二台目(1984. 3〜1984.12 )
ニッサン・ブルーバード1800SSS(5M/T)昭和51年型

前の車の車検満了が近づき、同じ頃、友人が大学卒業時に不要になるということで確か3万円で譲ってもらった車。その友人はいとこから譲ってもらい約2年乗っていた。名義変更手続きは初めて自分で行った。初めての日産車で、初めての2ドア車、初めての5速ギア付、初めてのエアコン付と初めてづくしの車だった。車検残がある間乗っていた。

車自体はブルーバードの「810」と呼ばれた型である。排気ガス規制の真っ只中に発売されたのがこの型。51年規制のNAPSという低公害システムのため、エンジンのレスポンスが悪く全く力がなかった。また磨り減ったミシュランZXの乗り心地はよくなかったが、これは若干車高を落としていたことが関係していたようだ。サスペンションは4輪独立で、足回りのレベルは前の車よりも飛躍的に向上した(つまり、簡単にリアタイヤのグリップが失われなくなったということ)。さすがに室内は広く、エアコンがついていて快適であったし、装備は充実していた。天井の内張りは譲られた時には既に落ちてきていた。今は亡きポルシェタイプの5速M/Tだった。燃費は通常9〜10km/L程度で、高速を走ってもあまり伸びなかった。
 
→スペック

画像はカタログより。