「LMA-73 900系用中古バケット及びリム」について
あれ、変だな、と言うかこれ変わっているな、と思ったのは簡単に言ってしまうと、
「この手の大き目のライトなのに、吊り下げ仕様のバケットである」ということです。
下の2枚の写真を見比べてください。左が当商品LMA-73、右はLMA-37のバケットです。
LMA-73 | LMA-37 |
この2枚のフライパンを見比べた時の違いは、
LMA-73・・・ネジ穴がフライパンで言うと持ち手、つまりステーの180度反対側にある。
LMA-37・・・ネジ穴はステー側にある。
のですね。
この手のフォグはリムにライトをクリップ留めしてから、それをバケットにはめ込みます。
そして通常「普通のリム」と「普通のライト」の関係は、LMA-73に付属するリムもそうですが、
「ライト下側が、ネジ穴に呼応するネジの、すぐ近くに来るように付く」のです。こんな風に。
ですんでこのままこの、「普通のリム」に付けたライトをLMA-73のバケットに付けたら当然ですが、
「ライトの上側が、ステー側に来る」ことになります。まさに「吊り下げ仕様」の状態、ですね。
そこで普通に、つまり、「ステーがライト下側に来るように」使えないか考えます。
@ネジを無視して、単なるはめ込みとして、ライト装填済みのリムを、180度回してはめ込む。
Aライト上側にネジが来るリムを探す。
Bライトを180度回してリムにはめ込む。
これらのどれかが出来れば、普通に上向きのライトとして使うことは可能です。
が、
@ネジを無視して、単なるはめ込みとして、ライト装填済みのリムを、180度回してはめ込む。
中古の悲しさか多少湾曲していて、今のままの形でしか、相当力を加えない限りは入りません。
また、はめ込みの為の線状の突起がバケットに付いていますが、それに呼応するリムの凹みが合わなくなります。
Aライト上側にネジが来るリムを探す。
見たことありません。あるかもしれませんが。
Bライトを180度回してリムにはめ込む。
ライトにはレンズ外周上に、リムにはめ込んだ時に固定されるためのガラスの突起が付いているんです。
そして当然、リムにもその突起が入るように、円形の切り込みがあります。
この突起と | この切込みが合わさります。 |
ですのでレンズの突起を割ってはめ込む、またはリムの180度対面に同じような切り込みを入れなければ、
180度回してレンズをリムに収めることは出来ません。
前者の場合、目印なくリムに入れることになるので、レンズの「光源としての真上」を見極めるのが目分量になってしまいます。
後者の場合、きわめて小さな切込みなので、加工は簡単ではありません。
ダラダラと書きましたが、下向き(吊り下げ)で使おうと思われる方にはほとんど何の問題もありません。
上向きで使うのはちょっと難しいかもしれません、と言う話でした。