「今日は何の日?」最悪だ。 こんな日に熱を出すなんて…。 今日は私と剛くんがつきあい始めた、記念日。 ちょうど仕事が休みだったから、剛くんにあげるプレゼントを考えようと思ってたのに。 仕方ない。 剛くんには謝って、今日はおとなしく寝ていよう。 RRRRRR… ケータイが鳴った。 剛くんからだった。 「はい」 「あっ、?俺!今日、急に仕事が入っちゃってさぁ!」 「え?」 「ごめんっ! 今度のオフに、お前が行きたがってたスノボ連れてってやるから!」 電話が切れた。 いくら仕事だからって、もうちょっと申し訳なさそうに電話できないのかなぁっ。 といって、私もプレゼント用意できなかったし…。 んっ?あれっ?もしかして、今日が私たちの記念日だってこと、 剛くん忘れてるんじゃあ…! そう思うとなんだか腹が立ってきた。 もういいっ! 剛くんなんか知らないっ! 私はふてくされていつの間にか眠ってしまった。 夢を見た。 私と剛くんが表参道を仲良く手をつないで歩いている夢だった。 こんな日に限ってなんて皮肉な夢なんだろう…。 そして、私が目を開けると、 「あっ、起きた?」 その声に驚いて、横を見るとなんと、剛くんがいた。 しかも私の手を握っている。 「あれっ?剛くん!?どうしたの?仕事じゃなかったの?」 私がそう言うと、剛くんは、 「あー、あれね、実は嘘なんだ」 「えっ?」 「ごめん。を驚かせたくて。ちょっと大人げないことしちゃったかな」 そう言う剛くんの顔はちょっと赤くなっていた。 その時、私は剛くんの手の中にある自分の右手に何か違和感を感じた。 見てみると、薬指に指輪が…。 「剛くん、これ…」 「あぁ、これね。俺からのプレゼント!だってさ、ほら…今日は何の日?」 「…私たちがつきあい始めた日…」 私はそう答えるのが精一杯だった。 まさか、剛くんが今日を憶えているとは思ってなかった。 嬉しさから、私は涙が溢れてしまったのだ。 恥ずかしくて布団にうずくまった。 「剛くん…ありがと…」 涙声の私の言葉を聞くと、剛くんは立ち上がって、 「お前、熱あるじゃん!なんで早く言わねーんだよ!」 と言いながら、キッチンに行ってしまった。 その剛くんの声もなんだか涙声だった。 そのあと、キッチンから剛くんの声だけ、 「今日は、一晩中お前のそばにいてやるからさ!」 最後の言い訳っ。 いいなぁ。剛ちゃんにこんなことされてみたいよぅ(笑) なんだか、V6の素のクリスマス頃にやった、 どっちが寒いこと言えるか対決(違うと思う)を思い出すわ。 あっ、細かいことをつっこむようだけど、 ちゃんのケータイは、今風のケータイだからね。 ちゃんと着メロ鳴ります(笑) だけど、字で表現するとなると、着メロってどうしたらいいんだろう?と思って、 普通の「RRRRRR…」にしてみました。 |