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バレエを習ってみる

体作りのためにバレエを始めることにしました。 私は自慢できるくらい体が硬いので、踊りにもいろいろ差障りがあるのです(^_^;)。
以下、バレエについての試行錯誤をちょっとご紹介。

※私にとってバレエは社交ダンスを上手く踊るためのものです。ですので、バレエを真剣にやっている方が読んだら噴飯モノなことも書かれているかもしれません。その辺りは割引いてお読みください。
バレエについて詳しく知りたい方はリンク集へどうぞ。美夜さんセレクトのお役立ちサイトをご紹介させていただいてます。

さてバレエ。数年前にもやろうと思ってオープンクラスに参加したことはあるのですよ。
そこは新宿の村スタジオでやっていたんですが、一クラスに20人以上いてやってることはストレッチだし、イエ、ストレッチでいいんですけど何かコツとかを伝授してくれるのかと思ったんですがそうではなかったのと、あと駅から遠くてねぇ。冬だったこともあって1ヶ月(つまり4回)くらいしか行きませんでした(^_^;)
支払いが参加の都度だったことも災いしたかもしれません。

その後大分間が空いて2006年、やっぱやろう!と思ったら当時のリーダーさんに「バレエとソシアルは動きが違うから体を柔かくしたいならヨガをやれ」と言われて、「そうか〜」と思ってヨガスタジオをあちこち調べてみたんですが、オープンクラスのもスポーツジムのもどうも時間が合わなくて結局体験レッスンのみで終了してしまいました。
オープンクラスの「その都度予約する」っていうのも面倒で私には合わないんですよねぇ。

丁度その頃プロの選手も結構バレエを習っていることを知り、ダンス雑誌でも「バレエで上手くなる!」なんて特集を組んでいてやっぱバレエでしょう!と思いを新たにしたりして。

で、探してみると大人のバレエは丁度流行っている時期でどこのお教室でも大人クラスがあります。すごい。

でも。

設けられているのは週に1〜2回と言うところが殆どでそのうちの1回はお昼間だったりします。そうすると行けなかった分はそのまま欠席扱になってしまいますから働いている私には通い切れないですよね。
それと、月謝制でやっているバレエ教室は大抵のところが「発表会必須」になっていて、バレエで何かを踊ることが目的ではない私は二の足を踏んでしまうのです(レオタード必須もな(^_^;)。最初に行ったオープンクラスは着る物は何でも良かった)。

で、いろいろ探した中で見つけた、とあるお教室を訪ねてみました。

しかし場所がね。
駅から徒歩10分の住宅街で、自宅の2階がスタジオってなんか社交ダンスを始めた時のおじいさん先生を思い出すんですが・・・。
扉を開けてみたら先生はザンバラ髪のおばさんが、パジャマだか部屋着だかわからないのを着てるしスタジオは狭いし「見学」に行ったのに「今の時間は生徒さん誰もいないのよ〜」だそうだし、なんか私また失敗しましたか??(^_^;)

でもいろいろ話を伺って社交ダンスのポーズを取ったら一目で私の直すべき点を指摘してくれるし、毎年N.Y.に研修に行っているそうだし、話のテンポが良くて面白いので入学することにしました。

で、早速月謝や着るものなどについてお尋ねしたところ、やはりレオタード必須でした。 先生が部屋着だからもしかしてスパッツとかでも良いかも〜、と思ったんですが甘かったです(^_^;)

レオタードの色は白か薄いピンク等とにか色の薄い白いもので肌の露出が大きいものを、タイツはピンクか白でピンクの方がより良い、なぜなら筋肉の動きが判り易いからで、皆黒を着たがるけれど黒はダンサー用であってひよこは白よ!スカートもカーディガンもダメ!!と力説されました。 やだな〜、レオタード。

で、買うべきお店も紹介してもらって本日は終了。買った物は以下の通り

バレエのウェア カーディガン(シルビア)結局買った(^_^;) ¥5000位
レオタード ¥7,500
ショーツ  ¥1,800
ブラ(内蔵済) ¥500
(以上チャコット)
タイツ(バレリーナ) ¥1,800

足指元気君 ¥3,000
(ベルト・送料込み)



シューズはまだ先で良いそうです。
どこのバレエサイトを見ても「レオタードとタイツとバレエシューズがレッスン事始の三点セット」、と書かれているんですけどね(^^;)

タイツを買う時に身長を聞かれて162センチだと答えたら「じゃあLLですね」とLLを渡されたのですが、「え〜?私がえるえる〜?」と思いながらも対面して買ってるんだしLLなんだろう、と黙って買って来たんですが、これがすげー伸びるんです。普通のストッキングのつもりで伸ばしながら履いていたら腿の所でいっぱい皺が寄っちゃって、伸ばすのに苦労しました(^^;)。
因みにサポート力は全くありませんので運動中でも補正したい方はご注意あれ。

初レッスンで他の生徒さんに会ったら、色は白でしたけど半袖に毛糸のパンツ着用でした。なんだ〜。
でも先生に「かわいいレオタードね。どこの?」と言ってもらえたので良し!
しかしお教室は狭いだけあって暑くてニットを着る暇なし(^^;)
11月も半ばになった頃、流石に寒くてニットを着てみましたが、今度は保温用には薄手過ぎました。
もうちょっと厚地のものを買わなくちゃだめかな、と思っていた矢先、先生に「このニット、いいわねぇ。手触りも良いしラインも見やすいわ。どこの?」と言われてご機嫌さんになりました(単純)。
バレエ・シューズがないせいか、バレエのレッスンは荷物が少なくてラクチンです。ちょっとした手提げ袋に上の品全部が入ってしまいます。でかいスポーツバッグを抱えて歩く社交ダンスとは大違いです。

さて、肝心のレッスンですね。
ここの先生の良いところは「無理をするな」が徹底してることです。
プリエだろうがなんだろうが、足先と膝の向きは一緒!なのです。私はバレエを始めた時には既に膝を痛めていたので先生も特に注意してくれました。

バレエでは膝の向きは真横。
でも今のあなたにとっての「横」とは60度くらい、現実を認めなさい、と大笑いしながら指導してくれます。

先生が生徒を嗤う、なんていうと「そんな先生には習いたくない」と思う方も多いでしょう。私の場合は、こんな先生だからこそ私も言いたいことを言えるのでラクチンです。「あ、これ膝に来るからダメ。」とか「ちゃんと支えてくださいよ〜」とか「イ〜ダ〜イ〜〜」とか言ってます。考えてみたら社交ダンスの先生ともそんな感じですね。
まぁこればっかりは好き好きですから自分に合った先生を見つけてください。

団体レッスンならこうはいかないでしょう。先生は全員に向かって注意してくれるでしょうけれど個体までは目が届きません。そして大人だからこそ開かない自分の足を無理して外に向けて自己満足して更に痛めてしまうことでしょう。

運動系の習い事をする時に、団体レッスンを選ぶのは良くあることです。金銭的な問題もありますが、運動が不得手な人の場合、下手な自分が恥ずかしい、と思う部分もあるのではないでしょうか?だから団体レッスンだとうしろ〜の方にひっそりいたりしませんか?え?私だけですか?
だけど習い事は先生に診てもらって何ぼ、ましてバレエは怪我と隣り合わせです。選べる限り少人数のレッスンを選びましょう。

バレエに限らず、大人は無理は禁物です。

無理しない程度に頑張れ、私のカラダ!!

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