GZ10型からNA31型への乗換え

宮城県出身であるにもかかわらず、社会人になるまでスキーをしたことがなかったが、1986年にスキーをやるようになった。札幌に転勤していた1987〜1988年シーズンには札幌近郊のスキー場に自分で車を運転して出かけるようになった。1988年秋、東京に戻ってからは、折りしもスキーブームということもあり、よく友人を誘いスキーツアーに自分の車を使って出かけた。今から考えれば無謀ともいえるが、どこのスキー場へもソアラ+夏タイヤ+ゴムチェーンで行ったのだが、チェーンをつけるたびに「スタッドレス+4WDだったらいいのになァ」と感じるようになった。当時はまだスタッドレスが今より高価であり、GZ10型純正サイズの205/60-15は大きいため結構高価で、アルミホイールとセットだと最低10万円コースだったため、それだったらむしろスキーに行く回数を増やしたかったためスタッドレスは結局買わなかった。また、3人以上で行くときは、やはり4ドアのほうがいいとか、トランクの狭さも不満に思えてきたし、いろいろな欲が出てきた。ソアラが10年10万キロが近づき、ボディにサビも出始めていたため、そろそろ次を考えなければと思い初めたのが1993年初めだった。

具体的なGZ10型ソアラの不満
@室内、特に後席が狭い(2ドアクーペなんだからもともとこういうもの)
Aトランクの高さ(深さ)が足りない(2ドアスペシャリティなんだからこういうもの)
B雪道での走破性の不足(FRなんだからこんなもの)
C高速での余裕の不足(NA2000ccなんだからこんなもの

ソアラを否定してしまうようなことになってしまった。これらのうちCはGZ20型で解決できるがそれ以外はむしろ悪化してしまうことになる。新しい車への要望としては、「大人4人で余裕(スペース、パワー)をもってスキーに行ける4WDセダン」といったところだったと思う。