2003.june-ダニーと紺碧の海ー

6月7日、ふたり芝居「ダニ−と紺碧の海」が終わりました。足を運んで下さった方本当にありがとうございました。また遠方より観にきて下さった方本当に感謝しております。
そしてメールでの御意見、御感想もありがたく思っております。
一回限りの一発勝負の舞台はなんとか心残りなく終える事が出来たと感じています。私も相手役の街田しおんさんも全ての稽古を通しても一番の出来を本番に持ってこれたのではないかと思います。御覧になった方はいろいろな見方、感じ方は当然あるとは思いますが、演じる側としては今そのような心境です。一回だけの公演で自分自身ダメだったとか感じてしまったらそれこそ1ヶ月の稽古がなんだったんだろうかとかなり後悔するはめになったでしょうから、自分の中ではひとまず成功と言う事で結論付ける事にしときます。
今回は前にも書いたとおり4組のキャストで同じものを演じるという事でした。当初お互いの稽古は見ないように皆していたようですが、結局6月に入ってからは見ざるをえない状況となりました。今まで避けていたのですがこれが観てみると結構おもしろいのなんのって。演出家は同じであるので所々の動きは同じであったりすのですが、そうではない所つまり自分達と違った演技をするのがおもしろい。当たり前といえば当たり前ですが、自分と違う反応をしたり違う解釈をして演技をするのを観てるのがかなり新鮮でしたね。ひと組観てしまったら、他のも観たくなって結局他の3組も存分に観させていただきました。いろんな意味で結構勉強になりましたし、楽しませてもいただきました。
だからこの芝居はきっと4回とはいわないけどせめて2回違う組を観るとより面白さがわかったのではないかなと思います。複数回の共通チケットを用意してもよかったかも。また再演があればそれもいいでしょうね。いや再演は計画してるらしいけどね。

そういえば劇中、街田さん演じるロバータに最初にビンタされるシーンがあるんだけど、その時当たり所が悪くて、左目に火花が飛んで、鼻血も出そうな勢いだったな。台詞でも言ったんだけど、あれは本当に効いたぜ!
まぁでもふたり芝居でいろいろ大変でしたけど今思うと楽しかったですね、本番はもちろん、稽古もね。それが一番。いい仕事だったとしておきましょう。
皆さん、また観に来て下さい。よろしくお願いします。
画像が汚くてすいません。きれいなのが入手出来次第差し替えますが…。
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december.
-friend-
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2003