リニューアル

1999年頃から、車にあちこち不具合が生じるようになってきた。具体的にはブレーキのジャダーが生じでいた。2000年8月の車検時にはローター研磨でしのいだが、若干ローター全体が変形しているらしくフィールは改善できなかった。また、ショックが若干抜け気味でコーナーでの初期ロールが大きくなり、(超)高速域での安定性が目に見えて衰えてきていた。いくつか雑誌を読んでいるうちに、A31セフィーロの5穴化&ブレーキ強化の記事を見て非常に興味が湧いた。またインターネットでいろいろな情報を収集している間にA31サイトのCrystalを訪問するようになり、2000年7月にCrystal副管理人であるかずさんに5穴化&ブレーキ強化について質問メールをした。この頃からリニューアル街道を進むようになってしまった・・・・・

●リニューアル第一弾

2001年秋に実施しようとした項目は以下のとおり
○ブレーキのリフレッシュ&強化
ローター&パッド&ブレーキホースの交換で合計約80000円かかることが判明。どうせここまでかかるのなら、あと少し出して大幅リニューアルを図ったほうがいいと結論キャリパーをR32typeM用のフロント4ポット、リア2ポットの大型キャリパーに交換(中古流用)→中古部品15000円程度で入手可能
*そのため以下の問題が生じた。
大型キャリパーを収容できる15インチホイールは少ない。→16インチでしかも大型キャリパーを収容できる余裕 がホイールに必要→4穴16インチホイールで上記のようなホイールは事実上ほとんどないため、中古ホイールの入手が難しい→5穴ハブに交換したほうがホイールの選択肢が広くなる。→特にネット上でも多数流通している日産純正16インチホイール(R32.R33)であれば、キャリパーの収容に問題はない。

ということで
○「ハブ5穴化+ホイール16インチ化」も同時に行なうこととした。
2001年秋に実行しようと思ったが、歯の悪化により約35万円の出費が年末予想されたのであえなく延期となり、スキーシーズンに突入してしまった。その間引き続き情報収集を行っていたが、懸案であったのが、リアの5穴ハブについてであった。Crystal上ではR32-typeM寒冷地用のハブしか使えないことになっているが、中古部品でなかなか寒冷地用がでてこない。そこでR32-typeM通常仕様のハブでも可能ではないかということでかずさんに確認してもらったところ、100%とはいえないが、いけるのではないかということで、ようやくハブ(フロントHNR32、リアHCR32)を手配したのが6月末日だった。その後、タイヤ、ローターやステンメッシュブレーキホースを平野タイヤで入手した。パッドは岡山県から通信販売で購入した。2002年7月末日に車検と同時に行った。

@キャリパーをR32typeM用のフロント4ポット、リア2ポットの大型キャリパーに交換(中古&O/H)  
AフロントはHNR32用、リアはHCR32用のハブ・バッフルプレートを流用

Bローターも16インチ5穴用を新品購入
CホイールはR33typeM用中古を入手
Dタイヤはホイールに合わせ205/55R16を新調
Eステンメッシュもセフィーロ用ではなくBNR32,HNR32用を購入
Fブレーキパッドも新調
こういった中古部品の取り付けは通常頼みにくいものだが、数年来車検や修理をお願いしている整備工場にお願いした。快く引き受けてくれて、ありがとうございます。

キャリパー、ハブ、バッフルプレートは北海道の業者から整備工場へ直送してもらい、キャリパーのO/Hを先行してお願いした。当方で16インチホイールを入手し、タイヤを組み込み、パッドとローターの新品を車と同時に持ち込んだ。作業は問題なく進むかに見えたが、ショートパーツのいくつかが欠落しており、その納品待ちで若干時間がかかった。完成は2002/8/9であった。

費用
部品代:ホイール10000円、タイヤ45000円、ハブ・キャリパーアッセンブリー30000円、ローター20150円、パッド9600円、ブレーキホース18200円他ショートパーツ20000円工賃 :75000円(キャリパーO/H込) 
合計金額:227950円(ホイール・タイヤを除くと172950円)

インプレッション
ブレーキのフィーリングが圧倒的にスムーズ&ダイレクトになった。また絶対的な制動力もよくなった。足回りの剛性感が増した。(タイヤのせい)
またブレーキ周りのフリクションが大幅に低減した。ブレーキのフィールが圧倒的によくなると、今度は足回りがやはり物足りなくなってきた。そこで、リフレッシュ計画第二弾を計画。

●リニューアル第二弾

メニューは以下の通り
@ショック交換(ビルシュタインの中古を入手しO/H&減衰力調整)
  減衰力は大まかにいえば、BNR32純正>オリジナルスペック>R32-typeM純正
A各種ブッシュ交換
Bフロントアッパーリンク交換
Cテンションロッド交換
Dショック交換に伴うホイールアライメント調整
Eアーシングを5ポイント

*スタビライザーブッシュ、リアのアーム類の交換や、メンバーカラー取り付けも考えたが、総費用を考え、今回は断念。

@に関してはO/Hと同時に減衰力をNA31オリジナルに近づけるべく特注にしたかった。当初「エナペタル」に依頼しようと考えたが、O/H&減衰力調整は結構値段が高く、最終的に若干安い「ラック愛知(エルシュポルト)」に依頼した。

作業は以前GZ10の時にショック交換をお願いしたことのある定評ある「東京自動車エンジン」に依頼した。10/19にいったん現車を持ち込み、必要な部品ABの確認・手配をお願いして作業日を11/2に予約した。また、念のため入手済ビルシュタインが使えることを確認してもらった。その間、Cテンションロッドはジュラルミン製の軽量高剛性調整式テンションロッドが比較的安価に入手できた。14700円(送料込み)(ピロテンションロッド発注にあたり、CrystalのQ&Aにて、A31用orHNR32用を質問して確認した。)11/2の朝8:30に車を持ち込んで11:00過ぎには全て完了した。フロントアッパーリンクのボルトやショックのハブ側のボルトはかなり固着気味だった。

作業風景(クリックすると拡大)

マルチリンク式フロントサスの様子がわかります。テンションロッドは未だです。

ピロテンションロッド装着後です。こうやって見ると本当にビッグなキャリパーです。

リアのマルチリンクサスの様子です。ショックのロア側形状の確認が必要でした。

アンダーボディをフロント側からリアへ。昔の車の割には
結構フラットです。

リアサスを真下から。ロアアーム、ラテラルリンク、ショクの位置関係がわかります。


リニューアル第三弾
○ヘッドライトをHID化
光量が足りない純正プロジェクターヘッドランプのリニューアルを計画。角目化+HIDの組み合わせも考えたが、降雪時は角目よりもプロジェクター式の方が反射が少ないのでプロジェクター式+HIDとした。当初安いサンヨーテクニカ製を考えたが、一部不良品の確率が高いということで、信頼性第一ということで実績のあるBELLOF製とした。その中で最も視認性の高いアクティブホワイト(4300K)を選択。概ね満足

リニューアル第四弾
○ダッシュボードを交換
A31型セフィーロのダッシュボードの大半は変形しているが、その辺がどうもいかにも古い車という感じがして何とかならないものかと考え、比較的変形の少ないダッシュボードを入手し装着していた。しかしそれでもやっぱり変形が気になっていたが、C33ローレルのダッシュボードを移植することができることがわかり、何とかしたいとここ2年ぐらい考えていた。今回11月のCrystalのOFF会にて実際にそういったことをしている2台を目の当たりして、俄然やる気モードに突入した
クリックすると拡大します。

モケット部分を張り替えたC33ローレルのダッシュになりました。

33ローレルは、本来ダッシュボードはモケット張りの部分があるが、今回はダッシュボード全体の素材を統一するため、ダッシュ全体を全て同じレザーで張り替えた。コストはかかったが、精神衛生上はこのほうがいいようだ。

協力:tommitz@仙台さん、さとさん、cefi郎さん、サイトウ工業さん、調布自動車サービスセンターさん

感想
特に派手さはないが全く違和感なく仕上がった。ダッシュボードが全く新しくなったことで、年式が数年新しくなったような感じがする。ステアリング基部両側のダッシュの出っ張りがなくなったため、全体としてA31型よりダッシュボードが向こうに引っ込んだ感じ(メーターパネルの位置は変っていない)になり、ステアリング周りのスペースに余裕が生まれた。また出っ張りがなくなった分、エアコン、ハザード、デフォッガースイッチへのアクセスが若干遠くなった。
またフォッグランプスイッチはアンダーダッシュに移設となったため大幅にアクセスが悪くなった。

リニューアル第五弾
○レンズのクリア化
前からフロントのウィンカーとサイドコンビネーションランプのコブの部分のクリア化を考えていたが、GWの前後で部品を入手し、めずらしく自分で取り付けを行った。ウィンカーには自作したイエローのパネルを内側に仕込んだため、通常のクリアレンズとは若干印象が異なっている(はず)。



リニューアル第6弾
○サスペンション再セッティング
第二弾にて特注ビルシュタインを仕込んだわけだが、自分の基準からするとかなりガチガチになってしまっていた。首都高速は走る気が全く起きないぐらいだった。特にフロントのストロークが不足し、縮み側の減衰力が高すぎるのか、道路の継ぎ目をかなりきつく拾い、高速でのレーンチェンジの際はステアリングを切るとほとんどロールせずにいきなり横Gが立ち上がる。山道でGがかかっている時に路面が荒れると結構簡単にリアのグリップを失った。特に道のよくない山奥の温泉に行くには全く適していない。
6月に入って、前回ショックのO/Hを依頼した名古屋のラック愛知に連絡を入れ、車を実際に持ち込み再セッティングをお願いすることとした。6/19に持ち込み、6/26に受け取った。再セッティング内容はショックのO/H+ストロークアップ+減衰力調整+アライメント調整等
結果
まだO/H後の慣らしが済んでいない状態ではあるが・・・・・・
道路の継ぎ目を拾う時のショックが「ビシッ」から「パン」という感じに変り、明らかに柔らかくなった。
・高速でのレーンチェンジの際、ステアリングを切ってからGが立ち上がるまでの間にロールが入るようになり、自然になった。
・一方、高速での安定性は大きく変っていない。
・リアのグリップは上がっていない。

リニューアル第7弾
○ホイール&タイヤ交換
R33typeM純正ホイールとLM702の組み合わせを2年間履いてきたが、若干足元の雰囲気を変えたくなってきた。しかし17ホイールにインチアップするほど気合は入っていないため、あえて16インチにこだわった。ホイールも引き続き日産純正流用にこだわり、当初Y33の16×7Jを考え、タイヤは燃費、乗り心地を考慮し引き続き205/55-16に限定して考えた。結局タイヤサイズを205/55に限定した場合、7Jよりも6.5Jの方が適正と考え、最終的にS15の純正16インチと決めた。タイヤは205/55-16という制限の中で最大限贅沢をしようと考え、高い次元でドライグリップ、ウェットグリップ、乗り心地、静粛性がバランスしているタイヤを選ぼうとした。候補として、ミシュランはPS、PS2、ピレリはRosso、Nero、ダンロップはSP9000を考えた。この中で、評価をいろいろネット上で情報収集し、最終的にP-Zero Rossoに決定した。このタイヤは熱に強く、軽量という特色がある。サイドの赤いレタリングもちょっと素敵だった。足立区の平野タイヤで購入。

○インプレッション

ホイールのオフセットが+5のためかタイヤのためか、明らかにセルフアライニングトルクが小さくなった。また全般的に操舵力が小さくなった。これは通常タイヤのトレッド剛性が低くなることで起こるが、P-ZERO RossoがLM702より剛性が低いとは考えられないため、オフセットのためだと思われる。乗り心地はむしろマイルドになった感じがする。というより道路の継ぎ目でのショックによるタイヤのバネ下での暴れが少なくなったという感じである。これはタイヤがが軽量であることが効いているようだ。これはいつもの道の悪い登りコーナーでリアのグリップが断続的に失われるところで、今までよりリアが追従するようになったことにもつながっているようだ。またスキール音もLM702より少なくなり絶対的なグリップが向上したことがわかる。60〜80km程度でのステアリングの入力に対するGの立ち上がりはむしろLM702よりマイルドな感じがするが、高速域では逆にピタッと決まってくる感じである。静粛性もコンフォート系LM702との違いは感じない。全体として非常に満足している。

リニューアル第8弾
○シートリニューアル
2004年9月の半ばに腰痛(坐骨神経痛)を患った。とにかく車のシートに座ることが苦痛でしかたがなくなった。もともと腰はあまりよくはないのではあるが、今回はきつかった。そのため、以前より興味があった腰痛対応シートを導入することとした。具体的にはRECAROの「オルソペソ」「エルゴメド」である。新品はさすがに高価であるため某オークションを利用した。するとわずか数日で欲しかったエルゴメドの電動タイプが落札できた。早速、近所のAW(RECAROの正規ショップ)にてベースフレームを注文した。10/15の夜に取り付けてもらった。10/16-10/17にかけて約500km走ったが、若干ポジションが高く感じたため、ポジションを低くする加工を10/17の夜AWにてやってもらった。
○インプレッション
着座姿勢を若干変えたことと相まって着座時の腰痛はほぼなくなった。長時間の運転でも疲れ(特に肩凝り)が格段に少なくなった。ホールドがよくなったことで、コーナーでの横Gが苦にならなくなり、結果的にコーナーリングスピードが上がった(芦ノ湖スカイラインで実感)。

Part2
エルゴメドDを装着以来、基本的には満足していたが、やはり段々と欲が出てきた。「リクライニングはやはり電動がいい」とか「ヒーターはともかく、ベンチレーターは夏は気分いいだろうな」とか、装備していない機能が欲しくなった。これは純正シートが電動だったからということもあったと思う。
そこでエルゴメドDの豪華版であるDS-Vを物色することにした。DS-VはエルゴメドDに電動のシートリフター、リクライニングを装備し、シートヒーターとベンチレーターを備えた仕様である。少し間をおいて某オークションで程度がいいという触れ込みのエルゴメドDと同じ色のものをゲットした。(20053月)
早速、交換してみた。感触は同じ。たしかに電動は便利だし、ヒーターは暖かいし、ベンチレーターはスースーする。殆どエルゴメドDとポジションは変わらないはずなのに若干着座位置が高くなったような感じがしたが基本的には満足していた。(エルゴメドDはオークションにて売却した)

Part3
満足していたDS-Vではあったが、究極である「オルソペド」が存在することを知っていたため、それだとどうなのかと興味が出てきた。「オルソペド」の前モデルが比較的安くオークションで出品されていたので、早速落札した。(20056月)
ベースフレームを取り替えなくてはならないのであれば、諦めていたと思うが、Dタイプとは共通とのことだった。

早速取り付けた。確かに感触はいい。しかし今度はシートリフターや座面角度調節機能が充分でなく、ベンチレーターがないことがやはり不満に思えてきた。(この間DS-Vは売却していなかった)

Part4
最終的に、DS-Vに戻すことにし、オルソペドはオークションにて転売した。20057月)

シートはその良し悪しは誰にでも体感できるチューンアップパーツであるということである。手っ取り早く言えば、レカロの導入で、車のグレードが何段階も上がった感じになったといえる。もっと早く導入すべきであったと後悔している。反省としては、短期間で何度も、交換作業を行なったため、作業工賃が高くついたことと、オークションに伴う発送等が面倒だったことがあげられる。

(後日談:売却したオルソペドの電動ランバーサポートのエアが入らないとのクレームがあり、仕方がないので、その修理費用を持つことになった。そもそも落札した金額よりも高い金額で売却できたので、よし!と思っていたが、世の中そうそう甘くはないということか)


リニューアル第9弾
○ETC導入
ETCの普及が進み、各種の割引が登場したことで、そろそろ躊躇していたETCを導入することにした。20057月にOMCETCカードを申込み、機器の選定に入った。当初、本体・アンテナ・スピーカー分離型の三菱製を考えていたが、近所のオートウェーブには在庫がないということで、最終的にPanasonicの本体・アンテナ分離タイプの最新型に落ち着いた。なるべく目立たないように装着したかったため、本体の設置場所は安全を考えセンターコンソール内、アンテナ兼スピーカーはフロントガラス上部、室内ミラーの左横とした。オートウェーブで取り付けを行なった。

スピーカーが小さいため、音声案内の音質はイマイチだが、フロントから聞こえてくるため結構クリアに聞き取れる。これは一体型よりもいいと思う。(ETC導入後すぐETCマイレージへ登録も行なった。便利さという点ではもっと早く導入すべくだったとは思うが、機器の値段、マイレージの開始等、総合的に見て妥当な時期だったと思う。
(2005年7月)

●センターコンソール内の本体          ●室内ミラー取付け部横のアンテナ&スピーカーユニット



リニューアル第10弾
○特注BILSTEINショック再O/H
2005年初秋から、右リアサス付近から音がしだしていた。同時にコーナーで踏ん張りが甘くなり、高速ではピッチングが発生するようになっていた。

これとは別にある晩、路上で結構深い水溜りに突っ込んだところ、その直後から何かを引きずるような音(何かが路面と接触し、擦れている音)がしだし、下を覗いてみたところ、触媒を覆う金属プレートが垂れ下がり、路面と接触していた。早速日産サティオに見てもらったところ、触媒の耐熱版が腐食とショックで垂れ下がったとのこと。その修理に際、リア右のダンパーがオイル漏れを起こしているとの指摘があった。これが上述の音とヘタリ症状の原因だった。たかだか2万キロ強でオイル漏れとは、耐久性が定評のビルシュタインにしてはだらしないと思った。

前回O/Hを依頼したラック愛知の担当者と連絡をとり、最終的に、名古屋に2005/11/29に直接車を持ち込み、その日のうちに修理してもらうことに決めた。折りしも東名高速の集中工事で、断続的な渋滞が結構あるようなので、中央道経由とした。いつになくトラックが非常に多かった。行きと帰りでは安定性が段違いであった。しかし、右だけではなく念のため左もO/Hし、アライメントも調整したため、かなりの出費になってしまった。左もあと少しでオイル漏れを起こすところだった。


リニューアル第11弾
○リモコンドアロック装着
古い車であるため、私のNA31号にはリモコンドアロックがついていない(赤外線式のリモコンドアロックは新車当時オプションで存在はしていた)。今時の車にはほとんど全てついているものなので、機能として古さを感じる部分だった。12月のボーナスを当て込み、情報収集した結果「ドアロッくんV」というベタな名前の汎用品を装着することとした。(参考、Polonovさん)

古い日産車の運転席側にはモーターが入っていないため、オプションでモーターを追加で購入しなければならなかったのが計算外だった。しかし、思ったより遠くから、例えば自宅マンションの階段(50m以上離れている)からでも施錠、開錠できる優れモノである。また、オプションで、施錠・開錠時にハザードが連動して点滅するようにした。施錠中は小さいLEDが点滅し、なんちゃってセキュリティになっている。(2005年12月)

リニューアル第12弾
○スピーカー交換
ステレオはヘッドユニットを交換済みではあるものの、スピーカーはフロントをKenwoodの中古品に交換しただけであった。そろそろスピーカーの交換が必要と考え、機会を窺がっていたが、たまたま近所のオートウェーブで、Kenwood製スピーカーが2割引+3000円引きのキャンペーンを行っていたため、急遽交換することに決めた。それぞれ「価格.com」の最安価格よりも1000〜2000円安く入手できて満足。

フロント:KFC-U4692
2ウェイ2スピーカーシステム
10cm×15cmパールマイカコーンタイプ/
1.9cmハイパーナイルドームツィーター
瞬間最大入力:100W
定格入力:25W
再生周波数特性:40〜70000Hz
能率:91dB
インピーダンス:4Ω

リア:KFC-RT170
17cmPBOファイバープラスPPハイブリッドコーンウーファー/
2.5cmPEIバランスドームツィーター
瞬間最大入力:140W
定格入力:35W
再生周波数特性:25Hz〜30kHz
能率:92dB
インピーダンス:4Ω


音が全体的にレンジが広がり、クリアになった。能率が上がったようだ

感想
・アライメントのせいか、テンションロッドのせいか、若干ハンドルが重くなった。
・さすがに足回りが固くなり、初期ロールが少なくなった。(思ったより固い プリメーラより柔らかいはずなのに・・・・)
・転舵の反応がしっかりしたものになった。
・アーシングの結果、低速トルクが若干増した。
・ほんの少し車高が下がった。
燃費は遂に13.61km/Lを記録した。NA31型としてはトップクラスの燃費でしょう。

メンテナンス・マイナーリニューアル・アクセサリー入手等
・スキーキャリア入手('95)
・スタッドレス用中古アルミホイール(A31,S13用)入手&スタッドレス購入AB RF-1 '95)
・タイヤ交換(Toyo Ceploo→Dunlop LeMan LM601)
・日産純正オプションフロントストラットタワーバー装着('96)
・Loビームのハイワッテージ化('96)
・磁力式省燃費グッズ装着('97)
・マフラー交換('00)
・パワステ制御用コンピューター交換('00)
・タイヤ交換(Dunlop LeMan LM601→Continental Sports Contact) ('01)
・DSP付MD・CD2DINタイプカーステレオ(SONY WX-C900MD)に換装+ロータリーコマンダー装着('01)
・フロントスピーカー(KENWOOD KFC-462)交換('01)
・フロントグリル交換('01)
・リアコンビネーションランプ&ガーニッシュを後期タイプに換装('01)
・自動防眩ルームミラー装着('02)
・PIAA製フィン付ワイパーブレードに交換('02)
・16インチビッグキャリパー対応スペアタイヤ入手('02)
・ダッシュボード交換('03)
・スポーツタイプ純正交換タイプエアクリーナーに換装('03)
・ワイパーレバー交換('03)
・トルマリンパッチをエアクリーナーボックス内に貼り付け('03)
・ワイパーアームを寒冷地用に交換('04)
・寒冷地用ワイパーブレード装着(冬季)('04)
・スキー&スノーボードキャリア入手('04)
・ウィンカーレバー交換

リニューアル(予定)
ゴム類の交換
スタビライザーブッシュ交換
エンジン強化
マフラー交換
標準 リニューアル第一弾 現在 参考:BNR32
フロントローター(径×厚)
280×22 280×30(プレーン) 296×30(スリット入り) 296×32
リアローター(径×厚) 266×16 297×18(プレーン) 297×18(スリット入り) 297×18
フロントキャリパー 1ピストン浮動型 4ピストン対向型(R32) 4ピストン対向型(R33) 4ピストン対向型
リアキャリパー 1ピストン浮動型 2ピストン対向型(R32) 2ピストン対向型(R33) 2ピストン対向型
リニューアル第16弾
○ブレーキキャリパー塗装
○ワイパーブレード交換

昨年リニューアルしたブレーキキャリパーは無塗装であったため、交換したことがはっきりとわからず、地味だった。スタッドレスを夏タイヤに戻すにあたって、足下の雰囲気を変えたくなり、いつもの整備工場に、キャリパーの塗装を依頼した。赤とか金色とか青も考えたが、それだけが目立つのも何なので、ローターのベルハウジング部と同じシルバーとした。色を変えたら大きなキャリパーが結構目立つようになった。

昨冬用のワイパーブレードを夏用に交換する際、夏用ワイパーのゴムが若干劣化していることに気付いた。単にゴムを買ってきて交換すればいいわけだが、何か新製品が出ていないかネットで見ていたところ、ボッシュから、「エアロツイン・マルチ・フラットワイパー」なるものが発売されているとのこと。曰く「ブレード全体がスポイラーフォルムで浮き上がり防止」「金属エレメントがないため、軽量」「かかる圧力が一定」等にさまざまなメリットがあるとのこと。欧州車の多くが装着しているとのことなので、今回、フロントに装着してみることにした。雨の高速走行時には効果があるのだろうが、雨天時、そういったワイパーを装着する必要がある速度で走行すること自体、そもそも奨められないことだと思うのだが。(高速でのワイパー浮きは経験済み) なお、リアは普通にゴムのみ交換。
リニューアル第17弾
○タイヤ交換
約3年、ピレリiのP-ZERO Rossoを履いてきたが、満足いくタイヤだった。しかしほぼ5部山となるとさすがに新品時と同じ性能というわけにはいかない。騒音も増えてきたし、若干直進安定性にかげりが見えてきており、乗り心地も若干悪化したような気がしてきた。基本的に5部山になったら交換するのを旨としているので、今回、ボーナスを当て込み、交換することとした。
さて、今回の候補だが、もう一度Rossoという手もあるが、なにぶん2000年デビューのタイヤである。最新のモデルも十分に検討したうえで決定すべく、もう一度基本に立ち返り、タイヤにどのような性格を求めるのか、整理してみた。
   @高速道路を使った長距離移動が多い。→高速安定性
   A峠道を走ることもしばしば。       →高い剛性と適度なグリップ
   B天候の変化に対応            →ウェット性能重視

ということで、候補は以下の通り。
ブリジストン:POTENZA RE050
ミシュラン: PS2
ピレリ  : P-ZERO Rosso
ダンロップ:SP SPORT MAXX

結果的にミシュラン・ピレリは2004年の交換時の候補と、変わっていない。
全体として「回転方向指定がなく、左右非対称のトレッド」であり、「はっきりしたストレートグルーブ」「センターにはスリック部」「外側でドライグリップ」「内側でウェットグリップ」「センターのサイプ工夫」「コンパウンドにシリカ配合」がトレンドのようだ。必要なスペックを満たそうとすると、方法が似通ってしまうということか。しかし、これらの手法はP-Zero Rossoがパイオニアという気がする。しかも、P-Zero Rossoは「軽量」だ。

結果として、今回は久しぶりにブリジストン(約15年ぶり)のPOTENZA RE050とした。ブリジストンで最高のウェットグリップ等、各スペックが非常に高い次元でバランスしている。値段はちと高いが、50,45や40といった扁平率のタイヤと比べれば、大したことはない。交換は足立区の平野タイヤ。2007年6月製造の出来たて新しいタイヤだった。

インプレッション
直進安定性がいい。バネ下が重い感じががする(P-ZERO Rossoとは明らかに違う)。ノイズはあまり変わらない。P-ZERO Rossoとの比較では一長一短。大まかにいうとどっしりした感じか軽快な感じかの違い。

リニューアル第13弾
○自動防眩&ヒーター付ドアミラーに交換
NA31は、自動防眩ルームミラー&自動防眩ドアミラーが標準である。ところが私のNA31は「寒冷地仕様」であるため、ドアミラーがヒーター付となり、ルームミラーはノーマルであった。ルームミラーだけは後付で中古部品を入手し自動防眩タイプに変更していた。夜、走行すると、ルームミラーは自動防眩式のため反射が少ないものの、ドアミラーがそうではないためサイドが眩しい。自動防眩機能+ヒーターの両方がついたドアミラーなら最高なのだが、設定がないため諦めていた。ところがある時C33ローレルのカタログを眺めていたら、C33には自動防眩機能+ヒーター付ドアミラーの寒冷地仕様が設定されていることを発見した。C33とA31は兄弟車であるため、装着しようと思えばできなくないはずだと考えた。そしてCrystalのかずさんはC33用の自動防眩&ヒーター付ドアミラーをNA31に装着していた(!)。

昨年2005年、かずさんがNA31を降りることになり、その形見分け(?)で、そのドアミラーを2005年12月に譲ってもらった。配線や取付けはディーラーに任せたほうがいいというアドバイスももらったので、近くのディーラーに相談に行った。自動防眩機能の配線が私のNA31にはないため、ルームミラーからの配線は必要ではあるものの、基本的に問題ないことがC33の配線図を見て確認してもらった。譲ってもらったドアミラー本体の色はガンメタだったので、そのまま使うとボディと色がちぐはぐになる。方法としては@ミラー鏡面本体だけを移植、Aドアミラー全体を塗装する、という方法が考えられたが、最終的にAでやることにした。@は作業中鏡面が割れたりする可能性があるし、再組み立てをしても稼動するかどうか不安があったためである。とにかくこれで自動防眩とヒーターの両方の機能がついたドアミラーを装着したNA31となった。ドアミラーの塗装が新しいためボディと色が若干違うのはご愛嬌といったところか。

一方、A31の新型車解説書(1990.8)を眺めていたら、「自動防眩ミラー装着の寒冷地仕様はヒーター付自動防眩ドアミラー付となる」という記載があった。ひょっとしたらカタログにないこの仕様が現存した可能性はある。(そのそも私のNA31にはカタログの仕様にも新型車解説書にもないASCDが付いているが・・・・・)

リニューアル第14弾
○タイミングベルト・ウォーターポンプ・ベルト類交換
○リアバンパー塗装

ベルト類、ウォーターポンプ等は車検時に交換。
ゴールデンウィークの時に、ある駐車場でバックした際、後ろにあった岩にリアバンパーがヒットして若干塗装が痛んでいたため、リアバンパーの塗装を直したが、同時にバンパーの黒モール部分(塗装なし部分)を同色にした。


●リニューアル第15弾
○フロントブレーキキャリパー交換
○前後ディスクローター交換
○前後ブレーキパッド交換

車検時に、整備工場からブレーキパッドの残りが少なくなっているとの指摘を受けた(とはいってもあと1年やそこらは使える)。パッドを交換するなら、同時にディスクローターの交換、併せてフロントのキャリパーを強化することを考えた。キャリパーは日産純正流用ということでR33typeMのものを中古で入手した。作業上、取り付け作業の前にキャリパーをO/Hを行った。パッドは定評ある住友電工(SEI)のSS(ストリート・スペック)を新品で入手、ローターはAP Dixelのスリット入りローターを新品で入手した(フロント径はR32typeM用280mm→R33typeM用296mmに大径化)。これで、R33typeMを凌ぐブレーキ性能を手に入れたといえる。なお、ローターのベルハウジング部は錆を防ぐため、特注でシルバーの耐熱塗装を行った。(いままでは無塗装で錆びるにまかせていた)

リニューアル第18弾
○レーダー探知機買い替え
今まで使っていたのは、その昔の名機 神奈川RD通信機商会のスーパープロテクトV2という機種。レーダー探知機としての感度はいいが、なにせ約20年前の製品。ループコイル式やLHシステムには対応していないので、見知らぬ場所に出かけることも多いため買い替えることにした。

基本的にダッシュボード上に設置するタイプとか、何らかの画像が表示されるタイプは目障りなので、サンバイザーに取り付けられる薄型でシンプルなGPS付のものを物色し、最終的にユピテルのGV-2700とした。

感想
@おしゃべりで、特に外環道などではしゃべりっぱなし。
Aレーダー波の感度は普通
BGPS感度はまあまあ。LHやループコイルの場所は正確にキャッチ。
Cカーロケ機能は田舎ではあまり意味がない場合が多い。
トータルでは、まずまず合格点。
*その後、同等品であるユピテル EXP-V10に交換し、GV-2700はプリメーラUKに移設

リニューアル第19弾
○フロントスピーカー交換
1ヶ月ほど前から、どうもフロントの音量が小さくなってきた。よくよく耳を近づけると、高域のみしか出ておらず、ウーハーが動いていない。左右両方なので、ヘッドユニットを疑い、違うユニットに交換して音出ししてみたが、結果は変わらない。ということはスピーカーが問題。結局、近所のSABで聞くと、4in×6inの楕円形のものはもう在庫がなく、ですぐに用意できるモノということで、あまりお金をかけずに交換した。
フロント:KFC-RS120
2ウェイ2スピーカーシステム
12cm パールマイカ+ダイアモンドアレイPPハイブリットコーン
25mmPEIバランスドドームツィーター
瞬間最大入力:100W
定格入力:23W
再生周波数特性:40〜30000Hz
能率:91dB
インピーダンス:4Ω

リニューアル第20弾
○ステレオヘッドユニット交換
CDやMDをセットすると、ファンの回転音が大きくなってきたこと、MDのピックアップミスが出るようになったことを考慮し、交換することとし、ヤフオクで後継機を物色した。従来のSONYのWX-C900MD自体は気に入っていたので、そのマイナーチェンジバージョンであるWX-C900MDGとした。WX-C900MDのMD関係の弱点が改良されているとのこと。
          
当時の最上位機種 35W×4のハイパワーアンプ内蔵、DSP機能(4パターン)・スペアナ表示機能(13パ ターン)・AMステレオ機能・FM/AMラジオSeek機能(放送局自動選択/放送局自動登録/ラジオ放送局名登録機能)・4Mbit shock resistant memory・タイトル表示(カナ/英数字)スクロール機能付・CDテキスト(英数字8文字)・サブウーファー出力機能・・・etc

○ブロアモーター交換
以前より、エアコンを入れると低回転領域でファンのシャフト付近からの「キュルキュル」音が発生していた。今回、ヤフオクにて中古品を入手し、交換した。(ブロアモーターの交換は都合3回目)
リニューアル第21弾
○フロントスピーカー再交換
2010年末に交換したフロントスピーカーは現行型であるにもかかわらず、音がショボい。高域と低域がそれぞれ今2歩という感じ。
φ12cmということで、大きな期待はしていなかったのだが。
オーディオと同様、カースピーカーも新しいからいいというわけではないらしい。特に前のU4692は高域がよかった。
それはスペック的にも明らか。

(参考)フロント:KFC-U4692のスペック

10cm×15cmパールマイカコーンタイプ/
1.9cmハイパーナイルドームツィーター→これがポイント
瞬間最大入力:100W
定格入力:25W
再生周波数特性:40〜70000Hz→明らかに高域が伸びている

このU4692と同様のツイーターを備えた円形16cmのU1692という形式であえば、U4692の高域とそれを上回る低域が期待できることがわかったため、中古を物色することにした。結局ヤフオクにて中古を入手し、オリジナルスピーカーマウントを撤去し、カナック企画のバッフルボードにマウントする形となった。(A31、C33用のこれはカナック企画の絶版商品)



「KFC-U1692」のスペック

ウーファー:16cmPBOファイバーコーン
ツィーター:1.9cmハイパーナイルドーム
瞬間最大入力:160W
定格入力:40W
再生周波数特性:28Hz〜70kHz

やはり12cmとは違う。高域も低域もよくなった。満足。