イヤシ系!?


今日は、快彦の久しぶりのオフ。
貴重な休日なのに、快彦は私の部屋に来てくれた。

 「自分の部屋でゆっくり休まなくてもいいの?」

って、聞いてみたけど、

 「と一緒にいるのが、俺は一番幸せなの」

テレビと同じいのっちスマイルで答えてきた。


快彦は、ソファに座って雑誌を読んでる。
私は、彼に合わせて、ちょっと苦手なコーヒーを
気持ちのいい風が吹き込んでくる窓の下に座って飲んでいた。
そして、そのコーヒーを飲みながら、視線だけを快彦に向ける。
舞台が忙しいせいか、快彦は、少し痩せた気がする。
そんなことを考えながら、しばらくポーッと快彦を見つめていると、
私の視線に気が付いたのか、快彦と目が合った。
私は、思わずドキッとする。

 「
 「な、何?」
 「おいで」

快彦が私を手招きした。

 「何?」

私は、快彦の隣に腰を下ろす。

 「そっちじゃないよ。ココ」

と、言って、快彦は自分の足と足の間を指で指す。

 「え〜!?そこに座るのー?」
 「そう」

快彦は、また円満の笑みで答えてくる。
私は、仕方なく、おとなしく快彦の前に座った。
すると、快彦は後ろから私を抱きしめてきた。

 「ちょっ、快彦!?」
 「あぁ〜癒されるぅ〜」

快彦は、私の肩に顎を乗せて、言う。

 「ホントにぃ〜??」

ケラケラ笑いつつも、快彦の温もりが背中から伝わってきて、
私も嬉しかった。
快彦の仕事が毎日忙しくて、
全然逢えないのは寂しくないって言ったら、嘘だけど、
ワガママ言って、快彦の負担になってしまうのは、もっとイヤだったから。

 「…なぁ」

私を抱きしめながら、快彦が後ろから私を呼んだ。

 「何?」
 「俺はを癒してる?」

いつになく、快彦はなんだか甘えモードだった。
やっぱり疲れてるのかなと思う。

 「う〜ん、イヤシ系というより、イヤラシ系!?」
 「なんだよ、それは!」

快彦の腕が、“抱きしめ”からヘッドロックに変わった。

 「答えてみろっ!っ!」
 「苦しいって!わかったよぉ!答えるから、離して!」

ようやく私は快彦のヘッドロックから解放された。
そして、快彦の体をソファーに横に倒して、
私は、快彦を見下ろすように、上になった。

 「こういうこと」
 「わかんねぇよ。はっきり言ってみろよ」

絶対ウソ。
快彦は、わかってるハズ!

 「わかってるくせに!」

私は、体勢を直し、ぷっと頬を膨らました。

 「なんだよ、〜。期待させんなよ〜」
 「そういうトコがイヤラシイの!」
 「またぁ。嬉しいくせにィ〜」

と、快彦はまた私を後ろから抱きしめる。

 「俺の貴重なオフだよー?、機嫌直せよ〜」

それでも、私は快彦をシカトする。
すると、快彦は、

 「シカトすんなよっ」

私の頭をぐいっと自分のほうに向けさせ、キスをしてきた。

 「俺がイヤラシ系なら、俺と付き合ってるお前だってイヤラシ系なんじゃないの?」

と、快彦はニンマリ。
結局、快彦のペースにハマってしまう。

 「はぁー」

私は、ノロケの溜息を吐く。

 「そうだよね。快彦がイヤラシ系なら、私もイヤラシ系だよね」
 「そうそう♪」

今度は私から快彦にキスをした。
快彦は、ちょっと驚いたみたいだった。

 「やっぱ、俺はに癒されてるよ」
 「私もだよ」

私たちは、ソファーに横になった。
やっぱり快彦も私もイヤラシ系かもね。


−−−END−−−

最後の言い訳っ。

あぁ、甘い(笑)
甘々っつーことで、壁紙をハートにしてみました(笑)

てゆうか、電車の中の「どっこいタフマン」の広告から浮かんだ、この話(爆)
伊東四郎と三宅裕司がヒントを与えてくれましたぁ。
それが、こんなお話になってしまった…(笑)

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