのこな』等)。
第一世代にしかない「わざマシン」でのみ覚えられる技がある。
「あくまのキッス」を覚えたルージュラを対戦で使用できない。
ID収集が大変(第一世代はNPC交換ポケモンのIDと個体値がランダム)。
進化の石の複数入手が大変(シナリオ1週で各1個)。

・第一世代のソフトは第二世代のソフトが無いと・・・

厳選が大変(タマゴ孵化が出来ない)。
育成が大変(賞金稼ぎ・アンノーン狩り・ポイントアップ収集が出来ない)。
第二世代で覚えられるようになった第一世代にもある技が覚えられない。
※ただし基本的に対戦会では禁止されることが多い。
「ひでんマシン」で覚えた技を忘れることができない。