HAMBLE BOY 

東京公演:2004年11月7日〜11月28日 東京グローブ座
大阪公演:2004年12月3日〜12月5日 大阪厚生年金会館芸術ホール


Cast//井ノ原快彦 大路恵美 三鴨絵里子 蟷螂襲 大谷亮介 夏木マリ
わたしの感想やツボ(またはツッコミ)。

第一幕。
 まず、フェリックス(井ノ原快彦)の登場。いつも舞台の初日前には気合いを入れてバッサリ髪を切ってしまう井ノ原さんだったので、 また切っちゃってるかな〜なんて友達と予想していたんだけど、いざ幕が開いてみると、 今回はなんとパーマをかけているではないか! しかも、照明が薄暗かったので、最初いのだとわかんなかった(笑)。 「うおーい、いのかよ!」と気がついたのも束の間、なんだ、その衣装は!? ポロシャツに、乗馬するときのようなパンツに(すそが短い)、白いソックスに、靴。 ずいぶんと若い格好をしているので、あたしはてっきり子供の頃の回想シーンから始まるのかと思いました(笑)。 だけど、話が進むにつれ、どうやら今目の前で繰り広げられている話は、 回想シーンでもなく、今の時間のお話だということに気がつき、 今回はまたかわいらしい役だなぁととまどったのでした(笑)。

 は、は、蜂がいなくなった…!

第一声からからどもってたしね。かわええ、かわええ。 てゆか、どもるたび、あたしは映画「サンダーバード」のファーマットを思い出した(笑)。 ちょっとマニアックでしたかね。

 この作品の中では、一番マーシー(三鴨絵里子)がおもしろい人物だったかと。 台詞の言い回しや動作があたし的にツボだったりして、ことあるごとにマネしてた。 例えば。

 ステキだわぁ!

だったり。

 天使の行列!?

などなど。これからもっと出てきますけどね、ひとことひとことの台詞が印象的で前後の台詞は覚えてない(笑)。

 フローラ(夏木マリ)が登場して、フェリックスの格好に、フローラがそれはお葬式に出るような格好ではないと怒っていたけど、 いやぁ、あたしから言わせてもらえば、あんたのその格好もお葬式に出られるような格好じゃないと思うんですけど(笑)。 真っ青なのはまだいいとしても、背中を出す必要性はまったくないと密かに思っていたのでした。

 フェリックスとフローラがふたりっきりになって、ジェームズ(蟷螂襲)が死んだときの話になって、 フェリックスが専門のブラックホールの話を持ち出して、フローラに「そんな話で私を煙に巻こうとしないで!」と怒鳴られたとき、 いのが悲しげな表情をして、下唇をぐっと噛んだときがあったのです。それが妙にかわいっくてねぇ…(笑)。 心の中で波が荒くれました。

 フローラと庭で話しているときにそっと現れた庭師のジム(蟷螂襲・2役)。 物語の展開としては、最後の最後に、実はジムがジェームズだったことがわかるんだけど、 ストーリーの結末がわかってから、もう一度観直してみると、 ジムが現れた瞬間のフェリックスの表情が「父さん…!」と言っているようにも感じ取れる。 よく注意してみると、フローラやマーシーはジムの存在に気がついていないんだよね。 フェリックスがジムに対して「花の名前を全部知っているんだね」って言っているのを、 マーシーが「?」という表情をしながらも答えていて、 ジムの言葉がまったく聞こえていないような感じだったし、 そのフェリックスはマーシーの先にいるジムを見つめていたり。 何度観ても、新たな発見ができたって感じです。

 ジョージ(大谷亮介)がハンブル家にやってきて、フローラに向かって言った「脇で出番待っていたんだ」は、 ジョージではなく、大谷さんとして言っていたんだよね(笑)。 ちなみに、ここ東京公演では笑いが起きていて、大阪公演ではウケてはいませんでした。

 フローラとジョージがふたりでいるところへフェリックスがやってきて、 フローラにジョージを紹介されて、フローラがふたりから離れたとき、 ふたりの気まずい空気の中、ジョージがフェリックスを睨んだら、それに怯えていたフェリックスがかわいかったのです。 あ、あと、ジョージはおうし座だということになったあとの。

 ギュウ…!

ですか。毎回いのの言い方が好きでした(笑)。

 ヘッドフォンをしてフェリックスの声が聞こえていないフローラに向かって、 フェリックスがよく見る夢を語りだした。 「僕は赤ちゃんで、母さんが庭の芝生に僕を寝かせる…。僕はゴキゲン!」なーんてことを言っていたけど、 あたしはそのとき、毎回雑誌に載っていたいのの赤ちゃんの頃の写真を思い出して、 話にあてはめていって楽しんでいました(笑)。 小学校の入学式のときに…って話になったときも、白いジャケットに身を包んだ快くんを思い出しては、 かわいい…とひとり笑いそうになっていたのです(笑)。

 庭にいたマーシーとジムに対して、自分の専門の「超ひも論」を専門用語で語り始めるフェリックス。 あたしも最初聞き取るのに必死だった(笑)。まー、聞き取ったところで意味がわかるはずもないんですが。 その難しい超ひも論に対し、マーシーが「わからない…!」っていう変な顔をしていたのが笑えた(笑)。 その顔がマーシーの台詞と共に一時期あたしの中でマイブームとなったのでした。 んでそのあと、「ブラックホールの中に飲み込まれたら、マーシーの体なんて原型をとどめないくらいぐちゃぐちゃに…」と、 怖がるマーシーをからかって、フェリックスがピョンピョン地面を飛び跳ねてよろこんでいた姿がこれがまたかわいくて、かわいくて…!(笑) 公演のはじめのうちはいのもやっていなかったと思うんだけどね、ここ好きでした。

 フローラがはちみつ入れのツボに父・ジェームズの火葬された骨を入れてフェリックスに渡したとき、 フェリックスが大袈裟に「うぇーーー!?!?!?母さんが…ツボに入った父さんを…僕に…わ、た、したぁ〜…」と倒れこんだあとに、 フローラが冷静に「そのメロドラマ風なの、やめて」と突っ込むところがおもしろかった(笑)。 最初、ちょっとそれ大袈裟すぎね?と思ったら、そのあとフローラが突っ込んでくれたので、 あ、ここは笑うところなんだと安心して笑うことができたよ(笑)。

 そのあと、フェリックスを置いて、ジョージと出かけるというフローラの後ろ姿に向かっていったフェリックスの、

 僕と一緒にここにいて!

には、ずきゅーん!どきゅーん!ダパンプかよ!って感じでした(笑)。 思わずステージに向かって「あたしはどこにも行かないよ!」と叫ぶところでした(アホか)。 えぇ、わかってますよ、わかってますとも。その台詞はこれっぽっちもあたしに言っていないことなんてね!(笑) そのあとに出てくるロージー(大路恵美)に言った、

 待って、ロージー、行かないで!

の言い方にも、毎回キュンキュンさせられました。

 フェリックスが一旦家に戻って、再び外へ出てきたときにかぶっていたチューリップハット。 あそこ、笑うべきところだったんでしょうか?(笑) あたしはいつ見てもおかしかったけど、あたしが入った回の中では初日くらいがクスクス笑っていて、 他はそんなに笑っていなかった。やっぱりフェリックスくんは服のセンスが人とは少しばかり変わっているようですな(笑)。

 そーいえば、ロージーがフェリックスに捨てられたあとの話をしていたけど、 「あたしは5年も髪を洗わなかった」とはどうゆうこと? 何かい?愛しい人を待っていることの例えとか?(笑) ハンブルボーイについて誰かと語っているとき、この疑問には一緒に首をかしげていました。

 フェリックスがジムとフローラについてロージーに話していたとき、 「父さんの存在はまるで顕微鏡レベルの炭酸の泡のようだった」と言っていたけど、 実はうちもそんな感じなの!(笑)この台詞を聞いたとき、うちもだよー!と軽くコーフンしてしまった。 カカア殿下とまではいかないけど、父よりも母のほうが強いですね。

 昔の父と自分のことを語りだしたフェリックスがいとおしく思えたのか、 嫌がるフェリックスをロージーは無理矢理フェリックスの服を脱がそうとしていた。 そのときロージーに「嫌?…じゃないでしょ?」と耳元で囁かれたフェリックスの、

 ムチャ言うなよ〜

には会場もドッと笑いが起きておりました。1回、その台詞で笑いに変わる瞬間を見たくて、 今か今かと思っていたら、いのがこの台詞を言う直前、隣の人のおなかが鳴ったの! あたしが「え!?」と思ったときにはすでに会場は爆笑していました。 実にありえなかったです…。

 ロージーの積極的な"攻め"に、その気になったフェリックスが「もっといい場所へ連れていって」と言われて、 奥にあったハンモックに連れていこうとするとき、フェリックスがロージーをお姫様だっこ!キャー!(笑) その瞬間、なんだか頼りないフェリックスから井ノ原快彦に戻ったように、 ワイルド(?)に大路恵美を持ち上げていて、とってもかっこよかったです。 この舞台の中で唯一いのが「かっこいい」シーン(笑)。

 とはいえ、ハンモックの上でもロージーが積極的にフェリックスを誘ったら、 フェリックスは「ちゃんとできるかどうかわからないよ?」とオドオド。 てゆか、ここは笑うところ?(笑)東京公演ではまったくウケていなかったんだけど、 大阪ではけっこうドッとウケていて、ちょっとばっかしとまどった。 某友人が「関西人は下ネタ好き?」とぼそっと言っておりました(笑)。

 そいや、東京初日の次の日に載ったスポーツ新聞に、「井ノ原濃厚キスシーン」なんて見出しつけられていたけど、 キスしてないよね?1公演に3回くらいするけど、どれも不自然。 客席のどの角度から見ても不自然。一度、前でふたりの下から見るようにして見たけど、 うん、していなかった!ふぅー(笑)。

 酔っ払って帰ってきたフローラとジョージに見つからないよう、 ハンモックの上でじっと息をひそめていたフェリックスとロージーだけど、 フラついたフローラがハンモックに寄りかかって(?)、ふたりには気がつかないで、 ハンモックの上にいたフェリックスと手と手を合わせてペチペチ叩くシーンがあたしは好きでした(笑)。 そのあと、庭に寝転がって大声を張り上げるジョージに向かってフローラがシーッと、

 30歳の息子を起こしちゃう!

と。そこで初めてフェリックスくんが30歳だったことを知らされるのです(笑)。 30!?あんなかわいらしい格好をして、30!?(笑) でも、東京初日ではほんとはここは35歳だったんです。 いのも「日経エンターテイメント」で言っていたしね。 さすがに初め「35歳」と聞いたとき、あたしはひとりだったにもかかわらず思わず「35!?」と言っちゃったもん(笑)。 会場もどよめいていたからね(笑)。どうやら初日で会場がどよめいてしまったせいで、 台詞が途中から変わってしまったとか。 普段のいのにもうちょっと大人っぽい衣装だったら納得はできたかもしれない。 だけど、あの髪型とあの衣装で35歳って言われても、そりゃみんな動揺するって(笑)。 初日にそんなことがあったので、それ以降の公演で「30歳」と言われても、 あたしは別になんとも思わなかった。初めて見た人はやっぱり30歳でも驚いていたけどね。

 娘を迎えに行かなくちゃと帰ろうとするロージーに「チャック開いてる」と言われて、 慌ててチャックをあげていたフェリックスだったけど、あれほんとにチャック開いてた?(笑) 毎回チャックをチェックしなきゃと思っていたのに、寸前で忘れちゃって、 ロージーに言われて、あー!そーだった!とあたしも思い出していた。 結局、最後までチェックできませんでした…(笑)。

第二幕。
 二幕が始まってからすぐに、庭師のジムが帰ろうとした目の前の地面に置いてあったツボを食卓の上に置いたら、 笑いが起きたのってなんで?あたしずっとわからないんだけど。 ツボの中に自分が入っているから地面になんて置くなっていう意味? でもそんなの初めて見た人にはわからないよね。 ここはいつも首をかしげていました。

 庭にセッティングされていたパーティーの食卓に人数分の椅子がないことに気がついたマーシーがキョロキョロと周りを見回して、 椅子になりそうなものを探して目に付いたのは、ジムが庭を世話するのに使っていた低めの木の台。 それをテーブルの近くに持っていって、自分でうんうん頷いてひとりごと。

 あたしがここに座ればいいわぁ!

ここのマーシーもあたし的にヒット。うんうん頷くしぐさとこの台詞。好きでした。 マーシーが座ろうとしていたその低い台がなんだかんだで結局フェリックスが座ることになってしまったが、 その光景がまたかわいらしいというか。たまに内股になっていたからね(笑)。 てゆか、フェリックスくんは2幕から衣装替えしてきたけども、また裾が短いんですね〜(笑)。 それはジェームズのスーツということだったから明らかにわざとだけど(蟷螂さんよりいののほうが背高かったもんね)、 なんかもういろんなところでいのの裾が短い姿はすっかり見慣れた感じ(笑)。

 パーティーが進むにつれ、フェリックスはジェームズの死因が心臓発作ではないってことを知らされてとまどって、 フローラたちに「父さんに何をした!?」と怒鳴ったとき、 「もしかして殺人!?そーゆー展開!?」と心の中で少しばかり喜んでしまったのはあたしです(サスペンス好き)。 フローラが「蜂にさされてのショック死」と言ったとき、心の中で少しばかりがっかりしたのはあたしです(同上)。

 フローラのマーシーに対する不満というか今まで思っていたことを次々とマーシーにぶつけていったのを聞いていて、 フェリックスがそれに怒って「やめろよ、母さん!!」と怒鳴ったとき。 けっこう突然だからビックリした。回数重ねて、ここで怒鳴るってことがわかってきても、 いのが何か怒鳴っているってことにビビってた(笑)。 あたしが怒鳴られているわけじゃないんだけど、胸がズキンとしちゃいました。

 フローラに自分に対するキツイ言葉で打ちのめされたマーシーはよりオーバーアクションというか、 表情やしぐさがおもしろくなるのですよ。 それにマリさんや、客席に向かって背を向けていたいのが笑ったような気がしたんだけど、 気のせいだったかな?(笑)

 食事を始める前のお祈りをマーシーが言ったあと、「これで大丈夫だったかしら?」的に、 隣に座っていたフェリックスに顔をめっちゃ近づけて同意を得ようとしたところがあたし的にはツボでした(笑)。 そんで、自分が調味料だと思って入れた粉末が実はジェームズの骨だと知ったマーシーはその事実にトドメをさされて、 家の中へ入ろうと席から立ったとき、低い位置に座っているフェリックスの頭をポンポンと叩いていたんだよね(笑)。 もぉ〜そんなフェリックスがかわいかった!!(笑) これは両方とも三鴨さんのアドリブだと思うんだけど、こういうのといい、 表情といい、しぐさといい、ほんとおもしろいなー!(笑) 張ったいい声だったしね、三鴨さん今公演の要チェック人物です!

 落ち込んで家の中に入ってしまったマーシーを想って、フローラに「マーシーに謝っておいで。でないと、明日気分悪いよ?」と言うフェリックス。 この子はなんていい子なの!(笑)ほんとに、見ていてムカつくこのフローラから産まれてきた子なのかい!?と思ったね。

 2004年11月28日のイノなきで、台詞をトチっていたことに気づかず、お客さんに笑われたって話していたことがあったよね。 その台詞とはどうやら「僕の名前をとって、あの子(フェリックスとロージーの子供)に名前をつけたの?」で、 それを「あの子の名前をとって、僕に名前をつけたの?」みたいな感じで言ったしまったそうです(笑)。 意味わからんよ!そりゃ客も笑うわ!(笑)ドンマイ、フェリックス!

 そろそろ娘を迎えに行かなくちゃと帰ろうとするロージーに、フェリックスが「あの子のことを教えて」と言うと、 ロージーが、

 目はあなたに似てない

と言っていたけど、あの、え、えっとここは笑うところなんですか?(笑) いのの目がネタにされると、今までだったらカンペキ笑う箇所だったけど、 みんなあんまり笑っていなかったんだよね。あたしが入った中では東京初日くらいだったかな。 しかもみんな一瞬間があって、クスッと笑い出すタイミングはまったく一緒でおもしろかった(笑)。

 最後の最後で、結局フローラとジョージの結婚話が破談してしまい、それに怒ってフェリックスにあたり暴れ出したジョージに向かって、 フローラが庭にあった小さな霧吹きで一生懸命対抗しているのがなんだかかわいくて好きだった(笑)。

 そんでストーリーのクライマックス。ジムが実はジェームズだったということがフローラにもわかったとき。 ふたりの出逢ったときの台詞を重なっていくようにジェームズとフローラがしゃべっている演出がすごく感動して、 毎回ここでは涙が止まりませんでしたよ。蟷螂さんの演技が渋くて貫禄があってすごく味があったから特にね。 「私の…フローラ」と言って、両手を広げるしぐさにはヤラれました。

 てゆか、蟷螂さんがいのの父親だってわかったとき、「ああ!」ってすごく納得感動できたの! だってふたり同じようなタイプの顔じゃん!(笑)プロデューさんもそれでキャスティングしたのかなあ? いのも将来あんな味のあるような役者さんになってほしいわ。 今は味がないというわけじゃないけど、まだ若いからね。あたしは蟷螂さんと同じようには思えないからさ。 なんて、素人娘の一意見でした。

 最後、ジェームズとフローラが庭の花のにおいを嗅いで回っているとき、客席にもふわりと微かに花のにおいが漂ってくる演出には驚かされたね。 そんなの初めてだもん。さすがG2!だてにアルファベットと数字の名前してない!(笑) てゆか、あたしは言われるまでピンときませんでしたけどね(笑)。 なーんか匂うな〜くらいにしか受け止めてなかった。早く気づけよ!もう〜。 前のほう座ると、スープに使われていると思われるトマトジュースの匂いとかしてくるからね(笑)。

 なかなか父との別れの決心がつかなかったフェリックスが骨を庭に返すとき。 それが終わったとき、フェリックスがフローラにツボを渡すんだけど、 いつもならすんなり受け取るのに、千秋楽のとき、フローラ…というよりマリさんは少しぼーっとして物思いにふけっているようで、 いのにもう一度、はいっとツボを渡されると、ハッと我の返ったようにツボを受け取っていたのだ。 あたしはもしかして千秋楽だから?と思ったんだけど、逆にそれがすごくフローラの心境を表しているように思えて、 夏木マリってすげぇ!と感激したのです。やはりすごい役者さんだな、と。

 最後、以前フローラとフェリックスが話していた小学校の頃の話をここでもしだして、 「僕、あのとき振り返らなかったんだ」とかフェリックスが泣きそうに「かあさん…!」という意味がイマイチわからなくってね。 フローラの「もう手を振って送り出すつもりはないわ」はなんとなくわかった気がしたんだけど。 何回観てもやはり難しい部分はありました。

 カーテンコールでは、よくいのとマリさんは仲良さそうに抱き合っていたけど、 大阪千秋楽で(他でもやっていたと思うけど)、いのと抱き合ったあと、マリさんが客に向かって「ゴメン!」って顔の前に手をあてて謝っていたのがウケた(笑)。 そもそもマリさんは、この公演があくまでもグローブ座のジャニーズメインの舞台だってわかっていた感じではあったよね。 客のほとんどがV6ファンだって。いのを引き立てるように、お客さんにあいさつをどうぞ!みたいに最後いのの背中を押してたもんね。 それも初めてです。

 同じく千秋楽で、マリさんがいのに向かって投げキッスをしたら、いのはマリさんに返さず客に投げキッスをしていた!(笑) マリさんに返さなかったことにもビックリしたけど、あたしはいのがあたしたちに投げキッスしたことのほうが驚きですよ(笑)。 あの人は滅多にしないからね、投げキッスなんて。そういうキャラじゃないし(笑)。 むしろファンよりもカミセンにやっているほうが多いんじゃないかって感じ。 なのでたまに見かけるとビビリます(笑)。

 あとあたし的にこの舞台で好きだったのは照明ね。昼間だった時間がいつのまにか夕方になっていて、 当たり前かもしれないけど、いつのまにか照明も赤い色になってるんだもん。 ここの照明の使い方に感動しました。あと、フェリックスが自分の部屋に上がったタイミングで、 家の2階の照明がパッとつくのね(笑)。これも同じく当たり前かもしれないけど、細かいなーと思いました。

 あ、そうそう。大阪千秋楽で舞台中ずーっとステージをハエがぶんぶん飛んでんのよ(笑)。 しかもけっこうデカイの。観ていて気になっちゃって、気になっちゃって。 休憩中どっかに行ってくれるかなって思ったけど、しぶとく2幕のときもいた。 あのハエにはまいったね。

 とまぁ、そんなこんなで、今回の舞台は今までのあたしの舞台記録を更新したくらい、リキ入りました(笑)。 もう感覚おかしいし。でも、そんな締めくくりにふさわしく、 千秋楽の会場に向かっているとき、会場近くのビルとビルの間からキレイな虹が見えたのです! 感激しちゃった〜。とにかく虹も舞台とよかったです。 たくさん感動しました。たくさん泣きました。あたしはこれで自分の中の感受性が成長できたのではないかと、 そう確信している次第でございます。

 このお話は深い!とにかく深かった。観るたびハマっていったもん。 とはいえ、まだまだ捉えられなかった部分は多かったけどね。 はじめブラックジョークを"売り"にしていたから、それを期待していった割には「これがそうなの?」って思ったこともあったけど(友人と元々は訳物だからその部分がうまく訳せなかったんじゃない?と話していた。ブラックジョークというよりはイヤミ?)、 でも後々そんな考えもなくなって、見事ハマっていったよ。ほんとよかった。 何はともあれ、出演者のみなさんをはじめ、あたしたちに与えてくれた感動に携わった多くのスタッフのみなさん、 本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした!




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